
何枚も寝て、ようやく違いが分かりました。
マットレスを探し始めると、「高反発」「低反発」「ポケットコイル」「体圧分散」など似たような言葉がたくさん出てきます。口コミを読んでも評価はバラバラで、私自身も何度も迷いながら買い替えてきました。
これまで我が家では、コアラマットレス、NELLマットレス、エマ・マットレスの旧モデルとV2、NELPANDAのリーフとクラウド、ブレインスリープ オールインワンと、合計7種類を実際に使用しています。長期間メインベッドとして使ったものもあれば、子ども用、来客用、仕事部屋用として使ったものもあります。
いろいろ寝てみて分かったのは、全員にとって一番いいマットレスはないということ。この記事ではスペックだけで順位をつけず、実際に使った感覚をもとに「自分ならどれを選ぶか」を整理します。気になる商品は、それぞれの詳しい実使用レビューまでつなげています。
これまで実際に使った7種類
- コアラマットレス
- NELLマットレス
- エマ・マットレス ハイブリッド
- エマ・ハイブリッドV2
- NELPANDA リーフマットレス
- NELPANDA クラウドマットレス
- ブレインスリープ オールインワン
この7種類のうちNELPANDAのマットレスは現在販売終了。エマも私が実際に使用したV2から現行のV2nへ変わっています。実際に使ったモデルと現在販売されているモデルを混同せずに紹介します。
この記事を書いている私は、デザイナー歴20年。アートディレクターとしてデザイン業界で働きながら、ライフスタイルブログ「LIVINGSKAPE-リビングスケープ-」、その他にもお金のブログ「MONEYDOSCOPE-マネードスコープ-」や子育てブログ「dotmomdad-ドットマムダッド-」を運営。Instagramのインテリアアカウントは現在フォロワー10万人。インテリアコーディネートやライフスタイルに役立つ情報を発信しています。
【結論】迷ったらコアラ、コイルの寝心地ならNELL
現在購入できる商品の中で、メインベッド用として私が最初に比較するのはオリジナルコアラマットレスとNELLマットレスです。どちらが上というより、包まれるようなウレタンの寝心地が好きか、ポケットコイルの反発感が好きか。この違いで考えるとかなり選びやすくなります。
※表は左右にスライドして比較できます。
| 商品 | 私が感じた寝心地 | タイプ | 価格目安 | お試し | こんな人 |
|---|---|---|---|---|---|
| コアラ | モチッと包まれる | ウレタン | 69,900円〜 | 120日 | 迷った人・2人で寝る人 |
| NELL | 弾力・反発感あり | ポケットコイル | 79,900円〜 | 120日 | 通気性・コイル感重視 |
| エマ | 柔らかさ+反発 | ハイブリッド | 82,800円〜 | 100日 | 柔らかめが好き |
| ブレインスリープ | 薄いのにしっかり | ポータブル | 77,000円 | ― | 来客用・仕事部屋 |
迷ったらコアラ。コイルの反発感と通気性ならNELL。柔らかさとコイル感を両立したいならエマ。2台目の寝床ならブレインスリープ。この4つに分けるのが、今の私には一番分かりやすい選び方です。

7種類使っても「全員これでいい」とは思いません。でも、何を選べばいいか全く分からない状態なら、私はまずコアラとNELLの2つまで絞ります。
7種類使って分かった、選ぶ基準はまず2つ
以前は硬さやコイル数、ウレタンの層などを細かく比較していました。でも実際に何種類も使ってみると、その前に「包まれる感じが好きか」「下から押し返される感じが好きか」を考えた方が早いと感じています。
モチッと包まれたいならウレタン系
コアラのようなウレタン系は、体を面で受け止めるような感覚があります。私の場合は寝返りしたときの振動が隣へ伝わりにくく、夫婦で一緒に寝るメインベッドとして使いやすさを感じました。

ホテルのベッドのようにポンポン弾む感じより、モチッと受け止められる寝心地が好きならコアラ側です。
下から押し返されたいならポケットコイル系
NELLやエマのようなポケットコイルを使ったマットレスは、体が沈んだあとに下から支えられる反発感があります。私の場合、NELLは比較的しっかりした弾力、エマV2はもう少し柔らかく奥行きのある感覚でした。

スペック表をずっと見比べるより、「包まれたいか、押し返されたいか」で考えた方が、自分の好みを整理しやすかったです。
来客用・仕事部屋なら別枠で考える
毎日使うメインベッドではなく、来客用や仕事部屋の仮眠スペースなら選び方は別です。我が家ではこの用途でブレインスリープ オールインワンを使っていて、収納できることまで含めると普通のマットレスとは違う良さがありました。

メインベッドとセカンドベッドを同じ基準で比べると、余計に分からなくなります。用途が違うなら、最初から別枠で考えた方が選びやすいです。
実際に使った中で、今おすすめしたい4つ
ここからは、私が実際に使ったマットレスの中から現在購入できる商品を中心に紹介します。親記事では違いが分かるところまでに絞り、ヘタリ方や細かなデメリット、寝姿勢ごとの写真などはそれぞれの実使用レビューにまとめています。
オリジナルコアラマットレス|迷ったときのバランス型

我が家ではクイーンサイズのコアラマットレスを長期間使ってきました。寝た瞬間は少し柔らかく、その後しっかり支えられる感覚で、極端に柔らかい・硬いという印象ではありません。いろいろ使った今振り返っても、私はこのクセの少ないバランスがコアラの一番の強みだと感じています。

さらに我が家では2人で寝ることが多いため、隣の人が動いたときの振動が気になりにくいことも大きなメリットでした。初めてネットでマットレスを買う人や、寝心地の好みがまだはっきりしていない人なら、私はまず候補に入れます。
向いている人:初めてネットでマットレスを買う人/包まれる寝心地が好きな人/2人で一緒に寝る人

何種類も使いましたが、5年使っても大きな不満がなかったこと自体がコアラの強さだと思っています。
5年後のヘタリ具合や蒸れ、夫婦で寝たときの振動まで、個別レビューでは実際の写真を使って詳しくまとめています。
NELLマットレス|反発感と通気性を重視するならこれ

コアラと並んで候補にしたいのがNELLマットレスです。コアラがモチッと体を受け止めるような感覚なら、NELLはポケットコイルによって下から押し返される感覚があります。私には少し「ジェルの上に寝ている」ような、弾力のある独特の寝心地に感じました。

コアラと実際に使い比べて特に差を感じたのが、熱のこもり方です。私が自宅で使った範囲では、暑い時期はNELLの方が熱や湿気がこもりにくい印象でした。ウレタンよりコイルの反発感が好きな人なら、NELLの方がしっくりくる可能性があります。
向いている人:ポケットコイルの反発感が好きな人/熱や湿気のこもりにくさを重視する人/ウレタンの寝心地が苦手な人

コアラとNELLはどちらも好きですが、寝心地はかなり別物。ここは「どちらが上か」より、本当に好みです。
実際に横になった姿勢や沈み込み方、コアラと並べて感じた違いまで、写真付きで詳しく比較しています。
エマ・ハイブリッド|柔らかさとコイル感の両方が欲しい

我が家では旧エマ・マットレス ハイブリッドと、その後発売されたエマ・ハイブリッドV2の両方を使いました。旧モデルはかなりしっかりした寝心地でしたが、V2ではふんわり沈んだあとにコイルで支えられる感覚が強くなり、私はV2の方がかなり好みでした。

手や膝で押したときにも柔らかさが分かりやすく、NELLよりもふんわりした奥行きのある寝心地を求める人には候補になると思います。ただし現在のスタンダードモデルはエマ・ハイブリッド V2nで、私が実際に使ったV2とは別モデルです。
私が実際に使用したのはV2まで。現行V2nについて、V2と同じ寝心地とは断定しません。

V2へ変わったときはかなり印象が変わりました。現行V2nも気になりますが、ここは実際に寝ていない以上、分かったふりはしないでおきます。
旧ハイブリッドとV2を両方使ったから分かった、硬さや沈み込みの変化はこちらの記事で詳しく紹介しています。
ブレインスリープ オールインワン|2台目の寝床ならかなり強い

ブレインスリープ オールインワンは、コアラやNELLとは少し役割が違います。ピロー・マットレス・掛け布団が一体になった携帯型寝具で、我が家では仕事部屋の仮眠用として使用。普通のマットレスと比べるより、収納できる2つ目の寝床として考えると魅力が分かりやすい商品です。

マットレス部分は約4cmと薄いので最初は不安でしたが、実際には想像していた以上に下から支えられる感覚がありました。一方で横幅は70cmなので、毎日使うメインベッドというより、来客用や仕事部屋など用途を限定して使う方が合っていると感じています。
向いている人:来客用寝具が欲しい人/仕事部屋で仮眠したい人/普段は寝具を収納しておきたい人

仕事部屋でちょっと寝るつもりが、そのまま普通に昼寝してしまうことも。薄さだけ見ると想像しにくい寝心地でした。
実際に仕事部屋で使った寝心地、収納方法、横幅70cmの狭さまで、個別記事では写真付きで詳しくレビューしています。
NELPANDAは一番好きだった。でも今は購入できない
これまで使った中で、寝心地だけならかなり気に入っていたのがNELPANDA クラウドマットレスです。当時の記事でも「個人的に一番好きなマットレス」と書いていて、柔らかく包み込まれるのに沈み込みすぎない感覚がかなり好みでした。

三つ折りのリーフマットレスも来客用として購入したのに、わざわざ自分で寝ることがあるくらい気に入っていました。ただし現在、NELPANDAはマットレスと枕の販売を終了しており、現時点で再販売の予定もないと案内されています。
NELPANDAは現在購入できないため、おすすめ商品の中には入れていません。クラウドのような柔らかく包まれる方向が好きなら、今なら私はコアラやエマを候補にします。

本当に好きだった商品だから、販売終了したからといって評価まで変えるつもりはありません。そこも含めて実際に使ってきた記録として残しています。
クラウドマットレスの当時の寝心地や、コアラ・NELL・エマとの違いはこちらで詳しく紹介しています。
三つ折りタイプを来客用として実際に使ったリーフマットレスのレビューはこちらです。
7種類使った私の「失敗しにくい選び方」
おすすめ商品を見てもまだ迷うなら、購入前に確認したいポイントを4つに絞ると判断しやすくなります。どれも私自身が何種類も使う中で、後から重要だと感じるようになったポイントです。
硬さの数字だけで決めない
「硬め」「柔らかめ」という表記は参考になりますが、同じ柔らかめでも沈み方や戻り方はかなり違います。私は硬さそのものより、沈んだあとにどう支えられるかを見るようになりました。
2人で寝るなら振動も見る
夫婦やカップルで使う場合、自分だけで寝たときの感触だけではなく、隣の人が寝返りしたときの揺れも重要です。我が家でコアラを長く使えた理由のひとつが、この振動の気になりにくさでした。
暑がりなら構造まで確認する
寝心地が好きでも、夏に熱がこもると使いづらく感じることがあります。私の場合はウレタン中心のコアラとポケットコイルのNELLを使い比べて、暑い時期の感覚に違いを感じました。
最後は返品条件まで確認する
ネットで買えるマットレスは自宅で試せる商品が増えていますが、「返品可能」と書かれているだけで判断せず、返品できる時期や商品の状態、申し込み条件まで確認しておくのが安心です。

マットレスを何枚も使って一番変わったのは、スペックを見る時間が減ったこと。今は「自分がどんな寝心地を好きか」を先に考えます。
ネットで買うなら「家で試せるか」もかなり重要
ネットでマットレスを買うとき、最初に私が不安だったのは実際に寝ないまま何万円も払うことでした。でも何枚も使ってみると、店舗で数分横になるより、自宅で何晩も寝た方が自分に合うか判断しやすいと感じています。
| 商品 | 現在のお試し期間 |
|---|---|
| オリジナルコアラマットレス | 120日間 |
| NELLマットレス | 120日間 |
| エマ・ハイブリッド V2n | 100日間 |
見るべきなのは「返品できる」という文字だけではなく、対象期間・返品開始日・商品の状態・申し込み方法などの条件まで。購入時点の最新条件を確認してから選ぶのがいいと思います。

私も最初は「マットレスをネットで買うの?」と思いました。でも今は、自宅で何日も寝て確認できる方がむしろ判断しやすいと感じています。
結局、自分ならどれを買う?
7種類使った経験から、今選ぶならかなりシンプルです。価格やスペックを全部比較する前に、自分が何を重視するのかで候補を絞ります。
- 初めて買う・強いこだわりがない → コアラ
- コイルの反発感・通気性重視 → NELL
- 柔らかさとコイル感の両方が欲しい → エマ
- 来客用・仕事部屋・省スペース → ブレインスリープ
まだ迷うなら、まずコアラとNELLの2つまで絞るのがいいと思います。そのうえで、モチッと包まれる感覚ならコアラ、コイルで押し返される感覚ならNELL。この違いから考えるとかなり選びやすくなります。

私自身、次に買い替えるとしても「ランキング1位」では選びません。結局、自分が気持ちいいと思う寝心地を選ぶ。それが7種類使って一番よく分かったことです。
包まれる寝心地が気になるなら、まずコアラを5年使ったレビューから確認できます。
コイルの反発感が気になるなら、NELLとコアラを実際に使い比べた記事はこちらです。
まとめ|おすすめマットレスは「自分が気持ちいい寝心地」で選ぶ
マットレスは毎日長い時間使うものなので、価格やスペックを細かく比較したくなります。私も最初はそうでした。でもコアラ、NELL、エマ、NELPANDA、ブレインスリープといろいろ寝てきた結果、最後に重要なのは自分がどんな寝心地を好きなのかでした。
迷っているなら、私はまずコアラとNELLを比較します。柔らかなハイブリッド系が好みならエマ、収納できる2台目が必要ならブレインスリープ。この親記事で候補を絞り、気になった商品は個別レビューで実際の寝姿勢や細かなデメリットまで確認する。この流れなら、自分に合う1枚をかなり選びやすくなると思います。

「評判が一番いいもの」ではなく、「自分が気持ちいいと思えるもの」。何枚も使ってきて、結局ここに戻ってきました。
最後までお読みくださりありがとうございました!
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