
「8年間」の表記を見ていたのに
1年2か月で残り16%でした
2025年6月から毎日使っている「Dyson Purifier Big+Quiet(BP02)」。旅行で数日家を空けるときもつけっぱなしで、購入から1年以上経った今も、空気清浄機そのものにはかなり満足しています。

きっかけは、MyDysonアプリで活性炭フィルターの寿命を確認したこと。商品ページでは「8年間」と見ていたので、残り16%という表示にはかなり驚きました。
Dyson公式の商品ページには、BP02の「フィルター交換の目安」としてHEPAフィルター15年間・活性炭フィルター8年間と掲載されています。一方で、BP02の公式サポートページでは活性炭フィルターは2年ごとの交換をおすすめと案内されています。さらにDysonへ直接問い合わせたところ、カスタマーサポートからも「1日12時間使用の場合、約2年間が交換の目安(8,760時間)」という案内を受けました。
この記事では、1年以上実際に使ったフィルター残量、現在確認できるDyson公式ページの記載、カスタマーサポートへ直接確認した内容をもとに、事実と私自身の受け止めを分けてまとめます。
この記事を書いている私は、デザイナー歴20年。アートディレクターとしてデザイン業界で働きながら、ライフスタイルブログ「LIVINGSKAPE-リビングスケープ-」、その他にもお金のブログ「MONEYDOSCOPE-マネードスコープ-」や子育てブログ「dotmomdad-ドットマムダッド-」を運営。Instagramのインテリアアカウントは現在フォロワー10万人。インテリアコーディネートやライフスタイルに役立つ情報を発信しています。
【結論】「8年間」だけで一般的な交換周期を判断しない方がいい
最初に今回分かったことを整理します。BP02の活性炭フィルターについて、商品ページにある「8年間」だけを見て、一般的な使用時の交換周期も8年程度だと判断しない方がよさそうです。
2026年8月時点で、BP02の商品販売ページでは活性炭フィルター「8年間」。一方、BP02の公式サポートページでは「2年ごとに交換することをおすすめ」と案内されています。

さらにカスタマーサポートへ確認した際も、実際の使用環境によって変わるとしたうえで、1日12時間使用の場合は約2年間、8,760時間が交換目安という案内を受けました。

商品ページでは8年、同じBP02のサポートページでは2年。この違いまで購入前に把握するのは、正直かなり難しいと思います。
きっかけはMyDysonアプリの「活性炭フィルター残り16%」
今回のことに気づいたのは、購入から1年以上経ってMyDysonアプリでフィルター寿命を確認したのがきっかけでした。私がBP02を購入したのは2025年6月8日。それ以降、旅行で家を空ける日も含めて毎日使っています。基本はオートモードで、ほぼ24時間運転です。

Dysonへ問い合わせを始めた時点で表示されていたフィルター寿命は、HEPAフィルター残り78%、活性炭フィルター残り16%でした。その後も毎日使用しているため、現在は活性炭フィルターが14%まで減っています。
少し前には実際のフィルターも開けて確認していますが、かなりの埃が付着していました。普段は中を見ることがないので、「毎日ちゃんとこれだけ吸ってくれていたんだ」と改めて実感したくらいです。

「8年間」という表記を見ていたので、それなら1年ちょっとではまだかなり残っていると思っていました。「え、もう16%?」というのが最初の反応でした。
Dyson公式の商品ページには「活性炭フィルター8年間」と書かれている
改めてDyson公式の商品ページを見ると、BP02の製品仕様には2026年8月現在も「フィルター交換の目安 HEPAフィルター:15年間 活性炭フィルター:8年間」と掲載されています。

もちろん、何の条件も書かれていないわけではありません。脚注には、日本電機工業会規格(JEM1467)に基づく試験方法による算出で、1日にタバコ5本を吸った場合の目安であること、使用状況によって異なることが記載されています。

私も「どんな環境でも必ず8年間持つ」と思っていたわけではありません。ただ、「フィルター交換の目安:活性炭フィルター8年間」と書かれていれば、多少前後することはあっても、一般的な使用でもそれに近い期間使えるものだと受け取っていました。

「使用状況で変わる」と「同じ製品の公式サポートページでは2年ごとの交換をおすすめ」では、私にはかなり印象が違いました。
Dysonに直接確認|「1日12時間なら約2年、8,760時間」
そこでDysonカスタマーサポートへ直接問い合わせました。2025年6月8日に購入し、基本的に毎日ほぼ24時間オート運転していること、HEPAフィルター残り78%・活性炭フィルター残り16%だったことを伝え、BP02の活性炭フィルターの交換目安を確認しました。

カスタマーサポートから受けた回答は、使用環境によって変わるとしたうえで「1日12時間使用の場合、約2年間が交換の目安」「8,760時間の使用」という内容でした。
8,760時間は、単純計算すると1日12時間なら約2年、1日24時間なら約1年です。我が家では購入から約1年2か月、ほぼ24時間運転しています。
もちろん、MyDysonアプリの残量が単純に運転時間だけで決まっているとは確認できていませんし、使用環境によっても変わります。それでも、8,760時間という案内の方が我が家の実際の残量には近いと思いました。

今回確認できたのは、「8年間」という表記から私が想像していた交換周期と、実際にサポートから受けた案内には大きな違いがあったということです。
MyDysonの「残り16%」は性能が16%という意味ではない
もうひとつ注意したいのが、MyDysonアプリに表示される「残り16%」の意味です。この数字が、脱臭性能そのものが16%しか残っていないことを示すとは確認できていません。
今回の記事で確認できているのは、約1年2か月ほぼ24時間使用した私のBP02で、問い合わせ時にMyDysonアプリの活性炭フィルター寿命が16%と表示されていたことです。具体的にどの情報を使って残量が算出されているのかまでは確認できなかったため、そこから先は推測しないことにしました。
「残り16%=脱臭性能16%」とは断定しません。あくまでMyDysonアプリ上のフィルター寿命表示が16%だった、という実使用データとして紹介しています。

私は今後、購入してから何年経ったかだけではなく、MyDysonアプリのフィルター寿命も確認しながら交換時期を判断するつもりです。
「8年間」と「2年間」の違いについてDysonへ確認した
公式商品ページの「8年間」と、公式サポートページやカスタマーサポートから案内された「2年間」。ここまで差があると、当然「この2つはどういう関係なのか?」が気になります。

カスタマーサポートへ「商品ページの8年間は、一般的な使用での交換時期を示しているものではないという理解で合っていますか?」と確認したところ、公式サイトが一般的な使用における交換時期のように受け取られる表記となっており、混乱を招いている旨の回答がありました。
一方、「8年間」は公式商品ページ上ではJEM1467に基づく試験方法による算出として掲載されています。私は試験そのものの妥当性を判断できる立場ではないため、この記事では試験結果を否定したり、独自に科学的な評価を加えたりはしていません。
確認できた事実は、2026年8月時点でBP02の商品ページには「8年間」、BP02のサポートページには「2年ごとの交換をおすすめ」と記載されていること。そしてカスタマーサポートからも1日12時間使用の場合は約2年・8,760時間と案内されたことです。

私が知りたかったのは「試験が正しいか」ではなく、「実際に使うとき、交換時期をどう考えればいいのか」でした。その答えとしては、8年間という数字だけで判断しない方がいいと思っています。
私は「8年程度が交換目安」と受け取っていた
今回の問い合わせを通して、一番大きかったのはここです。私はBP02を購入するとき、「フィルター交換の目安:活性炭フィルター8年間」=一般的な家庭で使った場合も、おおむね8年程度が交換目安と受け取っていました。
もちろん「使用状況によって異なる」という注記があることは理解できます。ただ、同じBP02の公式サポートページで2年ごとの交換が推奨され、カスタマーサポートからも8,760時間、1日12時間なら約2年と案内されたことを知ると、購入時に受けた印象とはかなり違いました。
フィルター交換頻度はメンテナンスだけでなく、ランニングコストにも直接影響します。私は以前「8年程度が交換目安なら長期的なコストもかなり抑えられる」と考えていましたが、ここについては評価を修正します。
2026年8月現在、BP02用の純正活性炭フィルターはDyson公式で11,990円です。8年程度の交換周期を想定するのと、公式サポートページの推奨どおり2年ごとの交換を想定するのでは、購入前に考えるランニングコストは大きく変わります。

空気清浄機としての満足度は変わりません。でもフィルターのランニングコストは、購入時に思っていたよりかかる可能性がある。この点は分けて考えた方がいいと思います。
表示について消費者庁にも情報提供しました
今回Dysonへ確認する中で、私自身「商品ページの表示として、この状態は問題ないのだろうか?」という疑問も残りました。ただし、「活性炭フィルター8年間」という表示が景品表示法上の不当表示などに該当するのか、私には判断できません。

商品ページには試験条件についての注記もあり、表示の法的な評価は私が断定できることではありません。そこで今回、Dyson公式の商品ページ、BP02の公式サポートページ、MyDysonアプリのフィルター残量、Dysonカスタマーサポートとのチャット履歴などを資料として、消費者庁の「景品表示法違反被疑情報提供フォーム」から情報提供しました。

これは、消費者庁から「違反である」と判断されたという意味ではありません。今回確認できた事実について、行政へ情報提供した段階です。
また、Dyson側からは表示について社内共有し、修正が必要な箇所については検討のうえ適宜対応する旨の回答を受けています。今後、公式サイトの表記に変更があった場合は、この記事にも追記する予定です。

製品自体には今も満足しています。ただ、購入判断やランニングコストにも関わる数字だからこそ、「8年間」と「2年間」の違いはもっと分かりやすく伝わるといいなと思います。
この件があってもBig+Quiet自体は買ってよかった

ここまでフィルターについてかなり細かく書きましたが、Big+Quietという製品そのものの評価とは分けて考えています。購入から1年以上経った今でも、私は買ってよかったと思っています。

旅行で数日家を空けてもつけっぱなしにしていますが、帰宅したときに閉め切った部屋特有のこもったニオイをほとんど感じません。普段はオート運転で、動いていることを忘れるくらい静かです。
風量と風向きを変えればサーキュレーターとしてもかなり使えて、部屋干しの洗濯物を乾かすときにも活躍しています。隣接する寝室のニオイが気になるときは、寝室側へ風を向けて強めに運転。1年以上使って、不具合や異音などのトラブルも今のところありません。
空気清浄機としては今もかなり満足しています。でも、フィルター交換目安については購入時に想像していた内容と違いました。私の評価はこの2つです。

今回のことを知った今でも、Big+Quietは買ってよかったです。ただ、今なら商品ページの「8年間」だけを前提にランニングコストを計算することはありません。
Big+Quietを1年以上使った詳しいレビューはこちらにまとめています。
まとめ|「8年間」だけで判断せず、実際のフィルター残量も確認する
今回の疑問は、Dyson Purifier Big+Quiet BP02を1年以上使い、MyDysonアプリでフィルター寿命を確認したことから始まりました。
2025年6月8日購入/ほぼ毎日24時間運転。問い合わせ時はHEPA残り78%・活性炭残り16%。2026年8月時点で商品ページは「8年間」、BP02の公式サポートページは「2年ごとの交換をおすすめ」。カスタマーサポートからも1日12時間なら約2年・8,760時間と案内されました。
少なくとも私は今後、商品ページの「8年間」だけを見て交換時期を判断することはありません。実際の使用状況やMyDysonアプリのフィルター寿命も確認しながら、交換時期を判断していくつもりです。
一方で、Big+Quietの空気清浄力や静音性への評価は今も変わりません。今回の記事は製品そのものを否定するためではなく、1年以上使ったからこそ分かったフィルター交換目安について、購入前には分からなかった情報を残しておきたいと思って書きました。

同じBP02を使っている方や、これから購入を検討している方が、商品ページの数字だけではなく実際の交換目安まで知ったうえで判断する材料になれば嬉しいです。
最後までお読みくださりありがとうございました!
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