【リノベーション体験記】Vol.2 私が理想の中古マンションに出会えた3つの要因

キッチンからの景色

我が家は築40年超えの中古マンションをリノベーションして暮らしています。前回は私が戸建てや新築マンションではなく、中古マンションリノベーションを選んだ理由についてご紹介しました。

今回は私が家探しの時、これからお話することをしなければ、今の家を見つけることも、そもそも家を購入するという決断もできなかったかもしれないと思える3つの要因があることに気づきました。その時はそんなに重要とは思っていなかったのですが、今思い返すと凄く大切な要因だったので丁寧にまとめてみました。ぜひこれから家探しをはじめる方にお読みいただけると嬉しいです。

この記事はこんな人におすすめ
●これから中古マンションを探す予定
●中古マンションリノベを検討している

●今年中に絶対家を買いたいと思っている

本ブログ「LIVINGSKAPE」について

この記事を書いている私は、デザイナー歴20年。アートディレクターとしてデザイン業界で働きながら、ライフスタイルブログ「LIVINGSKAPE-リビングスケープ-」を運営。Instagramのインテリアアカウント(@jk___decor)は現在フォロワー10万人。インテリアコーディネートやライフスタイルに加え、最近では育児関連の情報も発信しています。また、当サイトではアフィリエイト広告を利用しています。

1.信頼できる不動産仲介会社の担当者さんに出会えた

不動産担当者さん

物件購入からリノベーションに至る方法には色々なパターンがあると思います。例えば……

  1. リノベーション会社で中古マンションを購入して同じ会社で施工してもらう
  2. 不動産仲介会社で中古マンションを購入して、リノベーションはその不動産会社提携の会社で施工するか、全く別のリノベ会社に依頼する

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私の場合は結果的に②だったのですが、良かったのは「信頼できる担当者さんに出会うことができた」ということです。

家探しは担当者さん次第で結果が変わる

物件探しは、どこの不動産会社で、というよりも不動産会社の担当者さんの経験や熱意に左右される部分が大きいと思います。評判のいい会社でも、担当者の方次第で口コミが全然違うケースをよく見掛けます。会社で選ぶのも重要ですが、出回っている物件はどの不動産会社でも大抵の場合は紹介できます。それよりも私たちがリクエストする要望をヒアリングして、希望の物件をサーチする力があるか、売主との交渉力があるか、事前準備や内見を回るルート、細かな手配をしっかり行えるかで、いい物件を購入出来るか、リノベーションが上手くいくかが変わってきます。

最近家を買った人に紹介してもらうのが一番

もし近くで既に家を購入している友人や知人がいたら、その方に話を聞いて、良さそうであれば同じ担当者の方を紹介してもらう、というのが一番確実だと思います。ネット上のレビューや評価は、今や企業がある程度操作出来てしまう時代です。一番大きな買い物をする時の判断材料にするのは少し不安なので、自分が信頼のできる人が家を買った時に、お世話になった担当者さんを紹介してもらうというのが一番安心だと思います。紹介された担当者の方も、モチベーション高く頑張ってくれるはずです

2.希望条件を決め込んでいた

家探しの条件リスト

希望条件が定まれば予め物件をふるいに掛けられる

これもとても大切で、予算を含めた希望条件を自分たちの中でしっかり固めておくことがとても重要です。希望条件が固まれば、物件を予めふるいに掛けることができ、希望に近い条件の物件のみ内見して回ることができます。この希望条件が定まっていないと、予め絞り込めずに沢山の物件を見て周ることになり、余計な時間も掛かり、段々と疲れて「まだ賃貸でいいか」と先延ばしになってしまいます。

重要な判断のときに悩まなくなる

まずはエリアはどこにするか、予算はいくらか、駅から徒歩何分までの範囲にするか、新耐震、旧耐震はどうするか、陽当たり、間取り、階数、などなど、希望できる条件は山ほどあります。この中で優先順位を付けて、取捨選択していくのです。希望条件がすべて当てはまる物件は多分ありません。必ず何かを捨てて何かを取る、という重要な判断に迫られる時がきます。その時にしっかり条件を決め込んでおけばスムーズに決断できると思います。

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私の条件の優先順位は簡単に書けば①エリア(かなり限定的) ②間取り ③日当たりです。本当はもっと細かくありますが、この辺りはまた別の記事でお話しますが、例えば小さなものでは「フローリングの色」は絶対にナチュラルブラウン!と決めていました。リノベ前中古物件であれば気にしませんが、リノベ済みで販売されている物件を内見した際は、入った瞬間にフローリングをチェック。ブラウンの時点で「ここはナシ!」と即内見を切り上げ次の物件へ行きました。こういう細かいことでもすぐに判断できれば時間を有効に使えるので無駄に時間が掛からず一日に何件も回ることができたのも良かったと思います。

3.探し始めて1カ月以内で決めた

スケジュール調整

1ヶ月で決まらないとほとんどの人が諦める

これは担当者さんが教えてくれたのですが、家探しは1ヶ月以内に希望の物件が見つからない場合、とても長期間になるか、家探しに疲れてやめてしまうかのどちらかになるケースが多いそうです。確かに物件を探すのはすごいエネルギーが要りますし、人生で一番大きな買い物をするために、繰り返し色んな判断を迫られます。また自分自身の金銭的な現実を直視しつつ、折り合いの付くところを見つける非常に辛い作業もあり、楽しいだけではない瞬間も沢山あります。この状況が2ヶ月3ヶ月と続くのは確かにかなり大変だと思います。「家探しを始めたら1ヶ月で絶対決める!」と初めからトップギアで頑張る方が、最後まで一気に駆け抜けられるはずです。

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実はこの家を購入する2年前にも家探しをしていた時期がありました。ダラダラ2〜3ヶ月位探した結果いい物件が見つからず、「まだ賃貸でいいか!」と諦めて賃貸に一度引っ越した経験があったので、担当者さんにこの話を聞いた時、「11月末までの1ヶ月で絶対決める!」と夫婦で誓って家探しを始めました。

実際、1ヶ月間どのようなスケジュールで物件を回ったのかは後日記事にいたします。

長い期間、家を探しをした方がいい物件に出会えるという訳じゃない

長い期間探した方がいい物件に出会える、と思うことも一理あります。たしかに確率的にはあり得るかもしれません。ただ、実際に体験してみて断言できるのは、間違いなくそんなに長く気持ちを保ち続けるのは難しいということ。だんだん家探しの気持ちも冷めてきて、きっといい物件が出てきても、その情報を確実にキャッチできるかなんて分かりません。それなら1ヶ月間集中して、物件情報に高い感度でセンサーを張り続けた方がきっといい物件に出会えると思います。

時間があると「もっといい物件が…」と次を期待して決断できなくなる

家探しの期限がないと「きっと次はもっといい物件が出てくるかも」と先に期待をしてしまって一向に決断できない、という状態になりかねません。家探しには妥協も大切です。その妥協を避けて次に期待して決断しないことを繰り返していれば、どんどん時間だけが過ぎてしまうだけ。自分自身を追い込んで、正確な判断をしていくためにも期間を定めるというのは、家探しにおいてとても大切だと思います。

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私の場合、今のマンションが3週目の内見の最後だったのですが、もし1ヶ月で決めよう!という気持ちがなかったら「もっといい物件が出てくるかもしれない…」と期待してしまって決められなかったかもしれません。1ヶ月でなくてもいいかもしれませんが、自分の中でタイムリミットを持っておいた方が集中力を維持できると思います。そうすればいい物件に出会える確率も高くなるはずです!

最後に

いかがだったでしょうか?家探しには思った以上に気力と体力を使います。いい物件、理想に近い家に出会うための家探しは短期勝負です。途中で諦めてしまうことのないように、①いい担当者さんを見つける②希望条件をしっかり決める③期間を定める、この3つで私は理想の家に出会うことができました。これから家探しをする方の参考になれば嬉しいです。

次回は「【リノベーション体験記】Vol.3 たった1ヶ月で中古マンションを購入!実際のスケジュールをご紹介します」をお届けします。最後までお読みいただきありがとうございました。

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JK DECOR

TOKYO | DESIGNER | ART DIRECTOR
インテリア好きのグラフィックデザイナー。Instagramフォロワー10万人。夫婦と娘の3人家族、40年越えの築中古マンションをリノベーションして暮らしています。家具、家電、食器、雑貨、収納など、好きなものを気ままに綴ります。オリジナルのアートポスターをデザインしてオンラインストア「MONOKHROME」にて販売中。下のウェブサイトボタンよりアクセスください。

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