【初心者向け】育てやすいおしゃれな観葉植物5選!私の経験をもとに自信を持っておすすめする5種類と購入場所をご紹介!

30代前半のころに住んでいた家の一部です(ここ以外にもたくさんありました)。

観葉植物を育てるようになってもう20年近く。多分30種類以上の観葉植物を育ててきました。でも今その中で残っているのはたったの5種類です。水やりのペースや日当たりなど、あらゆる条件でふるいに掛けられ、最終的に育てやすい品種だけが残りました。特に日当たりのすごい良い家に住んでいる訳でも、日の全く当たらない場所でもなく、一般的な住宅環境だと思うのですが、やっぱり合わないものは枯れ、合うものは放っておいても丈夫に育ちます。今回は私が今まで育ててきた中で育てやすいと思う、というより現在も育てている5種類の観葉植物についてご紹介していきたいと思います。

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この記事を書いている私は、デザイナー歴20年。アートディレクターとしてデザイン業界で働きながら、ライフスタイルブログ「LIVINGSKAPE-リビングスケープ-」を運営。Instagramのインテリアアカウント(@jk___decor)は現在フォロワー10万人。インテリアコーディネートやライフスタイルに加え、最近では育児関連の情報も発信しています。また、当サイトではアフィリエイト広告を利用しています。

大切なのは「生命力」と「葉っぱの大きさ」

「育てやすい観葉植物」をまとめた記事には、大抵「耐陰性が強い」という基準で評価されることが多いです。耐陰性とは日当たりが悪くても耐えられる、ということですが、こんなのは当たり前です。家の中で育てる品種ですから大抵の観葉植物には耐陰性があります。もうこれは大前提としてあるので、ここは今回敢えて書きません。私がそれよりも重要視しているのが「生命力」と「葉っぱの大きさ」です。

「生命力」が高い品種はそう簡単に枯れません

何で判断しているかというと、「水切れ」した時に葉がふにゃふにゃなってあからさまに元気がなくなっても、水をあげると嘘のように復活したり、葉っぱをリフレッシュさせるために丸坊主(葉っぱを全部刈り取ること)にしても外に出しておけばあっという間に綺麗な葉っぱが生え揃ったり、こういうのを私は「生命力が強い」と感じています。今回紹介する5種類はこういう点で生命力がとても強いものばかりです。

「葉っぱの大きさ」が重要な理由とは?

意外と見逃しがちなのですが、植物は季節の変わり目や環境の変化で良く葉を落とします。この時に、細かい葉っぱの植物だと掃除が大変!特に棚の上とかに置いている場合、棚の裏に落ちてしまったりすると掃除も出来ません。エバーフレッシュやアスパラは葉が細くてすごく可愛いし、インテリア性も高いので人気の品種ですが、葉が散った時に掃除するのが大変なんです。今回ご紹介する5種類は、葉っぱが大きいか、葉っぱをあまり落とさない品種なので、日々の掃除がとてもラクなので、室内で育てる観葉植物としてはとても優秀だと思います。そんな2つの大切な要素を兼ね備えた育てやすい品種5種類をご紹介します。

おすすめ観葉植物1:曲木仕上げでインテリア性が高い「シェフレラ」

部屋に飾る観葉植物でいつもおすすめするのは我が家にも飾ってある「シェフレラ」です。室内用の観葉植物を選ぶ上でシェフレラがおすすめな理由は、まずシェフレラは耐陰性を含めトップクラスの丈夫さを誇る植物です。室内の日当たりがそこまで良くない場所でも比較的ちゃんと育ちます。徒長(日当たりが少ないと起こる葉と葉の間が間延びして弱々しい見た目になる現象)もしづらい気がします。

ちなみに我が家の品種はシェフレラアンガスティフォリアという異様に長い名前の品種です。葉っぱが細いのでスタイリッシュな見た目で、幹が柔らかいので曲げ枝仕立てで売られているものが多いです。

次に「水やりの頻度」ですが、シェフレラは枯らす方が難しいと言われるくらい乾燥に強いので、水やりの頻度は我が家の場合、3週間から1カ月に1度です。逆に根腐れをし易いので、水やりを頻繁にし過ぎるとすぐに根腐れしちゃうので放置気味、忘れた頃にあげる位でなんとかなります。総合的に一番オススメできる品種です。

おすすめ観葉植物2:水を1ヶ月以上忘れても全然枯れない「リプサリス カスッサ」

リプサリス カスッサはハンギングするととても素敵な品種で、我が家も天井からハンギングして飾っています。もう10年近く育てています。やっぱりサボテン系だからなのか水を殆どやらなくても全く枯れないのです。「あ!すっかり忘れてた」というくらい、2ヶ月近くあげなくても全然大丈夫。手が全くかからず虫も付かず、春にが小さくて可愛い白い花を付けてくれることもある可愛いヤツです。お子様がいるご家庭やペットがいる場合はハンギングプラントがおすすめですが、リプサリス カスッサはかなりおすすめです。

おすすめ観葉植物3:成長が遅くて丈夫さは最強クラス「ポトスエンジョイ」

ハンギングしてるポトスエンジョイ。いい感じの長さになるように剪定しながら管理しています。実はポトスって成長がとても早い品種なのですがこの「ポトスエンジョイ」という品種は、かなりゆっくり成長するように品種改良されているので、樹形が乱れず綺麗な形を長く楽しめるというハンギングするにはぴったりな品種。

そしてかなり丈夫!すごく適当に育てても、うっかり水やりを忘れて葉っぱが水切れでふにゃふにゃになっても水やりすればすぐに元気になります。そんな成長の遅いポトスエンジョイもそれなりに伸びてくると剪定が必要です。今までは剪定して捨ててしまっていたのですが、最近は切り落とした蔦を水に活けて根を出してから、土植えで小さな鉢で育てて増やし始めました。

おすすめ観葉植物4:生命力が強く美しい「アルテシーマ」

アルテシーマは丈夫な品種として有名なゴムの木系の植物です。アルテシーマはとにかく生命力が強いです。バシバシ剪定してもどんどん生えてきます。我が家では冬の時期は室内で育てるのですが、アルテシーマの美しさの象徴である「斑(ふ)」という模様。これは日光によって濃く出る性質があるので、室内成育が続くと斑の色が薄くなってきて、葉っぱも少し元気が無くなってくるので、夏前に丸坊主にしてベランダに出しで葉っぱをすべて新しくするのですが、3-4ヶ月で嘘のように葉っぱを生やし、買ったばっかりの頃のように美しい状態に戻ります。こういう楽しみ方ができるのが生命力が強いアルテシーマだからかもしれません。

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ただアルテシーマに限らず、ゴムの木系の植物は剪定すると茎から真っ白でベタベタした樹液を出します。これが手につくとカブれる体質の人がいたり、私が一番嫌なのはラグや服などについた時。なかなか取れません。ですから剪定する時は必ず外で行うか、下に新聞紙やビニールを敷いてから行うことをおすすめします。

おすすめ観葉植物5:耐陰性最強で生命力も強い「エレンダニカ」

鏡の隣に飾っている観葉植物エレンダニカ。エレンダニカはブドウ科の常緑多年草。確かに葉っぱがブドウの葉にそっくり!我が家のは元気過ぎるので手入れをしばらくしていないのでもモジャモジャ。とにかく手が掛からないのにいつも元気です。つる性なので初めは吊るすつもりで購入しましたが、もじゃもじゃになり過ぎて存在感が凄いので、ウッドスタンド付きの高さを出せる鉢に飾っています。

実際に飾っている場所

飾っている場所は窓から一番遠く、部屋の中では暗めの位置なのですが、それでもこんなに生茂るほど耐陰性が強いので置く場所を選ばず乾燥にも強いので、水やりは1週間に一度程度で十分。鉢ごとシンクに置いて上からシャワーをジャブジャブ掛けて暫く放置して水が切れたら元の位置に戻します。こうすると葉に積もったホコリも毎回洗い流せるので我が家の観葉植物は大物以外はすべてこの方法です。

水やりも少なく置く場所も選ばないエレンダニカは観葉植物初心者の方や、日差しが入りづらい部屋に飾る観葉植物としておすすめです。葉の色が悪くなったらバシバシ剪定してもどんどん生えてくるので見た目も綺麗に保てます。

観葉植物を購入するお店について

大型の観葉植物の購入場所はスローハウス

大型の観葉植物は主にインテリアショップで購入します。もちろん園芸店や観葉植物専門のお店も見て回りますが、インテリアショップの物の方が個人的にインテリア性が高くバランスのいいものが多い気がします。私の場合は、大型観葉植物を買う際は二子玉川のスローハウスに行くことが多いです。下の写真は今実際に我が家にあるシェフレラをスローハウスで見つけた時の写真です。

スローハウス二子玉川店で見つけて購入したシェフレラ

過去にいくつか大物を買いましたが、両方ともこの店舗で購入しました。多分、園芸店や観葉植物専門店のように
グリーンが所狭しと並べられているよりも、インテリアショップという住環境に近い空間に置かれている方が、自宅のイメージに落とし込みやすいということもあるのかもしれません。

自宅に合った観葉植物を選ぶ時のコツ

選び方としては、私は「曲げ仕立て」のものを選ぶことが多いです。真っ直ぐに生えている物や、左右対称にバランスの取れているものは置き場所がなかなか難しいと思っています。どちらかに重心が寄っているもの、我が家の場合は右側に曲がっているものを選んで観葉植物の位置からテレビまでの間の空いてしまう空間を埋めてバランスを取りつつ、成長しても梁を避けられるような形状を選んでいます。

植物を買う時は、置く場所をまずさきに決めて、置ける高さや幅をある程度把握した上で探すとより自宅の空間にマッチしたグリーンが見つけられると思います。

小型の観葉植物を買う時は「園芸ネット」

小型の観葉植物はインターネットショップの「園芸ネット」で買うことが多いです。

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ここはかなり安いので、大型じゃない観葉植物が欲しい時は必ず覗きます。アルテシーマとポトスエンジョイとエレンダニカはここで購入しました。頻繁にアイテムが追加されるので欲しい品種がある人は定期的に見るといいものが見つけられるかもしれません。

最後に

昔育てていた観葉植物たち。真ん中のポトスエンジョイは生き残っています。

今回は私が今まで育ててきた中で育てやすいと思う5種類の観葉植物についてご紹介してきましたがいかがだったでしょうか。他にもたくさん育てやすい品種はあるかもしれませんが、私が色々育てた中ではこの5種類が一番育てやすく、インテリア性も高く、部屋も汚さない、観葉植物としてはとても優秀だと思う品種です。これから観葉植物を育てようとしている方の参考になれれば嬉しいです。最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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JK DECOR

TOKYO | DESIGNER | ART DIRECTOR
インテリア好きのグラフィックデザイナー。Instagramフォロワー10万人。夫婦と娘の3人家族、40年越えの築中古マンションをリノベーションして暮らしています。家具、家電、食器、雑貨、収納など、好きなものを気ままに綴ります。オリジナルのアートポスターをデザインしてオンラインストア「MONOKHROME」にて販売中。下のウェブサイトボタンよりアクセスください。

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