センスのいいインテリア参考例だけ
厳選してご紹介します!
実はラグやファブリックの使い方ひとつで、フローリングの色に関係なく、北欧風インテリアコーデを実現することは可能です。
「床がダークブラウンだから無理か〜」と諦めていた人必見です!
この記事では4種類のフローリングごとに参考となる素敵なコーディネート例を4つずつ、計16パターンご紹介したいと思います。
他のテイストが向いている床色もありますが、今回は北欧風インテリアテイスト寄りのおすすめコーデまとめになります!
この記事を書いている私は、デザイナー歴20年。アートディレクターとしてデザイン業界で働きながら、ライフスタイルブログ「LIVINGSKAPE-リビングスケープ-」を運営。Instagramのインテリアアカウント(@jk___decor)は現在フォロワー9.9万人。インテリアコーディネートやライフスタイルに関する情報を毎日発信しています。また、当サイトではアフィリエイト広告を利用しています。
【床色1】ナチュラルブラウン系の参考例4選
1. ホワイトとベージュのほぼほぼワントーンコーデ
ナチュラルカラーの床に合わせやすく、フェミニンなスタイルに仕上がるのがこのコーデ。全て白だと単調になってしまうので、ポイントでベージュを使って深みを出しています。このコーデのようにアクセントにダークブラウンやブラック(テーブル・スタンド・フレームなど)を使うと、柔らかな印象の中にも締まりが出せます。
2. ライトグレーをベースにレザーのブラウンでアクセント
我が家に似ているコーデですが、ポイントはレザーのブラウン。レザー素材が入るとメンズライクなインテリアに。このブラウンはレザーでなくてもファブリックや木素材のブラウンでも合うと思います。このコーデでは、ブラックのインテリアやクッションをレピテーションさせてメリハリを出しています。
3. ベージュとライトグレーで失敗知らずのオーソドックススタイル
IKEAや無印、unicoの家具でコーディネートしやすいこのスタイル。一番真似しやすいコーデかもしれません。ベージュとグレーは色の濃度が合っていれば違和感なくマッチします。ラグだけがベージュでそれ以外は全部グレーにしてしまうと唐突なので、ベージュのクッションや膝掛けでレピテーションさせて馴染ませています。
4. ブラックをメインにしつつも暗くなりすぎないコーデ
ソファなど主役になる家具に濃い色を使った場合、ラグは少し明るめのものを選ぶと空間が暗くなりすぎません。床の色と合わせたベージュラグで空間を明るく保ちつつ、ベージュもブラックもレピテーションさせてそれぞれ空間に馴染ませています。アートフレームの黒も壁の印象を引き締めています。
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【床色2】ホワイト系の参考例4選
1. 濃いめのベージュラグで白すぎない立体感のある空間に
白いフローリングって何色の家具を持ってきたらいいのか難しいですよね。無難なセレクトは白ですが、それだとノッペリして病室のようになってしまいます。そんな時はラグに濃いめのベージュを持ってくればOK。オーク系の家具も合わせやすくなりますし、選択できるテイストが一気に増えるのでおすすめです。
2. 振り切ったモノトーンコーデで超すっきりシンプルに
ウッド素材の家具は使わず、すべて白か黒かグレーで構成してモノトーンにまとめるのもアリです。ウッド素材を使っていない家具は比較的安価で購入でき、IKEAの家具でスタイリングもしやすいと思います。白の面積が多くなるで開放的で、実際よりも広く見せやすいコーディネートです。
3. レザーソファもラグ次第でコーディネート可能
白いフローリングの場合、モノトーン系のソファしか合わなそうな印象がありますが、ラグのカラーでソファの色と繋いであげれば違和感なく馴染ませることができます。もちろん、ラグに使った色をクッションなどでレピテーションさせればなお良し。このコーデの場合、家具は白系ですが、明るめのオーク系家具も合うと思います。
4. ホワイトフローリングと相性抜群のグレー系でまとめる
ホワイト系フローリングで失敗が少ないコーデはこのようにグレー系でまとめる方法。床の白とも近く、他の有色系との繋ぎもできるます。参考例ではグリーンをアクセントにしていますが、これがオレンジでもブルーでもレピテーションすればどんな色でも違和感なく合わせやすいコーデです。
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【床色3】ミディアムブラウン系の参考例4選
1. ホワイト系ラグの印象で明るい空間を演出
少し暗い印象になりがちなミディアムブラウンのフローリングの場合、もし明るい印象に仕上げたいなら、面積の広いラグをホワイト系に。そうすることで空間全体をトーンアップすることができます。ミディアムブラウンと相性のいいブラックをアクセントにレピテーションすれば、グッと締まった印象に。
2. ベージュのワントーンコーデで床の色味を上手に活用
ミディアムブラウンの床を隠すのではなく、コーディネートに上手く取り入れるのもあり。床色に揃えたクッションでレピテーションしつつ、家具は重くなりすぎないようにナチュラル系をチョイス。ベージュが家具と床の色を繋いでくれているので違和感なく馴染みます。無印良品で揃えやすそうですね。
3. 敢えて床色に家具を合わせつつ重くなりすぎないコーデ
一番間違いないのは「家具を床色に合わせること」。でもミディアムブラウンの場合空間全体が暗くなりそうで避けてしまいそうですが、ここでもラグを明るめに、そしてソファは使い勝手のいいライトグレーを選ぶことで暗くなりすぎないコーディネートにまとまっています。
4. シックなモノトーンコーデにミディアムブラウンはぴったり
ソファを黒やネイビー、ダークグレーなどのシックな色味を選びたいなら、ミディアムブラウンの床はぴったりです。ライトグレーのラグでソファと色を繋ぎつつ、クッションでレピテーションしてさらに馴染ませます。家具はもっとシックにまとめたいなら床に合わせて、明るくしたいなら壁に合わせてホワイトをセレクト。
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【床色4】ダークブラウン系の参考例4選
1. 床の印象を一気に変えるベージュのワントーンコーデ
ダークグレーのフローリングで部屋の印象を暗くしたくない場合は、大きめの明るいラグで部屋の印象を明るく。ソファやクッションなどのファブリック系はすべてラグに揃えてワントーンにすれば清潔感と広がりのあるリビングに。
2. ダークブラウンを活かしたモノトーンコーデ
ダークブラウンの印象を活かしてグレーでまとめれば、一気にモダンな印象に。ラグにダークグレーを持ってくると暗い印象が強くなってしまうので、ライトグレーを選ぶとソファとの繋ぎにもなります。このコーデの場合、家具はウォルナットやミディアムブラウン系のものがおすすめです。
3. アメリカンヴィンテージ寄りのブラウンコーデ
このコーデは北欧スタイルというより、ミッドセンチュリー期のヴィンテージテイスト寄りですが、北欧っぽさにこだわりがなければダークブラウンの床にこのスタイルはぴったり。ここでもやはりラグは明るめを選んで空間が暗くなりすぎないように。インテリアはアクメファニチャー辺りのものが似合いそうなコーデです。
4. ダークブラウンにぴったりな王道ブラック&グレーコーデ
ダークブラウンを活かしつつ、スッキリしたインテリアが好みの方におすすめ。家具は壁に近いものはホワイト、壁から離れているテーブルなどはブラウンを選べば、暗くなりすぎず圧迫感も生まれません。ソファのクッションにはグレーを選んでレピテーションさせれば、ラグとの色バランスも取りやすいです。
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最後に
今回は4種類のフローリングごとに参考となる素敵なコーディネート例を4つずつ、計16パターンご紹介してきましたがいかがだったでしょうか。これからインテリアを考える方の参考になれば嬉しいです。最後までお読みいただきありがとうございました。
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