
手順通りに使ったのに、すすぎが足りませんでした。
プレミアムウォーターを長く使っていると、「サーバーの中って本当にきれいなのかな?」と気になることがありませんか。
私も同じでした。プレミアムウォーターを使い始めて約2年。普段見える部分は掃除できても、タンクの内部までは見ることができません。そこで実際に購入したのが、電解水を使って内部洗浄できる「セルフクリーニングキット」です。
ところが、説明書に沿って一通り作業を終えた翌日、水に若干の苦味とカルキ臭のようなものを感じるトラブルが発生。最終的にはサーバーを交換し、メーカー側で本体を調査してもらうところまでいきました。
この記事では、当時実際にセルフクリーニングをした手順と、その後に起きたトラブル、メーカーから受けた回答までまとめます。さらに2026年現在の公式情報も確認し、「そもそもセルフクリーニングは必要なのか」というところから改めて整理しました。
この記事を書いている私は、デザイナー歴20年。アートディレクターとしてデザイン業界で働きながら、ライフスタイルブログ「LIVINGSKAPE-リビングスケープ-」、その他にもお金のブログ「MONEYDOSCOPE-マネードスコープ-」や子育てブログ「dotmomdad-ドットマムダッド-」を運営。Instagramのインテリアアカウントは現在フォロワー10万人。インテリアコーディネートやライフスタイルに役立つ情報を発信しています。
【結論】セルフクリーニングは必須ではない。でも内部が気になるなら選択肢
先に結論から書くと、プレミアムウォーターを使っているからといって、セルフクリーニングキットを定期的に使わなければいけないわけではありません。
プレミアムウォーター公式では、ウォーターサーバーは定期的な専門メンテナンスが不要で、普段のお手入れを続けることで衛生的に使えると案内しています。実際に5〜6年使用したウォーターサーバー内部を検査した同社の結果では、真菌(カビ)は確認されなかったとのこと。ただし、これは取扱説明書通りに使用した場合の同社検査結果で、使用環境によって状態は異なります。
セルフクリーニングキットも、通常のお手入れでは不十分だから使うものではなく、公式では「普段のお手入れに加えて、さらに徹底したい人向け」という位置づけです。
つまり、セルフクリーニングは必須ではありません。それでも内部が見えないことに不安を感じるなら、自分で内部洗浄できる選択肢のひとつです。
私の場合も、当時サーバーに何か異常があったわけではありません。2年間使い続けて「一度くらい内部をきれいにしておきたい」という気持ちの方が大きかったです。

正直、汚れを落としたかったというより「2年使ったし、一度きれいにしておけば安心」という気持ちでした。内部は見えないので、安心感を買う感覚に近かったです。
プレミアムウォーターのセルフクリーニングキットとは

セルフクリーニングキットは、プレミアムウォーター契約者向けのオンラインショップ「プレミアムモール」で販売されている内部洗浄用の商品です。
電解水(次亜塩素酸水)を使って、ウォーターサーバー内部のタンクや水が通る部分を除菌・洗浄します。すすぎ用の水も1本付属しています。
2026年8月現在は2,750円
2026年8月現在、セルフクリーニングキットの価格は2,750円(税込)です。私が購入した当時は2,255円(税込)だったので、この記事を最初に書いた頃から価格は変わっています。
さらに、2026年9月1日から2,860円(税込)へ価格改定される予定です。同じタイミングで、付属するすすぎ用の水も12Lから12.5Lへ変更されます。
| 項目 | 2026年8月現在 | 2026年9月1日〜 |
|---|---|---|
| 価格 | 2,750円(税込) | 2,860円(税込) |
| すすぎ用の水 | 12L | 12.5L |
私がセルフクリーニングをした当時は12Lのすすぎ用ボトルを使っています。
後ほど詳しく書きますが、私はその1本を使い切ったあとに電解水が内部へ残っていたことが分かりました。そのため今回の「12L→12.5L」という変更は少し気になるところ。ただし、プレミアムウォーターは容量変更の理由を公表しておらず、私が経験した電解水の残留と関係があるかどうかは分かりません。

ここは勝手に結びつけず、別の話として考えるのがいいと思います。ただ、実際に残留を経験した私としては気になる変更ではあります。
電解水は飲用や別用途には使わない
現在の商品ページでは、電解水は万一口に入っても無害とされていますが、飲用は不可。さらに、ウォーターサーバー内部の洗浄以外には使用しないよう案内されています。
以前のこの記事では、排水した電解水を掃除に使う方法にも触れていましたが、現在の公式案内と異なるため削除しました。
また、QuOL(キュオル)や浄水型ウォーターサーバーなど、セルフクリーニングキットの対象外となる機種もあります。購入する場合は、現在使っている機種が対象になっているか確認した方がいいと思います。
私がこの記事で使っているのは、当時使用していたamadanaスタンダードサーバーです。現在販売されている機種とは手順が異なる可能性があるので、実際に作業する場合は必ず付属の説明書を優先してください。

この記事の写真は当時の実物をそのまま残しています。今使うための説明書ではなく、「実際にやったときの記録」として見てもらえると分かりやすいと思います。
私が2年使ってセルフクリーニングした理由
私がセルフクリーニングキットを購入したのは、プレミアムウォーターを使い始めて約2年が経った頃でした。
普段からボトルの差込口や出水口、水受けなどは掃除していましたが、当然ながらタンク内部を見ることはできません。水を毎日通している場所なのに一度も内部を掃除したことがない。そう考えると、急に気になってしまったんですよね。
現在の公式情報を見ると、日常的なお手入れでも長期間衛生状態を維持できる構造とされています。でも、これは2026年になった今だから確認できる情報。当時の私は「2年使ったし、一度くらいやっておこう」という感覚で購入しました。

見えない場所って、一度気になり始めると気になるんですよね。サーバーに異常があったわけではなく、完全に私自身の安心のためでした。
実際に届いたセルフクリーニングキット

私が購入した当時、届いたのは電解水が入ったボトルと、すすぎ用の12Lボトル。
キットの箱には、電解水のボトル、説明書、クリーニング中であることを知らせるための案内、ノズル清掃用のブラシなどが入っていました。
作業自体は説明書に図が入っていて、何をすればいいのかはかなり分かりやすかったです。ただ、「意外とサクッと終わるのかな」と思っていたのですが、実際はそうでもありませんでした。

届いたときは「ボトルを入れ替えて流すくらいかな」と思っていました。実際は排水の繰り返しが多く、想像よりちゃんとした作業でした。
実際の作業は約50分。排水が地味に大変だった

私が実際に作業したときは、全部終わるまで約50分。余裕をみて1時間くらい確保しておいた方がいい作業でした。
時間がかかった一番の理由は排水です。タンクへ水が入るのを待ち、排水し、また待つ。この繰り返しが結構あります。
ここから紹介するのは、私が当時amadanaスタンダードサーバーで行った作業の記録です。現在のセルフクリーニングキットや機種によって手順が異なる可能性があるので、使い方の説明としてではなく、実際にやってみた体験として読んでください。
作業5時間前に電源を切る


まず、電源プラグをコンセントから抜き、本体の温水スイッチをOFFにします。ここは以前の記事から大きく訂正した部分です。
私は当時、説明書に「5時間前」と書かれていたにもかかわらず、待たずに作業を始めてしまいました。しかし、現在の公式商品ページでも作業5時間前に温水スイッチをOFFにし、電源プラグを抜くよう明記されています。
作業を始める5時間前に温水スイッチをOFFにして電源プラグを抜く。温水によるやけどを防ぐための重要な工程なので、ここは省略しない方がいいです。

当時の私は「そんなに待てない」とそのまま作業していました。今読み返すとなかなか雑です……。安全に関わるところなので、ここは完全に私の失敗でした。
空ボトルを外してサーバー内部の水を排水


使用済みのボトルを取り外し、まずサーバー内部に残っている水を排出します。ボトルが空でも、本体の中にはかなり水が残っています。私が作業したときも、排水してみると2L以上は残っていました。

このとき私は片手鍋で水を受けていました。片手でチャイルドロックを操作しながら排水しやすかったからです。ただし容量が小さいので、受ける→捨てる→また受ける、の繰り返し。ここが地味に面倒でした。
ボトル差込口も普段あまりじっくり見る場所ではありません。せっかくなので、このタイミングで見える範囲もきれいにしました。

クリーニングそのものより、水を何度も受けて捨てる作業の方が「まだ終わらないの?」となりました笑。
電解水のボトルをセットして待つ


内部の水を排出したら、セルフクリーニング用の電解水ボトルをセットします。私が使った当時の説明書では、セット後に約5分待つ手順でした。

クリーニング中に家族が間違えて操作しないよう、付属していた案内もサーバーへ取り付けました。当日は家に私しかいなかったのですが、一応ちゃんと貼っています笑。

「飲めません」の赤い案内はかなり目立ちます。一人だったので不要でしたが、家族がいる家ならこれはちゃんと付けておいた方が安心です。
待ち時間にノズルをブラシで掃除

この5分の待ち時間に、付属のブラシを使ってノズル周辺を掃除しました。そして、ここで結構衝撃。

普段ノズルを真下から見ることがなかったのですが、よく見ると想像以上に汚れていました。タンク内部ばかり気にしてセルフクリーニングキットを購入したのに、目の前にあるノズルの方が明らかに掃除が必要だったという……。


ブラシはノズル内部にも入りやすいサイズで、外側と内側をきれいに掃除できました。現在の公式サイトでも、出水口など水が通る場所は水垢や汚れが付着する可能性があるため、定期的なお手入れが必要とされています。

セルフクリーニングで一番「掃除して良かった」と目で見て分かったのは、実はタンクの中ではなくノズルでした。ここは普段から見ておいた方がいいと思います。
電解水を排水し、すすぎ用の水をセット

当時の説明書に沿って電解水を排出したら、すすぎ用のボトルへ交換します。


そこから温水側、冷水側と順番に水を出し、内部に残った電解水を洗い流していきました。この工程が一番時間がかかりました。

水がタンクへ落ちるまで少し待つ必要があり、水の勢いが弱くなったら待つ。しばらくして、また排水する。その繰り返しです。


私が使った当時は、付属していた12Lのすすぎ用ボトルが空になるまで排水しました。

このあたりは本当に「出す→待つ→また出す」の繰り返し。約1時間かかった理由のほとんどが、この排水とすすぎでした。
周辺を拭いて電源を戻せば終了


すすぎ用ボトルが空になったら取り外し、差込口やノズル周辺へ飛んだ水を拭き取ります。


最後に新しいボトルをセットし、電源を戻して作業は終了。「これで2年分のモヤモヤも解消した」と、この時点では思っていました。

約50分かけて全部終わったので、このときは普通に「やって良かった」と思っていました。問題が起きたのは、その翌朝です。
【注意】翌朝、水に苦味とカルキ臭のような違和感が出た
セルフクリーニング直後に水を飲んだときは、それほど気になりませんでした。ところが翌朝、冷水を飲んでみると若干の苦味を感じました。
「あれ?」と思って水の匂いを確認すると、今度はカルキ臭のような違和感もあります。何度か確認しても味と匂いがおかしい。
セルフクリーニングは当時の説明書に書かれていたすすぎまで終えていたので、自分では原因が分かりませんでした。
そこでプレミアムウォーターのサポートへ連絡。結果としてサーバーを新しいものへ交換し、使用していた本体をメーカー側で調査してもらうことになりました。
セルフクリーニング後、水の味や匂いに違和感を感じた場合は、そのまま飲み続けずカスタマーセンターへ相談するのがいいと思います。

洗浄した直後なので「こういうものなのかな?」とも思ったのですが、毎日飲んでいた水だからこそ違いが分かりました。違和感をそのままにしなくて良かったです。
メーカー調査で分かった「電解水の残留」
後日、メーカー側で本体を調査した結果について回答をもらいました。当時私が受けた説明では、タンク内部に電解水が少量残っていたとのことでした。
私としては不思議でした。なぜなら、付属していたすすぎ用ボトルは空になるまで使い切っていたからです。
そこで理由を確認したところ、当時メーカーから私が受けた回答では、ボトルが空になってもサーバー内部には空焚きを防ぐため一定量の水が残る構造になっており、そこに電解水が残っていたという説明でした。
「ボトル1本を空にした=サーバー内部の水が完全に入れ替わった」ではない。私はこのトラブルが起きて初めて知りました。

説明書通りにすすぎ用ボトルを空にしていたので、この回答はかなり意外でした。「じゃあ、どこまでやれば完全にすすげるんだろう?」というのが当時の率直な感想です。
「すすぎ用ボトル1本では足りない」とは今は断定しない
以前の記事では、この経験から「付属のすすぎ用ボトルだけでは足りないのでは」とかなり強く書いていました。ただ、これは当時私が使っていたサーバーと、当時販売されていたキットで起きた一例です。
2026年現在も同じ現象が起こるのか、すべての機種で追加のすすぎが必要なのかは、私には分かりません。
しかも2026年9月1日出荷分からは、付属するすすぎ用の水が12Lから12.5Lへ変更されます。ただし、公式はその変更理由を私のケースと結びつけてはいません。
私のケースでは電解水の残留が確認されました。ただし、現在の商品でも同じことが起きる、すすぎ用の水が不足している、という意味ではありません。
そのため現在の記事では、「追加で何L流せば大丈夫」といった独自の方法をおすすめすることはしません。実際にセルフクリーニングする場合は、現在のキットに付属する説明書通りに作業し、終了後の水に味や匂いの違和感がないか確認する。このくらいが現実的だと思います。

私の場合は結果的に本体交換までいきました。この体験があるので、今なら「とにかくクリーニングした方が安心」とは言いません。必要性を感じたときに、説明書通り慎重に使う。それで十分だと思っています。
今の私ならセルフクリーニングをする?
今の私が同じ状況だったらどうするか。おそらく、2年経ったからという理由だけでは使わないと思います。
プレミアムウォーター自身が、日常のお手入れで衛生状態を維持でき、専門的な定期メンテナンスは不要と案内しているからです。
それでも、長期間使って内部がどうしても気になる、しばらくお手入れをしていなかったなど、「一度内部まで洗浄しておきたい」と感じるならセルフクリーニングキットは選択肢になると思います。
- 普段のお手入れができているなら、無理に使わない
- 内部への不安が大きいなら、セルフクリーニングを検討する
- 使用する場合は説明書通りに作業し、終了後の水の味や匂いも確認する
公式FAQでも、数か月お手入れをしていなかった場合など、内部の衛生状態が不安な人にセルフクリーニングキットを選択肢として案内しています。
「絶対に必要」でもなければ、「やる意味がない」でもありません。このくらいの距離感が、実際に使ってトラブルまで経験した今の私には一番しっくりきます。

実際に使う前より、トラブルまで経験した今の方が「必須ではない」とはっきり言えます。普段のお手入れをした上で、それでも気になるなら使う。それくらいでいいと思います。
プレミアムウォーター自体が悪かったわけではない

今回かなりネガティブな体験を書きましたが、これを理由にプレミアムウォーター自体をおすすめできない、という話ではありません。
私はプレミアムウォーターをその後も含めて約4年間使用しました。最終的には水の使用量が増えたことで浄水型のエブリィフレシャスへ乗り換え、現在はさらに水道直結型のウォータースタンド アイコンを使っています。
振り返ってみると、「どのメーカーが一番いいか」ではなく、そのときの暮らしに何が合うかが変わってきたというのが一番正確です。
プレミアムウォーターを長く使った感想や、最終的に辞めた理由はこちらの記事で詳しくまとめています。
アルピナウォーターとプレミアムウォーターを両方使った経験から比較した記事はこちらです。
そして、プレミアムウォーターだけでなく、15年以上・5種類のウォーターサーバーを使って分かった現在の結論はこちらにまとめました。

プレミアムウォーターを使っていた当時はかなり気に入っていました。それでも家族が増え、使う水の量が変わると最適なサーバーも変わる。長く使ってきて、一番感じているのはそこです。
まとめ|必須ではない。使うなら説明書通りに、最後の水まで確認
プレミアムウォーターのセルフクリーニングキットを実際に使ってみて、内部まで洗浄できたという安心感はありました。
ただ、その一方で私の場合はクリーニング翌日に水の苦味とカルキ臭のような違和感が出て、メーカー調査の結果、タンク内部に電解水が少量残っていたことが分かりました。
現在のプレミアムウォーターは、普段のお手入れをしていれば専門メンテナンスは不要としています。セルフクリーニングキットは「やらなければ不衛生になるもの」ではなく、内部までさらに徹底して洗浄したい人のための選択肢と考えるのがいいと思います。
そして実際に使うなら、私の当時のやり方ではなく、現在の説明書通りに作業すること。特に作業5時間前の電源OFFなど、安全に関わる手順は省略しない。そして作業後の水に違和感がないかまで確認する。
ここまでやって、初めてクリーニング完了です。セルフクリーニングを検討している方に、私の失敗も含めた実体験が少しでも参考になればうれしいです。

一度使ったからこそ、今は「必要ならやる」で十分だと思っています。ただ、やるなら説明書通り。最後に水を飲んで違和感がないところまで確認したいです。
最後までお読みくださりありがとうございました!
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