【秋冬版】大型シェフレラの水やりの頻度は1ヶ月に1度でOK!【実証済み】

シェフレラをダメにする一番の理由は「根腐れ」。水のやりすぎが原因で根が腐ってしまい、吸い上げができなくなり、ゆっくりとダメになっていきます。水切れのように急に枯れたり、萎れたりせず、少しづつ元気がなくなってきて、気づいた頃にはもう手遅れになることも。今回はそんな大型観葉植物の、成長期である春夏の水やりとは異なる「秋冬の管理法」をご紹介したいと思います。

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実は私もネットの情報を鵜呑みにして、土の表面が乾いたら水をあげるようにしていたら、同じ品種のシェフレラでを根腐れでダメにしてしまった経験があり、その経験則で今回の記事を書きました。もう二度とダメにしたくない!と新しいシェフレラで実験した結果なので、結構信憑性高いと思います

本ブログ「LIVINGSKAPE」について

この記事を書いている私は、デザイナー歴20年。アートディレクターとしてデザイン業界で働きながら、ライフスタイルブログ「LIVINGSKAPE-リビングスケープ-」を運営。Instagramのインテリアアカウント(@jk___decor)は現在フォロワー10万人。インテリアコーディネートやライフスタイルに加え、最近では育児関連の情報も発信しています。また、当サイトではアフィリエイト広告を利用しています。

秋冬の水やりは要注意!

春夏はこんな感じで可愛い新芽がグングン生えます。

春夏は植物にとっての「成長期」。水をぐんぐん吸い、光合成を行い、新芽をどんどん生やします。そのためにたくさん水を必要としますし、気温も高いので蒸散するスピードも比較的早いです。例えば、春夏は1週間に1度と決めて水やりをしていても問題なかったとしても、秋冬になれば話は別です。

秋冬は植物はほとんど成長せず寝ている状態

言い方は極端かもしれませんが、その位に思っていた方がいいと思います。秋冬は成長しないため水をほとんど使いません。更に気温も低くなっているため蒸散速度も落ち、1週間に1度の水やりのペースを続けていると、土の中には使い切れなかった水がまだ残っている状態にも関わらず、更に水をあげていることになり、植物の土はずっち湿ったままの状態になっています

土の表面が乾いていたらあげるは「嘘」

夏場の水やり目安はこれでもいいかもしれません。でも秋冬の場合は違います。土の表面は、空気の乾燥によって乾いているだけであって土の中は湿っています。根っこごと引き抜けば分かります。鉢の外周と表面は乾いていても中はまだ水分を含んだ土が残った状態のはずです。引き抜くのはおおごとなので心配であれば割り箸を深くまで差してみれば分かると思います。つまり、秋冬の場合は土の表面が乾いたタイミングが水やりのタイミングではないということです。

ではいつ水やりをすればいいか?

これは品種や鉢の大きさ、土の性質などによって変わってきますが、私がこの秋冬で実践して問題なかったタイミングは

「月に1度だけです。

我が家の品種はシェフレラですが、比較的水切れには強い品種だからかもしれませんが、月に一度の水やりで今も全然元気です。今のところ根腐れの兆候も見られません。ただ、新芽が生えてくる時期になれば水やりのペースは2週間に一度程度に変えようと思っていまが、冬場の水やりは月一で問題ありませんでした。

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シェフレラは水切れに強い品種で、水切れでダメになることは殆どないそうです。むしろダメになる原因は殆どが「根腐れ」。だからこそ有効な方法かもしれません。

月に一度の水やりの方法をご紹介

月に1度の水やりはかなりしっかりとあげることにしています。ここでは私が実践している水やりの方法をご紹介します。

水受けとポットフィートをこのように置きます。

基本的に鉢カバーに入れた状態で水やりはしません。鉢カバーから内鉢を取り出して水をあげますが、水受けにそのまま内鉢を置いてしまうと、排出された水で鉢底を塞ぐ形になり、根が呼吸できません。かならず水に浸からないようにポットフィートで底上げをします

内鉢をセットしたポットフィートの上に置きます。

この時、鉢を持ち上げるのですが、これを繰り返すと鉢の中に水が残っているか、もう乾ききっているかが重さで分かるようになります。乾ききっていると異常に軽いのですぐに分かります

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水をあげる前の重さとあげた後の重さを持ち上げてみて違いを体感すると覚えやすいかもしれません。

ちなみに私が使っている受け皿とポットフィートはこれです。

鉢の底からどんどん出てくるくらいに水をたっぷり注ぎます。

水やりには植物に水分を与える他にも、デトックス的な意味合いもあるそうです。土の中に蓄積した老廃物や悪い空気を水をあげることで洗い流し、中の酸素を入れ替えてあげることに大きな意味があるので、毎日少しづつあげたり、鉢底から水が出てこない程度でやめてしまうのは意味がありません。

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鉢カバーの状態で水やりをしないのは、水が鉢底から出てくるかをしっかり確認するという意味もあります。そうしないとあげすぎて鉢カバーの中で溢れたら大変です。

鉢底からたっぷり水が排出されたら水やりをやめる

鉢底から水が出てくるのが確認できたら水やりをやめます。少し出てきた程度でやめず、たっぷり出てくるまであげてください。たくさんあげても底上げしてあるので土が保てない分はちゃんと排出されるので大丈夫です。

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水が出てきすぎてポットフィートを水位が超えてしまうと意味がないので適宜調整してください。

その状態で2-3時間放置します。

あげて水の排出を確認できても、すぐに鉢カバーに戻してしまうと、まだ土の中に残っている水が出てくる可能性もあるので、必要ない分が全部落ちるまで何時間かそのままにしておきます。

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私はいつも2-3時間置いておいてしまいますが、1時間でも十分だと思います。

最後に鉢カバーに戻して終了です。

月に1度の水やりはこんな感じで行なっています。中途半端にあげずにしっかりと隅々まで行き渡るようにあげて、土が保てない水分はしっかり落としてから鉢カバーに戻すのがポイントです。

最後に

今回は大型観葉植物の、成長期である春夏の水やりとは異なる「秋冬の管理法」をご紹介しましたがいかがだったでしょうか。今回ご紹介した方法は、水切れに強いシェフレラに対して有効な方法なので、他の大型植物においては効果的かどうかは分かりません。ただ、シェフレラにおいては私が実際に1シーズン試して問題なかった方法なので、かなり有効だと思います。根腐れでダメにしてしまった経験のある方はぜひ試してみてください。最後までお読みいただきありがとうございました。

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TOKYO | DESIGNER | ART DIRECTOR
インテリア好きのグラフィックデザイナー。Instagramフォロワー10万人。夫婦と娘の3人家族、40年越えの築中古マンションをリノベーションして暮らしています。家具、家電、食器、雑貨、収納など、好きなものを気ままに綴ります。オリジナルのアートポスターをデザインしてオンラインストア「MONOKHROME」にて販売中。下のウェブサイトボタンよりアクセスください。

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