今回は2000-2021年モデルの最新フラッグシップモデルである東芝レグザ4K有機ELテレビX9400を実際に購入しました。東芝レグザX9400を使用している中で感じた良い点や気になる点、購入に至る経緯、おすすめテレビボードや壁掛け方法に至るまで、かなり細かくご紹介します。
この記事を書いている私は、東芝レグザX9400が発売されてから何度も検討し、他社メーカーと機能やデザインを比較して実際に購入したレビューなので、忖度のないリアルな感想です。気になる点もしっかり書いています!他社との機能比較も含めて詳しくご紹介しています。
この記事を書いている私は、デザイナー歴20年。アートディレクターとしてデザイン業界で働きながら、ライフスタイルブログ「LIVINGSKAPE-リビングスケープ-」、その他にもお金のブログ「MONEYDOSCOPE-マネードスコープ-」や子育てブログ「dotmomdad-ドットマムダッド-」を運営。Instagramのインテリアアカウントは現在フォロワー10万人。インテリアコーディネートやライフスタイルに役立つ情報を発信しています。
【結論】さすが現在最高峰の有機ELレグザ!やっぱり65X9400にして良かった!
まず有機ELはもちろんキレイだし、音は想像以上にキレイで重低音も聞いてて立体的。外付けスピーカーはまず要りません。タイムシフト録画も2番組同時録画も超便利だし、スピーカーの見た目で悩んでいたのが小さく思えるくらい良い部分が多すぎる65X9400は、間違いなく東芝レグザ最高峰のテレビでした。
これまでの経緯
初めて買った液晶テレビからずっとREGZAで、この65X9400を買うまでに2回買い換えていますが、そのどちらもレグザ。今までは49インチを使っていたのですが、いつか65インチにしたい、という想いもあり、ちょうど実家のテレビの調子が良くないと聞いたので、今使っているテレビを実家にあげるのを前提に思い切って新しく65インチのREGZAを購入しようと考え始めました。
レグザにするか初めてブラビアにするか
今まではずっと無条件にレグザを選んできましたが、今回は無条件に選ぶのを躊躇うポイントがありました。それが「スピーカー」です。今シリーズのレグザの有機ELも液晶も上位機種は画面の下に大きなスピーカーが付いています。これが個人的にあまり好きじゃなく、デザイン的にシンプルでカッコいいブラビアに乗り換えようかと本気で考えました。
機能性を取るか、デザイン性を取るか
REGZAの売りはやはり機能性。タイムシフト録画は本当に便利。しかしシルバーの悪目立ちするスピーカーが気になる。一方ブラビアはデザインが最高にいい。シンプルでありうつ、スピーカーが外からは見えないが画面の奥に設置してあり、画面全体から音が聞こえるという新しい技術を取り入れています。映像美はブラビアもレグザも横並び。ただし、ブラビアの場合、2番組同時録画が出来ません。もちろんタイムシフト録画できず、録画機能は レグザに遠く及びません。
テレビはやっぱり機能が1番大事だと思い至る
自分の中でこの答えに辿り着くまで半年くらい悩みました。BRAVIAのデザインに惹かれるだけならまだしも、全録機能のビエラにも浮気し、最後は結局レグザに戻ってきました。
デザイン的にはスピーカーがあまり気に入っていないですが、多分すぐ慣れます。金額的にも、もしブラビアを買っていたらタイムシフトレコーダーの購入が必要になりますし、ブラビアの音声出力はレグザよりも低かったので音質次第ではブラビアを購入したら外部スピーカーも必要になるかもしれません。機能、コスパ、そして今まで使っていた贔屓目が最終的にレグザを選ばせました。今は全く後悔なく、ベストな選択だったと満足しています。このあと細かくご紹介していきます。
REGZA(レグザ)65X9400の基本性能について
この後の項目で解説する「良い点・気になる点」でそれぞれ細かくご紹介しますが、ざっくりREGZA(レグザ)X9400の機能をご紹介します。
新開発 レグザ専用高コントラスト有機ELパネル
新開発 レグザ専用高コントラスト有機ELパネル
フルハイビジョンテレビの約4倍となる約829万もの画素が、自ら発光する「自発光方式」によりピクセル単位の発光で映像を表現するので、高いピーク輝度とほぼ完全な黒の再現が可能です。鮮やかな発色と濃密な黒により、高コントラストで臨場感あふれる高画質が楽しめます。
REGZA公式サイトより
ダブルレグザエンジンCloud PRO
クラウドと連携する高画質映像処理エンジン
地デジだけでなく、4K放送やネット動画などを美しく描く独自開発のエンジンを採用。レグザ伝統の超解像技術で高画質化するだけでなく、視聴環境の明るさや色温度にあわせ適切な画質に自動調整するなど、最新のコンセプトと技術を採用し処理能力を大幅に向上しています。
REGZA公式サイトより
タイムシフトマシン
見逃した試合も、録り忘れたドラマも、今すぐ楽しめる。
タイムシフトマシンなら過去番組表から、気になる番組を選ぶだけ。見逃した試合も、録り忘れたドラマも今すぐ楽しめます。さらに膨大な過去番組から、あなたにあった番組を厳選しておすすめするスマート機能も充実。だから、見たい番組はもちろん、見たことのない番組にも出会える。タイムシフトマシンの自由な視聴スタイルが、テレビをさらに自由に、驚きに満ちたエンターテインメントにします。
REGZA公式サイトより
レグザパワーオーディオX-PRO
こころ震わす重低音、胸に響く臨場感
自然な音場感を実現するダイレクト6スピーカーと背面の壁の反射を利用するトップツィーター、そして迫力の重低音を再現する重低音バズーカユニットによる音響設計で、人のセリフやナレーションはよりはっきりと、効果音や環境音はよりリアルに聴こえる迫力の音場を実現。立体感のある重厚なサウンドで、映画やスポーツ中継、音楽番組などさまざまな番組が楽しめます。
REGZA公式サイトより
詳しくはREGZA公式ページで
REGZA(レグザ)65X9400の良い点
映像がとにかくキレイ!液晶とは別物!
有機ELテレビが初めてなので「レグザ専用高コントラスト有機ELパネル」がどのくらい凄いのかは分かりませんが、液晶テレビとは本当に全く、全然別物でした。改めて液晶と見比べると、全体的にモヤっとして見えてしまうのは、黒が締まっていないからだと有機ELを使うと分かります。
今まで映画やドラマの暗いシーンは、何が起こっているのかちゃんと見えなかったのですが、有機ELになってからは暗くてもしっかり見えます!多分黒がより黒くなることで、黒だけでも表現の幅が広がっているからだと思います。
有機ELは液晶に比べて照度が低いと言われますが、そんなことはありません。めちゃ明るいです。明るすぎて私は省エネ設定にして画面の明るさを2段階くらい暗くして使っているくらいです。
電気代は気になるところですが、これはもう少し使ってから追記したいと思います。でもこれだけ綺麗に観られるなら、電気代が少しくらい上がるのも受け入れられます。
やっぱりタイムシフトマシンとW録は便利すぎ
本当にこの2つが揃うと最強です。我が家では連続ドラマや必ず観たい番組は通常録画で撮り、ゴールデンタイムの夜18時から25時までをタイムシフト録画しています。まず通常録画の番組を観ていって、全部見終わったらタイムシフトで面白そうな番組を探す。この使い方が番組の見逃しもなく、連ドラは撮り溜めておいてまとめて観たりもできるので気に入っています。(タイムシフトだと2週間くらいで消えてしまうので通常録画が便利)
通常録画でも2番組同時に録画できるのに慣れてしまうと、ブラビアの1番組録画が想像できませんでした。ソニーは録画はレコーダーで、という考え方なので仕方のないことですが、私にはレグザが合っていました。気になるテレビ番組って大抵2番組は重なってますし、最近は5分だけ早く始まったり、15分延長したりと、枠の組み方も色々あるので、どうしても重なってしまいます。絶対に2番組同時録画は外せません。
シーン検索が便利すぎてヤバイ
録画した番組は、通常録画でもタイムシフト録画でも両方ともシーン検索ができます。これが本当に便利。シーン検索とは、例えば3時間の音楽番組を録画した際、自分の好きなアーティストのシーンだけを選んで再生が出来るということです。つまり番組内の情報を解析して、音楽番組であればアーティスト毎にチャプターリストを自動で作ってくれるのです。お笑い番組でも観たいネタだけをチャプターリストから選んで見たりもできます。テレビの見方が変わる超使える機能です。
レグザのタイムシフト録画とビエラの全録の違いはここだそうです。ビエラの全録は「ただすべての番組を録画するだけ」。だから全録としか謳えないそう。一方レグザのタイムシフト録画は録画した番組をデータ化して、ユーザーが時間を自由に行き来できるところが、レグザのタイムシフト録画にしか出来ないことだ!とビックカメラの店員さんが豪語していました。
暗いシーンで何が起きてるか分かるようになった
今までの液晶だと、昼間でも夜でも変わらず、凄い暗いシーンは一体何が起きてるのかが全く見えず、何となくしか分かりませんでした。それが有機ELになってからは暗いシーンもかなりハッキリ見えます。昼間の日差しが差し込む日中も画面が見にくい時があったのですが、65X9400になってからはそれも全くなくなりました。
有機ELが凄いのか、レグザの高コントラストパネルが凄いのかは正直分かりませんが、X9400は暗いシーンにも強い!ということは間違いありません。
倍速モードのクリアスムーズがぬるぬる
これちょっとビックリしました。倍速が付いているので早く動くものがブレなかったり、エンドロールの流れる文字もちゃんと読めるようになったことは想定していたのですが、X9400は倍速に何種類ものモードを選択できます。1番驚いたのが「クリアスムーズ」モード。これがもうヌルヌルな動きになります。普段見ていた大好きな海外ドラマをクリアスムーズで観たら、もう見え方が全然違くて、めちゃめちゃ滑らか。これはぜひ体験してほしいです。
逆に滑らか過ぎて違和感があったのでおまかせモードに直しましたが、わざと滑らかにして観るのも面白いです。使い分けるのがおすすめです。
トップツイーターによる音の包まれ感が最高
X9400には、正面のスピーカーの他に、画面の裏側に上向きのトップツイーターと呼ばれるスピーカーが付いています。これが凄い。バラエティ番組を観てる時は気づかなかったのですが、海外ドラマを観てるとき、音に包まれるような感覚に陥りました。画面正面から出る音と、トップツイーターから出た音が天井にぶつかり、上から降り注いでいるのか、音に包まれる感じで没入感がすごいです。
テレビの裏側に耳を向けてみたらたしかにしっかりと音が出ていました。しかも軽い音ではなく、しっかりと深みのある音。それらが合わさることで包み込まれるような音場を形成しているんだと思います。
重低音が想像よりも効いて迫力が凄い
さらに、ウーファーが結構効いてます。私は折角だからと重低音をレベル3の最大にしているからかもしれませんが、普通にバラエティ番組を観ている分には全く気づきませんが、映画を見た時に「おっ!」ってなるくらい断然違います。その辺の10万円以下のバースピーカーよりも全然重低音効いてます。内蔵スピーカーでここまで出せるのは結構凄いです。
ネット配信動画系がめちゃめちゃキレイ
やっぱり地上波ではそこまでの違いは実感できないのですが、ネット配信系のHuluやAmazonプライムはかなりキレイ。一目で違いがわかります。どうやら「ネット動画ビューティPRO」というシステムのお陰みたいですが、コントラストや精細感を出し、4K超画質によってさらにノイズを抑えているらしいです。でもそんな細かい仕組みは知らなくても一度見たら分かる位めちゃキレイです。
リモコンのAmazonプライムボタンが嬉しすぎる
レグザのリモコンって他社のリモコンに比べてすごく考えられてて使いやすいデザインなので、基本的には過去に使っていたデザインやボタン配置が大きく変わらなかったのですが、今回HuluやAmazonプライム、Netflixや U-NEXT、Abema TVなどの動画配信サービスのボタンがつきました。正直、待ってました!という感じです。これでもうこのリモコン一つですべてが操作できます。
今まで使っていたリモコンにはNetflixのボタンはついていたのですが、Amazonプライムはなかったので、Amazon Fire TV stickを購入して、そのリモコンとテレビのリモコン2つを使っていました。が、これからはレグザリモコン一つで動画配信サービスすべてが操作できるのは、本当に嬉しい進化です。
まるごとch (チャンネル)めっちゃ便利
まるごとチャンネルとは、今見ているテレビ局以外の裏番組6局を1画面に表示できる機能。これがかなり使えて、今まで「面白い番組ないなぁ、他に面白いのやってないかな」って思ったらチャンネルを変えるしか無かったのが、まるごとchボタンを押せば、今観てるテレビ局が大き目に、他は小さめに1画面に表示されるので、裏番組で何がやってるのか一目瞭然。便利な機能が盛り沢山の東芝REGZA(レグザ)65X9400でした。
年末年始や番組改編で特番の多い時期などに活躍しそうな機能です。
REGZA(レグザ)65X9400のちょっと細かい良いところ
リモコンの細かい質感がパワーアップしてる
これはかなり細かいところですが、リモコンの表面がちょっと高級な感じになっているというか、シルバー部分の表現が変わっています。クリアな塗装がされている感じ。それからリモコン裏側の質感がツルツルからサラサラになっています。つまりマット加工されているので、指紋が付きにくく、ベタつくことがありません。形も角丸だったのがスクエアなフォルムになってよりスタイリッシュになりました。
30秒スキップがめちゃスムーズ
今まではCPU?システム?の問題なのか30秒スキップしたときに1-2テンポ表示が遅れるので何回も押してしまうと少し遅れて画面が切り替わるのでつい押し過ぎてしまい、本編を通り過ぎてしまうなんてことが良くありました。でもX9400は遅延が少ないのでサクサクスキップが出来るので、押しすぎて通り過ぎてしまうことはありません。
過去番組表や番組表の動作がサクサク!
これも内部がパワーアップしたお陰だと思いますが、動作がかなりスムーズ。私が以前使ってたREGZAもそんなに古いモデルではなく、3-4年前に発売したモデルだと思いますが、その差は歴然でした。
REGZA(レグザ)65X9400の気になる点
正面のグレーのスピーカーがやっぱり目立つ
これはもう致し方ない部分ですが、画面の下にシルバーの大きなスピーカーが付いているのでやっぱり目立ちます。もし、ビエラのように画面と同じ黒にしてくれれば良かったのですが、レグザの場合、ポイントにシルバーを使うのがブランドのアイデンティティのようでここは多分今後も変わらなそうだとビックカメラの店員さんが言っていました。
私は究極にシンプル好きなのでブラビアのように、フレームは薄くてもう画面だけしかない、という感じの潔いデザインが好きなので、このスピーカーは最後の最後まで悩みましたが、機能を第一に考えスピーカーは目を瞑ることにしました。ただお店で見たよりもギラギラのシルバーではなく、マットなガンメタっぽい感じだったので、思ったよりも目立たないのと、早くもこの見た目に慣れてました。
画質や音質が細かく設定できすぎて逆に困る
画質も音質もかなり細かくカスタマイズできます。色味のインジケーターをいじってかなり詳細な調整ができますし、音質なんてHz単位で触れます。正直そこまでこだわりもないし、自分の好きな画質や音質にするにはどこをどう触ればいいかも分からないので、レグザのダブルエンジンクラクドプロを信用してほとんど「おまかせ」に設定しています。今のところ全く問題なく、むしろ自分で試しにモードを変えた方が変になりました。我が家の画質、音質設定の詳細は次項でご紹介します。
スタンド設置は画面が少し斜め上を向く形になる
これは我が家のように壁掛けの場合は関係なく、直置きの場合に限りますが、少し画面を傾けて置くような形になるため、テレビ画面は少しだけ天井を向くことになります。私は最初の1週間直置きで使用していましたが、そんなに気になりませんでした。でも気になる方はいると思います。
「OKレグザ!」ボイス機能はあまり使えない
これ試しに使ってみたら、全然聞き取ってくれません。結構大きな声でハッキリ「OKレグザ、テレビ消して」とお願いしても「聞き取れませんでした」と出るだけ。3回くらい繰り返しましたが聞き取ってくれませんでした。我が家の場合、アレクサ連携しているので、ボイス機能が使えなくてもそんなに不便ではありませんが、そんなに使える機能じゃない感じがしました。
HDMIの差し込み口やアンテナ線が側面に付いている
これも購入してから気づいたのですが、今まで使っていたテレビは真後ろに差し込み口が付いていたのですが、X9400はUSBの差し込み口以外は側面に付いています。そのため壁掛けにした場合は無理やり右方向に引き込む感じになり、斜めから見た際にコードが見えたり、HDMIやアンテナ線のケーブルに負担がかかります。
差し込み口側面問題解決!
アンテナ線をストレートタイプからL型に変換できるプラグと、HDMIも270度変換プラグというものが売っていました!これを付ければケーブルがすっきりと無理な不可を掛けずに取り付けることができました。接続も問題ありません。実際に私が購入した商品をご紹介します。
アンテナ線の解決法
もともと取り付けてあるアンテナ線がストレートタイプの場合、以下のような変換プラグが販売しています。
これを取り付ければこの通りすっきり解決!1つ400円程度です。
HDMIケーブルの場合
HDMIもアンテナ同様、側面にあることでケーブルが無理に曲がる感じになり、側面からも見えてとても微妙でした。
HDMIケーブルはL字タイプのものってあまり見たことなかったのですが、調べてみたら変換プラグが販売されていました。
この商品は90度変換と270度変換がそれぞれ1つずつ入っていますが使用するのは270度の方だけです。他のメーカーで270度だけで販売している商品もありましたが、UGREENのブランドは評価が高く、私自身も信頼しているメーカーなのでとてもおすすめです。90度変換はいつか使う時がありそうなので保管しています。
こんな感じでかなりスッキリしました!接続も全く問題ありません!
REGZA(レグザ)65X9400の仕様表
気になる項目だけ抜粋しています。
外形寸法 | |
画面サイズ | 65V型 |
パネル方式 | 4K有機ELパネル |
画素数(水平×垂直) | 3840×2160 [4Kパネル] |
画面寸法(幅×高さ/対角) | 142.8cm×80.4cm/163.9cm |
質量(卓上スタンド含む/本体のみ) | 46.0kg/31.9kg |
梱包箱寸法(幅×高さ×奥行) | 181.6cm×101.0cm×27.1cm |
梱包時質量 | 59.5kg |
定格動作時消費電力 | 517W(0.4W/47W) |
年間消費電力量(省エネ基準達成率) | 240kWh/年(参考値) |
チューナー数 | ・新4K衛星放送×2 ・地上デジタル×9 ・BS・110度CSデジタル×3 |
倍速対応 | ● |
高速レグザ番組表 | ●(4K解像度対応) |
音声実用最大出力(JEITA) | 142W (12W+12W+12W+12W+12W+12W+15W+15W+20W+20W)(非同時出力) |
スピーカー(個数) | フルレンジ×4個・ツィーター×2個・ トップツィーター×2個・ウーファー×2個 |
HDMI®入力端[1080p(60p/24p)入力対応] | 7(オーディオリターンチャンネル・コンテントタイプ連動対応) |
USB端子 | 4(タイムシフトマシン専用2/通常録画専用1/汎用1) |
もっと詳しく知りたい方はこちら
我が家の映像設定・音声設定
X9400は映像設定も音声設定もかなり細かく設定できますが、私は基本的におまかせ設定にしています。倍速モードはクリアスムーズかおまかせに。音声設定ではトップツイーターだけ「サウンドの包まれ感」を感じたいのでMAXの5に設定していますが、他は基本的にオート設定にしています。
映像はもちろん最高にキレイですが、音も想像以上。相当音にこだわりのある人以外は外付けスピーカーは全然必要ありません。
おすすめタイムシフトマシン用HD
タイムシフトマシン用のハードディスクは、普通のものとは違い、24時間稼働し続けるため、「24時間録画対応」のものを購入しなくてはなりません。ただ、BUFFALOやI−Oデータに問い合わせてみたら、現時点でX9400の動作検証がされているハードディスクはない、と両社とも全く同じ返答。X9400は販売されて半年も経っているにも関わらず未だに動作保証モデルはないようです。
だから選択肢は現時点では1つ。東芝レグザ純正のタイムシフト録画用ハードディスクのみになります。少しだけ高めになりますが純正なので安心です。今のところまったく問題なくタイムシフト録画ができています。
やっぱり純正だけあって本体の高級感がかなりあります。プラスチック系が多い外付けハードディスクですが、東芝レグザ純正はステンレススチールのような金属製でかなりしっかり。ファンレス構造なのでサイズも小さいです。ちなみにタイムシフト録画用に取り付けるハードディスクの容量の上限は東芝に問い合わせたところ4TBということでした。
この口コミを書いている人は多分ハードディスクを横に倒して直置きしている時思います。私は付属のスタンドに立てて使用していますが振動音なんて一切しません。スタンドも振動を吸収しやすいアーチ状の形状をしていて少し柔らかい素材なので、縦置きでスタンドを使用すれば全く問題ありません。
おすすめテレビボード
65インチのテレビの場合、テレビよりもテレビボードの方が小さいのはバランスが良くありません。大川家具のテレビボードは幅が210cmもあり、65インチテレビでも余裕です。直置きする場合も安心。収納も多く、中央にあるAVラックは扉を閉めたままでもリモコン操作ができます。それで価格は5万円程度。かなり破格でおすすめのテレビボードです。
裏側の配線も通しやすかったり、AVラック内はNINTENDO Switchなどの立てるタイプのゲーム機が置けるようになっていたり、かなり使いやすさを考えて設計されています。ちなみに無垢材や突き板ではなくリアルなプリント合板ですが、マットな仕上げになっているので近づかないと分からないクオリティです。
石膏ボードに65インチTVを壁掛けする方法
我が家を実際に壁掛けにした際の、ビフォーアフターや、設置の流れなどは、別の記事でかなり詳しく書いていますので、そちらをご覧ください。
壁掛けテレビの高さ参考表はこちら
私はこの参考表にならって高さを決めて設置しました。詳しい内容は以下の記事でご覧ください。
最後に
今回は東芝レグザ史上最高峰の有機ELテレビ65X9400を徹底レビューしてきましたがいかがだったでしょうか。今購入を考えている方の参考になれば嬉しいです。最後までお読みいただきありがとうございました。