【リノベーション体験記】Vol.1 なぜ中古マンションリノベーションを選んだのか

家を選んでいる手

我が家は2018年に購入した築45年過ぎの中古マンションをリノベーションして暮らしています。家を購入するかどうかを悩んでいる時に必ず立ちはだかる問題といえば…

  • 賃貸のままでいくか購入するか
  • 買うなら戸建てかマンションか
  • マンションなら新築か中古か

私もとても悩みました。きっと今この問題に悩まれている方も多いと思います。今回はなぜ私が一戸建てや新築マンションではなく、中古マンションリノベーションを選択したのかをまとめてみました。これから家探しをはじめる方の参考になると嬉しいです。

この記事はこんな人におすすめ
●これから家探しを始めようと思っている
●賃貸暮らしを続ける事を不安に思っている
●中古マンションリノベを検討している

本ブログ「LIVINGSKAPE」について

この記事を書いている私は、デザイナー歴20年。アートディレクターとしてデザイン業界で働きながら、ライフスタイルブログ「LIVINGSKAPE-リビングスケープ-」を運営。Instagramのインテリアアカウント(@jk___decor)は現在フォロワー10万人。インテリアコーディネートやライフスタイルに加え、最近では育児関連の情報も発信しています。また、当サイトではアフィリエイト広告を利用しています。

なぜ賃貸ではなく購入しようと思ったのか

いつか家を買いたいという漠然とした想い

私は一人暮らしを始めてから約10年間、ずっと賃貸マンションに暮らしていました。24歳から一人暮らしを初めて家を購入した36歳までの間に引っ越しをした回数は4回。就職、転職や結婚を機に、ライフスタイルの変化や必要なスペースが変わるため、その都度引越しを繰り返してきましたが、頭の中には「いつか家を買わないとなぁ」という漠然とした想いはありました。

転機は結婚4年目を過ぎた頃

その頃住んでいた賃貸マンションは間取り1LDK(47平米位)。前からインテリアには少し興味があったのですが、この頃から仕事もインテリアに若干関わってくる内容に変化しつつあり、自宅のインテリアにも興味が湧いてきた頃でした。ただ賃貸の場合、自宅の空間やサイズに合わせた家具を購入しても、引っ越し先ではサイズが合わなくなり、無理して使うか買い換えることになってしまい、こだわりきれない感じがありました。

引っ越しをする度に掛かる費用もバカにならない

引っ越しをする度に冷蔵庫が収まらない、食器棚が置けないなど不都合が生じ、収納計画を見直したり、家具家電を買い替えたり。そういった余計な費用と引っ越し代を合わせると、70-80万近く掛かり、本当に無駄なことをしている気がしてきました

設備面でも賃貸マンションでは限界がある

高級な新築賃貸マンションなら別ですが、一般的な賃貸マンションで最新の設備が入っているところはほぼありません。特に水回りであるキッチンやお風呂、トイレは、グレードの一番低い機種が入っている印象で、ビルトイン食洗機なんてもちろん付いていないし、シンクの蛇口が伸びるシャワー付き水栓なんてことはまずありません。古い設備の賃貸マンションに高い家賃を払って住み続けることに疑問を感じ始めて、この頃から具体的に自宅購入に向けて考え始めました。

なぜ一戸建てではなく、分譲マンションを選んだのか

街路樹

どうしても住みたい街があった

24歳で一人暮らしを始めてからずっと憧れていた住みたい街があり、でもそこは家賃相場がとても高いので住めず、妥協して同じ沿線の他の駅に住んでいました。その後も同じ沿線で引っ越しを繰り返していたのですが、家を買いたいと思った時にまず最初に頭に浮かんだのがこの街でした。

でもこの街で一戸建ては高すぎて無理!

もし希望する駅から10分以内で土地を買って、家を建てたとしたら多分2億は下らないと思うので、そもそも一戸建てを買うなんてことは無理でした笑。それよりもまず空いてる土地あるのかな……。

防犯、陽当たりの面でも戸建てよりもマンション派

また、戸建ての場合、1階は道路に面している訳で、防犯面で少し不安に感じてしまいました。多分私が人生の中で戸建てに住んでた期間が短く、殆どがアパート、マンション暮らしだったことも影響していると思います。また、陽当たりをいつも重視して物件を選んでいるため、マンションの高層階の方が優位だと思い、総合的に判断しても、私の場合は分譲マンションが性に合っていると思ったのです

新築マンションではなく、中古マンションを選んだワケ

家と電卓とお金

都心の一等地に新築を買える予算がない

私の購入予算上、新築戸建てと同様に、この街で希望条件に見合った新築マンションを買える予算がそもそもありませんでした。買えたとしても希望よりも狭くなってしまうのは嫌でした。

日本特有の部屋数を多く取る間取りに不満

これが一番の理由かもしれません。部屋数にアドバンテージを持つ日本の考え方が反映されているのかもしれませんが、既成の新築マンションは全ての部屋が細かく区切られ、3LDKや4LDKになっている閉鎖的な間取りに魅力を感じませんでした。部屋数は少なくても、リビングだけは20畳以上ある家に住みたかったので、既成の新築マンションや築浅のマンションではそんな間取りはあまりありません。お金があればそれも叶うかもしれませんが、予算の範囲内で希望に見合う間取りのマンションは見つかりませんでした。

いい立地には既にマンションが建ってる

都内の人気エリアに新築マンションが建つ土地というのは、言い方を選ばなければ「残り物」の土地です。もう既に立地のいい場所にはマンションや戸建てが建ってしまっています。土地というのは早い者勝ちなので、今新築が建つ場所は残った土地か建て直しかのどちらか。ならばいい立地に建っている中古マンションを購入して自分の思い通りの間取りに変えるのが一番いい!という答えに行き着きました。

中古マンションリノベーションで叶えたいこと

リノベーション工事

リビングをとにかく広くしたい!

部屋数は少なくてもいい。とにかく広いリビングが欲しい。一番に叶えたい理想はこれです。ほとんどの時間をリビングで過ごすのだからリビングを一番広く、他の部屋は小さくていいのです。ベッドルームなんて寝られれば良し。賃貸では出来なかった広いリビングルームの実現が中古マンションリノベーションをする一番の目的でした。

家族全員が同じ空間にいられる家

この理想は私が子供の頃の記憶に由縁してるのかもしれません。私の家族はみんなリビングに集まっていました。父も母も妹も自室にこもらずにみんな当たり前にリビングに集まり、テレビを見たり話をしたり。それぞれが全く別のことをしていても、みんな自然に同じ空間にいる。私が高校生になってからも変わりませんでした。私の中ではこれが普通であって、理想の家。だから購入するなら、絶対にこの理想を実現できる家を選びたいと思い、家族が集まれる広いリビングを実現できる中古マンションリノベーションを選びました。

最後に

ここから、この理想を実現するための中古マンション探しが始まりました。このブログでは物件探し、購入、リノベーションに至るまで細かくシリーズ化して記事にしていきたいと思います。「【リノベーション体験記】Vol.1 なぜ中古マンションリノベーションを選んだのか」は以上になります。最後までお読みいただきありがとうございました。

次回は「【リノベーション体験記】Vol.2 私が理想の中古マンションに出会えた3つの要因」についてご紹介したいと思います。

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この記事を書いた人

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JK DECOR

TOKYO | DESIGNER | ART DIRECTOR
インテリア好きのグラフィックデザイナー。Instagramフォロワー10万人。夫婦と娘の3人家族、40年越えの築中古マンションをリノベーションして暮らしています。家具、家電、食器、雑貨、収納など、好きなものを気ままに綴ります。オリジナルのアートポスターをデザインしてオンラインストア「MONOKHROME」にて販売中。下のウェブサイトボタンよりアクセスください。

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