今回は我が家で使用しているインテリアの中で、ダイニングテーブルやソファ、テレビボードなど、大型家具を中心に、メーカーや購入先を簡単なレビューと合わせてご紹介していきたいと思います。
この記事を書いている私は、デザイナー歴20年。アートディレクターとしてデザイン業界で働きながら、ライフスタイルブログ「LIVINGSKAPE-リビングスケープ-」、その他にもお金のブログ「MONEYDOSCOPE-マネードスコープ-」や子育てブログ「dotmomdad-ドットマムダッド-」を運営。Instagramのインテリアアカウントは現在フォロワー10万人。インテリアコーディネートやライフスタイルに役立つ情報を発信しています。
【ソファ】IKEAのNOCKEBY/ノッケビー
このソファはノッケビーという2018年に購入したモデルですが、2019年の初めに販売を終了してしまいました。もう売っていないソファの良さを語っても仕方ないのでIKEAのソファ全体に良さについてですが、まず座面の広いソファが多いこと。
日本のソファは座面が狭いものが多いのですが、IKEAは座面が広めなモデルも多く、座り易いのが気に入っているところです。
次に耐久性の面。なんかすぐへたったり、壊れたりしちゃうのかなとはじめの頃は思っていたのですが、全くそんなことはなく、このソファもヘタリもなく今もかなり綺麗を保っています。ファブリック系ソファはやっぱり日に日に汚れてきたり、汗染みが出来たり、全体的に色がくすんできますが、IKEAのソファはカバーを丸洗いできます。
丸洗いする際はバスタブにカバーを入れてオキシ漬けにしてしっかり漂白してから洗濯機で仕上げて部屋干しして乾かします。ソファはそんなに頻繁に買い換えるものではないので、ちゃんと洗濯していつも綺麗な状態を保てる、というのもIKEAソファの魅力だと思います。
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実はノッケビーはもう販売していないのですが、似ているモデルでカルルスタードというものがあります。私もノッケビーの前に使っていました。ミックスグレーのテクスチャーがとても好みなソファです。入れ替えの激しいIKEAでまだ販売しているということは人気モデルなのでしょう。
以前使っていたおすすめIKEAソファはこちら
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【ローテーブル】IDEEのFRAME TABLE White Oak Top/フレームテーブル
このローテーブルはIDEEで販売している「フレームテーブル」。価格は約11万円。結構お高めです。天板はホワイトオークのオイルフィニッシュ。アイアンフレームなので重量が結構あります。幅が1200もあるので二人並んでる食事も摂れます。
天板の色は個体差が結構あるようで、私の場合は店舗で見たものよりも濃い色でした。天板の色の指定はできないようでした。無骨なアイアン素材を細く使うことで、重くなり過ぎず華奢な印象になっていてデザイン的にとても気に入っています。一目惚れでしたが、価格がネックで2年くらい悩んでそれでも欲しかったので購入しました。
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【テレビボード】大川家具のGODテレビボード[ライトオーク]
このテレビボードは楽天で45000円位で購入しました。カラーはライトオーク。一般的なライトオークよりも少しウォルナット寄りというか、赤みが強いです。サイズが幅210cmもあり、それでこの価格はかなりお値打ち。幅が180cm程度であればかなり多くの選択肢があるのですが、2m越えとなるとなかなかありません。価格もさることながらここまで幅の広いテレビボード自体が少ないのです。
私の場合、置く場所に最適なサイズを割り出してから家具を探すので、その時点でかなり絞り込めます。そこから材質や価格、使いやすさなど、総合的に見て判断するので、このサイズでこれ以上のものは2年前当時にはありませんでした。
このテレビボードはプリント化粧合板と呼ばれる本物の木ではなく木の模様がプリントされた言わばフェイクです。ただし、一目じゃ分かりません。テレビボードってキャビネットなどと違ってそんなに近づく家具でもないので、本当に殆ど気づきません。(ただすごい近くによって顔を近づければ流石にプリントされてる感じは分かります。)収納力もあり、ボード裏の配線もとてもやり易いし、プレーヤーやゲーム機の収納もしっかり考えられている、とても使いやすいテレビボードです。
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【キャビネット】unicoのSIGNE/シグネキャビネット
ソファの後ろのキャビネットはunicoのシグネシリーズ。置けるサイズが限られていたのでサイズを先に決めてから探して見つけました。unicoはデザインと価格のバランスがとてもいいのでいつも最終的にunicoを選ぶことが多いです。
真ん中に引き出しが4つ。左右の収納が引き戸という所が使いやすい!狭い場所の場合、手前に開く扉よりも引き戸の方がアクセスしやすくものが取り出しやすいので使いやすいです。
【オープンシェルフ】IKEAのINDUSTRIELL/インドゥストリエル コレクション
インテリアを楽しめるコーナーとして置いているオープンシェルフ。IKEAで購入したものですが、このコレクションはもう販売していないようです。もともと見せる収納は好きではありませんが、敢えて自分の好きなものを並べる棚は見えるようにオープルシェルフにしています。こういう場所があると、インテリアショップで素敵なものに出会ったとき、「これは使わないし置く場所ないから買わなくていいや」とならずに、家に迎えることができます。
そういう自分がワクワクするような場所が家の中にひとつあると、もっと部屋作りやインテリアをより楽しめると思います。
【ダイニングテーブル】Knot Dining tableOak/ノットダイニングテーブル
目黒にあるkarfというインテリアショップで購入したKnot Dining tableというシリーズ。アイアンを使って無骨なデザインなのに限りなく直線的なシルエットでシャープな印象にまとまってる所が好みです。天板はオーク材のオイル仕上げ。節ありの木を使っているのも好きなところ。
天板の木材はオイル仕上げなので、やっぱり輪ジミはよく作ってしまいますがオイルでメンテナンスしてあげればそれほど目立たなくなります。
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【ダイニングチェア】ジェネリックのセブンチェアとイームズチェア
我が家ではダイニングチェアは2脚ずつデザインを変えています。正直「全部同じ寄り2脚ずつ変えた方がインテリア的に素敵だろう」と思ってした訳ではなく、お試し的な意味合いが大きかったです。多分ダイニングチェアをこれから選ぶ人もどのダイニングチェアにするかの前にこの問題にぶつかると思います。
●4脚すべて同じものがいいか
●2脚づつデザインを変えるか
●すべてバラバラにするか
●2脚を普通の椅子、もう一方はベンチにするか
私もここに思いっきり悩んだ口でして、最終的に2脚ずつデザインを変えたのは、どっちがいいか悩んだ末に最終的に悩んだ2つとも買ってみたというテスト的な判断でした笑
でも2脚づつ違うのも空間に遊びが出て面白いなぁと意外な発見もありました。品質はリプロダクトで価格も安いのにかなりしっかりした作り!自信を持っておすすめできるデザインチェアです。
【全身鏡】Q-STYLEのオールドチークフレームミラー
この鏡、とてもいいのです。とにかく大きいし木の質感が自然で、我が家の家具は綺麗な木目のオーク材が多いので、ワイルドな木目のオールドチーク無垢材が部屋の強いアクセントになっています。
また、窓側を向けて置いてあるので鏡の方を見ても窓の明るさを反射して空間を明るく見せると同時に部屋を広く見せてくれる効果もあります。
【キッチンボード】uninoのFREDIT/フレディット キッチンボード
食器棚として使っているのは、unicoのフレディットというシリーズで2018年に購入したものです。我が家の場合、キッチンの裏にパントリーへの入り口があるので、キッチン背面をすべてキッチンボードにして、幅一杯に飾り棚を作って色々飾りたかったのですがそれが叶わず。それでも少しでも飾り棚が欲しくてこのフレディットというシリーズの上部がオープン棚になっているタイプを購入しました。
小さなスペースですが、自分が気に入っている食器や鍋など、飾って楽しんでいます。ハサミポーセリンのスタックして飾っていますが飾りつつもよく使うのでオープン棚が取り出しやすくてとても便利。収納スペースも結構ちゃんとあって機能性もあるので気に入っています。価格は確か7万円くらいだったと思います。
ただ、unicoにこのフレディットというシリーズは、まだ残っているのですが、上部がオープン棚になってるタイプはもう売り切れてしまって増産もないようです。オンラインストアでは上部に扉棚がついてるタイプやカップボード、カウンターは販売していてこれもとても素敵なのでリンクを貼っておきます。
【パントリー収納】IKEAのEKET/エーケトシリーズ
パントリーにはIKEAのエーケトを使って自分の収納計画に沿った組み合わせに。いろんな形の形状があるので収納スペースに合わせて色々組み合わせられるのでおすすめ。一番左の縦長が掃除道具系。その隣がミキサーや保存容器などキッチン関係のグッズ収納。右の上2段はグラス類とお皿を。最後右下の両開き扉は圧力鍋やグラタン皿など大きめの調理器具と背の高いワイングラスなどを入れています。
家にどういう物があってどの位スペースが必要かを考えて計画的に購入して作ったので満足しています。
【ベッドフレーム】無印良品のベッドフレーム・スモール・オーク
ベッドは無印良品のものがおすすめです。我が家では、無印のスモールサイズのベッドフレームを2台並べてクイーンサイズとして使用しています。ヘッドボードはオプションになりますが、つけた方がデザイン的に決まります。フレームがスノコのようになっているのでマットレスが蒸れにくいので衛生的。ベッド自体も軽いので移動も楽です。ちなみに脚の長さは20cmを選びました。
【マットレス】コアラマットレスのクイーンサイズ
コアラマットレスは日本人にぴったりの硬さを追求してカスタマイズされたようで、柔らか過ぎず、固過ぎず、私にも丁度いい感じ。中でも私が一番気に入っている所は、カバーを外して丸洗い出来るところ!!今までマットレスプロテクターを付けていたのですが、カバー自体が丸ごと洗える方が清潔だし、もしプロテクターを越えてしまった汚れも
丸ごと洗えるなら安心して使えます。実店舗が無いから試し寝が出来ないと思ったら120日トライアル期間付きだからもし合わなかったら返品できるし、10年間も保証が付いてるから安心して長く使用できます。
詳しい紹介記事はこちら
【壁面収納システム】string/ストリング
ずっと設置したいと思って、2年越しにようやく設置したストリングシェルフ。背の高い家具を置いてしまうと部屋に圧迫感が出てしまうし、地震が起きた時の転倒も怖い。けどこのストリングシェルフは石膏ボードにも固定できて、アレンジも自由自在。棚位置もかなり細かく決められるのと、もう昔からある歴史のあるインテリアだけに廃盤もないから長く付き合っていく家具としてとても安心です。
フレームを黒にするか、白にするかとても悩んだのですが、壁面設置した際の黒の圧迫感を避けて白を選んで大正解!浮遊感と抜け感のあるとても素敵なディスプレイ棚になりました。
【デスク】LOWYAのニアノーラックスデスク
とてもシンプルなデザインのデスク。このデスクのいいところは「奥行き」。奥行きが70cmもあるのでデスクトップPC、キーボードを置いてもなお、手元にA4サイズの書類を置けるほど奥行きがあります。そして個人的に気に入っているのは「背板」。背板があるのでモニターから垂れるコードが手前側からは一切見えないので、生活感が出てしまう配線のごちゃごちゃが見えません。
この大きさで1万円弱。天然木や突き板ではなく、プリント合板といわれる、木目をプリントしたフェイクですが、かなり精巧に作られているので安っぽさはありません。とても使いやすく、リーズナブルなデスクです。
【システムチェア】Ergohuman/エルゴヒューマン EH-HAM-HB KM-11 BK
書斎で使用している椅子はエルゴヒューマンベーシック。あの有名なアーロンチェアは私も知っていたのですがこのエルゴヒューマンは全く名前すら聞いたことのない椅子でした。そんな中で見つけたこのエルゴヒューマン。まずは価格が8万円となんとか買えそうな金額!そして何より座りやすい!私の中ではアーロンチェアを超えました。何よりもいいのが「ヘッドレスト標準装備」。アーロンチェアには付いていません。これが有るのと無いのとでは疲れ方が全く変わります。また、調整できる箇所が多いので、自分好みの座り心地に調整できます。
購入の一番の決め手は「アーロンチェア並みに座りやすいのに価格がアーロンチェアの約半額!」。かなりおすすめの椅子です。
最後に
今回は、我が家で使用しているインテリアの中で、大型家具を中心にご紹介いたしましたが、いかがだったでしょうか。もう既に販売が終わってしまったものも多いのですが、現在もオンライン通販や店舗で購入できるものもありますので、参考になれば嬉しいです。最後までお読みいただきありがとうございました。
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