エレクトロラックスの空気清浄機、
悪いところが見当たりません!
Pure A9.2は見た目優先で購入しましたが、機能も静音性もパーフェクト!想像以上に素晴らしい最高峰の空気清浄機でした。
この記事では、エレクトロラックス社が満を持して投入するハイエンドな空気清浄機Pure A9.2のメリット、デメリットや実際に使ってみた詳しい感想など、細かくご紹介します。
Pure A9.2を簡単にまとめると…
- デザインや作り込みが最高峰のクオリティ
- 空気清浄能力がめちゃめちゃ高い
- 本体に近づかないと分からない程の静音性
- お手入れが超簡単
- フィルター交換は2年に1度でOK
それぞれ詳しく解説します!
この記事を書いている私は、デザイナー歴20年。アートディレクターとしてデザイン業界で働きながら、ライフスタイルブログ「LIVINGSKAPE-リビングスケープ-」、その他にもお金のブログ「MONEYDOSCOPE-マネードスコープ-」や子育てブログ「dotmomdad-ドットマムダッド-」を運営。Instagramのインテリアアカウントは現在フォロワー10万人。インテリアコーディネートやライフスタイルに役立つ情報を発信しています。
最近仕事部屋用に購入した「加湿空気清浄機 UltimateHome 500」もおすすめ!
エレクトロラックスとは
スウェーデンの家電メーカーElectrolux(エレクトロラックス)社は、創業100年の老舗メーカーです。空気清浄機や掃除機以外にも洗濯機・冷蔵庫・調理家電など、幅広い家電を製造販売しており、世界150か国に展開しています。ヨーロッパでは最大級ともいわれる大手の家電メーカーです。
北欧スウェーデンのブランドらしく、デザイン性の高いプロダクトが多いです。デザイン性の高さと性能を両立している家電ブランドの中でも一目置かれた存在です。
エレクトロラックス空気清浄機の良いところ
エレクトロラックスの空気清浄機Pure A9.2のメリットは以下の7つです。
- とにかくデザイン性が高い
- 空気清浄力の想像以上
- 部屋の空気が常に綺麗
- 抜群の静音性
- キャスター付きで移動がラクラク
- 直感的なタッチパネル【風量は9段階】
- お手入れがめちゃめちゃ簡単
詳しくご紹介します!
1. とにかくデザイン性が高い
きっとPure A9.2を購入する1番の決め手は「デザイン性の高さ」ではないでしょうか。一見空気清浄機とは思えないファブリックを用いたデザインは、インテリアとして敢えて目立つところに置いておきたくなります。
ぱっと見、Bang & Olufsenのスピーカーみたいですよね!
まず、今までの空気清浄機との1番の違いは本体上部に使用されているファブリック素材。
ミックスグレーのカラーリングは北欧インテリアはもちろん、あらゆるテイストの空間に溶け込みます。
吸気口にあたる下部はなんと「パンチングメタル」!全体に漂う高級感のある佇まいは、ファブリック、レザー、樹脂、メタルと異素材がミックスされることで、更に引き上げられているのが分かりました。
本体上部には、持ち上げる際に便利なハンドルが本革で作られています。この空気清浄機が、家電というより「家具」としてデザインされているような、意識の高さが伺えるディテールです。
実際に使ってみた感想
購入前に実物は家電量販店で見ていましたが、自宅に届いた実物を改めて見てみると、本当に細部に至るまでこだわりを感じるプロダクトでした。
見てすぐ分かるファブリックやレザーの上質な素材感は言うまでもありませんが、蓋の裏側やフィルターが収まっている内部の成型に「バリ」が一切ありません。見えない部分までも丁寧に作られているのが細かく見ていくと更に良く分かります。
フィルターカバーを開けるための「つまみ」まで布製です。本当に作りが細かく丁寧です。
デザイン性だけが高く、機能を犠牲にしているプロダクトは数あれど、Pure A9.2は機能の高さを維持しつつ、デザイン性を高めた、超欲張りな空気清浄機だと思います。
Pure A9には大きさが2種類ありますが、私は敢えて大きい方(EP71-76GYA)を購入しました。理由は適応畳数の大きさもありますが、「目立たせたかった」のが1番の理由。リビングインテリアの主役になるように敢えて目立つ位置に大きなサイズで置きたかったのです。
最後の方でご紹介しますが、大きい方(EP71-76GYA)のサイズで大体バルミューダの空気清浄機と同じくらいのサイズです。
2.空気清浄力が想像以上
Pure A9.2は、360度全方位から効率よく空気を取り込めるよう円筒形のデザインを採用しています。
吸い込まれた空気は、メッシュフィルター・抗菌層・HEPAフィルター・活性炭フィルター・イオナイザーの5つのステップを経て、空気中の細菌、ウイルス、カビを99%除去します。
Pure A9.2はHEPAフィルターを搭載しているため、PM2.5よりもさらに細かい粒径0.3µmの粒子を99.97%キャッチしてくれます。
また、フィルターにはスマートタグが付いており、使用状況を把握。交換するタイミングはアプリから確認することができます。ちなみにフィルターの交換目安は約2年です。
実際に使ってみた感想
今までリビングではバルミューダの空気清浄機を使っていました。Pure A9.2と同じくオートモードで使用して1-2ヶ月に一度程度、フィルターに付いた埃を掃除機で吸っていましたが、バルミューダのフィルターにはいつもそこまで埃が付いていませんでした(薄ら「付いているかな〜」程度)。
が、Pure A9.2に変えて2週間後、今回のブログ用に撮影しようとフィルターを見てみたところ…
たった2週間でフィルターにこんなに埃が!置き場所も運転モードも同じなのに付着している埃の量が全然違うのです。それだけPure A9.2の空気清浄効果が高いことをより実感しました!
食事の支度をしている際の匂い残りもバルミューダを使っていた時よりも少ないので、消臭効果も抜群です。
3.部屋の空気が常に綺麗
Pure A9.2は部屋の空気の状態はPureSenseシステムによって4段階で自動判定され、常に綺麗な状態を保てるように自動的に風量を調整してくれます。
空気の状態はコントロールパネルの周りにあるエアクオリティライトの色で表示されるので、一目で空気の状態が分かります。もちろんお休みの際は照度センサーが感知してエアクオリティライトも消えるので光が邪魔になることはありません。
さらにPure A9.2が放出する空気は、パワフルでありながら滑らかなスパイラル状の気流を作り出すため、家の中を効率的に循環させ、キレイな空気がお部屋の隅々まで行き渡ります。
実際に使ってみた感想
我が家のリビングに置いている空気清浄機の位置がちょうど観葉植物の下なのですが、その葉っぱの揺れ具合で空気清浄機の稼働具合を見たりしています。
以前使っていたバルミューダの時は、オートモードで空気の汚れが少ないノーマル時には吹き出し口に違い葉っぱだけが揺れていました。
しかしPure A9.2を使い始めてしばらくして気づいたのですが、Pure A9.2も同じ条件で使っているにも関わらず、観葉植物の上の方の葉まで揺れているんです。
しかも動作音は殆ど聞こえません。つまり、それだけスパイラル気流によって動作音をさせずに部屋の上の方まで綺麗な空気が届いているということです。
静かに、そして遠くまで綺麗な空気を運べるという部分もPure A9.2の魅力的なポイントです。
4.抜群の静音性
Pure A9の動作音は、ノーマル時(汚れが少ない状態)ではかなり静かです。
エアコンやテレビを消して、本体に耳を近づけてやっと聞こえる位小さな動作音しかしません。ファンの構造によるものなのか、音の質自体が全く異なる感じです。分かりにくいかも知れませんが、普通の空気清浄機が「ボーー」という音だとしたら、Pure A9.2は「ファーー」という感じ笑。
マニュアルモードでは9段階風量が調節可能ですが、風量にして1〜4まではかなり静か。汚れを検知し5〜9までだとそれなりに風切り音がします。
ただ、素早く汚れを除去した後はまた静かになります。
実際に使ってみた感想
寝室で使うならまだしも、リビングでの使用を前提とした場合、エアコンやTVなどあらゆる生活音があるため空気清浄機の静音性はそこまで期待していませんでした。
そんな私でも分かるくらいPure A9.2の静音性の高さにはかなり驚きました。「動いているのかな?」と心配になるくらい殆ど音がしないのです。(でも観葉植物の葉っぱはちゃんと揺れています)
静音性が高く、そして空気清浄機能もかなり高いので、寝室に置くなら間違いなくPure A9がいいと思います。
5.キャスター付きで移動がラクラク
Pure A9の本体下にはキャスターが付いているので、移動がかなりラクです。
空気清浄機って基本据え置きですが、掃除する際に少しだけ動かしますよね。その時にさっと動かせる便利さは使って初めて分かりました。
なお、キャスターが必要ない場合は、ウッドレッグが付属しているバージョンも販売しています。ウッド素材をプラスすることでよりデザインに深みが出ます。
6.直感的なタッチパネル【風量は9段階】
Pure A9.2の操作方法は2種類。
- 本体のタッチパネル
- スマホアプリ
中でもタッチパネルの操作性が直感的で使いやすいです。
基本的に空気清浄機は24時間オートモードで付けっぱなしにする場合が多いと思いますが、掃除機を掛けたり、匂い汚れが気になる際はマニュアルで風量を調整することも。
Pure A9ではタッチパネルを指でスライドすることで風量が調整します。
本体に余計なボタンがないのも、エレクトロラックスのデザインへのこだわりを感じます。
実際に使ってみた感想
24時間運転の我が家では操作する頻度も少ないので、アプリを使うよりも本体タッチパネルでササっと操作する方が多いです。
指でサッと触れてモードをマニュアルに切り替えて、ボタンを何度も押すことなく指を滑らせて風量を調整できるのは想像以上にスムーズで使いやすい!
空気の状態はライトの色でも判別できますが、パネルにはPM2.5に関する数値も大きく表示されます。今までそこまでタッチパネルにこだわりはありませんでしたが、一度使うとその便利さがよく分かりました。
7.お手入れがめちゃめちゃ簡単
掃除は月に1回と平均的な頻度ですが、必須で行う掃除はエアクオリティセンサー内に溜まったホコリを掃除機で吸い取るのみとお手入れは簡単。
私は掃除の際に、フィルター自体に付いた埃や本体外側に付着した埃もダイソンにブラシノズルを付けて吸い取っています。
またフィルター交換も2年に1度と頻度はそこまで高くありません。パーツを分解する手間がないため、スムーズにお手入れできます。
バルミューダや他の空気清浄機も大抵は1年に1度の交換を推奨しているので、それと比べてもかなり良心的です。
実際に使ってみた感想
Pure A9.2の空気清浄能力がかなり高いので、フィルターに埃が付着するスピードが早いです。
繰り返しになりますが、使用2週間でフィルターにはこれだけの埃が付着していました。
空気清浄効率を下げないためにも、毎月フィルター自体に付いた埃を掃除機で吸い取ってあげた方が良さそうです。(なぜか付属の説明書にはフィルターの掃除についての記載がありません笑)
Pure A9.2の悪い口コミを考えてみた
私もPure A9.2を購入する前に色々口コミを読んだのですが、いくつかこんな悪い口コミがありました。
- フィルターが高価
- 本体が大き過ぎる
- アプリからしかできない設定がある
実際に購入して使ってみて、結果的にこれらの口コミはどうだったのか、私の感想を書いてみたいと思います。
1.フィルターが高価
口コミを見ていてよく目にしたのが「フィルターが高い」ということ。価格は大きい方(EP71-76GYA)で約14000円、小さい方(EP71-56GYA)は約12000円です。
ただ、最近の空気清浄機のフィルターは大体このくらいの価格はしますよね?国内メーカーでは10年交換不要というものが販売されていますが、ある程度清浄能力を維持しようとしたらフィルター交換は仕方ありません。
定期的なフィルター交換を推奨しているメーカーの殆どは空気清浄機能がかなり高い機種に多いと思います。Pure A9.2についても吸引力も清浄力もかなり高いので、むしろ当然と言えると思います。
その中でも、大抵のメーカーがフィルター交換目安を1年としているところ、Pure A9.2のフィルター交換目安2年に設定されているため、ランニングコストとしてはバルミューダや他のメーカーよりも安価であると言えると思います。
【追記】1年半でフィルター交換をしました
ある日アプリから連日通知が来るようになり確認するとフィルター交換を促すアラートでした。
購入したのが2022年1月なので、現在2023年5月末なので約1年半ということになります。
交換目安が2年なので少し早めに交換時期が来たようです。使用環境や部屋の広さにもよると思うので一概には言えませんが、
交換目安は1年半〜2年程度
と考えて良さそうです。
ただ、並べてみると一目瞭然!1年半懸命に空気を綺麗にしてくれていたことが窺えます!笑
Pure A9.2の空気清浄能力はとても高いので、集塵力も半端ないです。それゆえフィルターも汚れていきます。折角の優秀な空気清浄機なので、アラートが来たら速やかに変えましょう!笑
現在大きい方のフィルターが品薄のようです。正規品ではないですがAmazonで対応商品の取り扱いがありました。
2.本体が大き過ぎる
「届いてみたら想像以上に大きかった」という口コミもよく見かける口コミでした。
ただ、サイズについては購入前に測れば分かるもの。私個人的にはバルミューダをずっと使っていたので、全く気になりませんでした。
小さい方)はこれよりも高さが低いので、かなりどちらかといえばコンパクトな見た目だと思います。
3.アプリからしかできない設定がある
Pure A9.2には空気にイオンを放出して汚染粒子を床に落とすイオナイザー機能を搭載していますが、この設定は本体からは出来ません。本体と連携させた専用スマホアプリからのみ設定ができます。他にも本体で測定している温度や湿度もスマホからしか確認できません。
スマホアプリと連携させないとPure A9.2の機能すべてを使うことが出来ないのは若干不便ではあります。ただ、元も子もないですが、専用アプリそんなに使いません笑。温度や湿度は部屋の温湿計で確認しますし、イオナイザーも一度設定すれば問題無し。多分Pure A9.2を購入する層がスマホを持っていないということも考えられないので大したデメリットでもないと感じました。
ちなみにアプリではフィルターの交換時期を確認できるので、時々チェックする必要はあります。
エレクトロラックス空気清浄機Pure A9.2のスペック
エレクトロラックスの空気清浄機EP71-76GYAのスペック詳細は以下になります。
本体色 | グレー |
寸法 | 約315(W)×315(D)×750(H)mm |
質量 | 約8.9kg |
適用床面積 | ~約96㎡(約58畳) |
電源コード長さ | 約2m |
電源 | AC100V 50/60Hz |
風量モード | ファン・スピード1~9 |
消費電力 | 3.9~39.5W |
1時間当たりの電気代 | 0.1円~1.1円* |
運転音 | 18~52dB |
フィルター寿命 | 約2年 |
最後に
今回は、エレクトロラックス社が満を持して投入するハイエンドな空気清浄機Pure A9.2のメリット、デメリットや実際に使ってみた詳しい感想など、細かくご紹介しましたがいかがだったでしょうか。空気清浄機はいろいろ使ってきましたが、本気でおすすめできる最高峰の空気清浄機エレクトロラックスのPure A9.2。これから購入を検討されている方の参考になれば嬉しいです。最後までお読みいただきありがとうございました。