【本音レビュー】ダイソン オムニグライドを買わない理由とは【SV18FFやバルミューダとの違いも】

「ダイソンで最も操作性に優れたコードレスクリーナー」として4月7日に発売された「Dyson Omni-glide(ダイソン オムニグライド)」。前後だけでなく左右にも動かせる“全方向駆動”という考え方を新たに導入しただけでなく、ハンドルがスリムなスティック型になり、手前に倒して180度のフラットな状態で掃除できるデザインも従来モデルと大きく異なる最新モデルです。

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でも、私は購入を見送ります!

今回はダイソンオムニグライドを買わない理由を従来品SV18FFとの違いと、バルミューダザクリーナーとの比較と合わせてご紹介したいと思います。

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この記事を書いている私は、デザイナー歴20年。アートディレクターとしてデザイン業界で働きながら、ライフスタイルブログ「LIVINGSKAPE」を運営。Instagramのインテリアアカウント(@jk___decor)は現在フォロワー約8万人。実際に使用してみてよかった商品を詳しくご紹介しています。

なぜオムニグライドを買わないのか

私はDyson SV18FF (デジタルスリムフラッフィー)を持っているのですが、やはり新製品には興味があります。初めてダイソンのオムニグライドを見た時は「バルミューダのパクリか?」と思ったのですが、色々調べてみるとバルミューダでは足りなかった吸引力と、ヘッドが完全にフラットにならない問題を両方ともクリアしていて、かなり欲しくなりました。

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実際に表参道のDysonストアで試させて頂いたのですが、結論 「購入は見送る」 ことにしました。

買わない理由は以下の5つ。

  • 絨毯の上ではヘッドの回転が止まる
  • ノーマルモードでの稼働時間が20分に
  • 純粋な吸引力は落ちている(はず)
  • クリアビンが小さいためゴミ捨て回数が増える
  • ヘッドが大きくなり狭い隙間には入りにくい

この後詳しくご紹介します。

【オムニグライドを買わない理由1】絨毯の上ではヘッドの回転が止まる

オムニグライドのクリーナーヘッドは2つのローラーが両方とも内向きに回転することで1方向へのスライドで往復したのと同じ掃除能力を実現するのですが、ローラーが2つあることで摩擦力が強く、絨毯の上では回転が止まってしまいます。つまり完全にフローリング仕様になっているということです。

ヘッドを付け替えれば絨毯の上ももちろん掃除はできますが、完全にフローリング専用になったことは、我が家での掃除範囲が限られるということ。今持っているSV18FFよりも不便になるということが1つめの理由です。

【オムニグライドを買わない理由2】ノーマルモードでの稼働時間が20分に

これもSV18FFとの比較になりますが、ノーマルモードでは40分近く稼働するSV18FFと比べると駆動時間が半分になっています。またフルパワーモードだと駆動時間たったの5分です。やはりこの点もSV18FFに軍配が上がります。

【オムニグライドを買わない理由3】純粋な吸引力は落ちている(はず)

オムニグライドはサイクロンの数が8個と少なくなっています(SV18FFは11個)。ゴミを収納するクリアビンも小さいため、フローリング専用になりパワーも集塵能力も落ちてると思います。

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ただしオムニグライドの場合、2つのローラーによりゴミの収集力が高くなっているので、フローリングにおける集塵能力はSV18FFと変わらないと店員さんは仰っていました。

【オムニグライドを買わない理由4】クリアビンが小さいためゴミ捨て回数が増える

これはバルミューダでも言えることですが、本体をコンパクトにするためにゴミを溜めるクリアビンが小さくなっています。クリアビンにゴミが溜まるとサイクロンによる吸引力が低下するので、自ずと頻繁にゴミ捨てをする必要があります

【オムニグライドを買わない理由5】ヘッドが大きくなり狭い隙間には入りにくい

幅は変わっていませんがローラー1つ分奥行きが増えています。

オムニグライドのクリーナーヘッドはローラーが2つ付いているため、今までのダイソンクリーナーよりもヘッドに奥行きがあります。ローラーのサイズは小さくなっているので、2倍とまではいかないですが、1.5倍は大きくなっているので、SV18FFで入っていた隙間は掃除できません。

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動きはスムーズで全方向駆動なので小回りは効きますが狭い隙間も掃除したいのであればSV18FFに軍配が上がります。

オムニグライドをおすすめできる人

オムニグライドのメリット、デメリットを考慮した上でオムニグライドをおすすめできる人を考えてみました。

【オムニグライドがおすすめな人1】フローリングメインの部屋にお住まいの方

オムニグライドはラグの上ではローラーヘッドの動きが止まってしまうため、ラグを敷いていないお部屋にお住まいの方におすすめです。

【オムニグライドがおすすめな人2】ひとり暮らしの方

オムニグライドは稼働時間が20分のため、二階建ての一軒家や広い部屋にお住まいの方の場合、すべての部屋を掃除し終わる前に充電が切れてしまう可能性があります。1LDK程度のお部屋であれば丁寧に掃除しても20分以内には終わるのでおすすめできると思います。

【オムニグライドがおすすめな人3】従来のトリガータイプが苦手な方

オムニグライドはコードレスクリーナーでダイソンが初めて電源をトリガースタイルではなく、一般的なスイッチスタイルを採用したモデルです。掃除中にトリガーを引きっぱなしにすることに慣れない人や、違和感のある方にとっては、ボタンを1度押しただけで稼働し続けるオムニグライドは使いやすいと思います。

まとめ

稼働時間はSV18FFの圧勝、重さはSV18FFもオムニグライドも1.9kgと対等。吸引力においてはSV18FFの方が数値的には高いがフローリングにおける集塵力はほぼ同等。つまりオムニグライドはヘッドのダブルロールブラシと全方向駆動が魅力ですが、それ以外ですべてにおいてSV18FFに劣っていると言えると思います。

【ちなみに】バルミューダザクリーナーとの違いについて

冒頭でも少し書きましたがこちらでもう少し詳しく書きます。バルミューダザクリーナーとダイソンオムニグライドの大きな違いは以下の3つです。

オムニグライドにホバー機能はない

バルミューダザクリーナーの魅力の一つである「浮遊感」。ダイソンオムニグライドもバルミューダに似た構造のため浮遊感があると思い実際に使ってみたところ、浮遊感を感じませんでした。ダイソンの店員さんに聞いてみたところ、「ホバーさせてしまうとダイソンの強みである吸引力が落ちてしまうために敢えて浮かせていない」と仰っていました。デザインや集塵方法は同じですが、オムニグライドにバルミューダのような浮遊感はありません。

オムニグライドと違いバルミューダはラグの上も掃除できる

しっかり接地しているダイソンの場合、吸引力の強さとラグとの摩擦の影響で回転が止まってしまいます一方バルミューダはブラシで掻き込む感じなのでラグの上も掃除が可能。ラグの上もローラーヘッドで掃除したい場合、ダイソンは選択肢から外れる形になります。

本体の重さはオムニグライドが断然軽い

本体の重さが3.1kgのバルミューダザクリーナーに対して、ダイソンオムニグライドは1.9kgとかなり軽量。実際に両方とも使ってみましたが、バルミューダはホバーしているため、駆動時の操作性はいいですが、充電器から取り上げる時などなかなか重さを感じました。

一方ダイソンオムニグライドはかなり軽い。女性でも軽々操作できるほど軽量化されており、ホバー機能を考慮しても掃除のしやすさはオムニグライドに軍配が上がります。

180度フラットに寝る構造

バルミューダザクリーナーの一番の問題点が、「本体を180度寝かせようとするとヘッドが空いてしまう」問題。ソファやベッドの下を掃除しようとしてもヘッドが浮いてしまうのでゴミを完全に吸引するのは難しいでしょう。

一方ダイソンオムニグライドは180度完全に寝かせてもヘッドはしっかりと地面に接地し、浮くことはありません。バルミューダで解決出来なかった問題をダイソンオムニグライドはしっかりと解決しています。

駆動時間はバルミューダが10分長い

オムニグライドのノーマルモードでの稼働時間は20分、一方バルミューダザクリーナーは30分と10分の開きがあります。掃除中の10分はかなり大きいです。オムニグライドではせいぜい1LDKを丁寧に掃除するのが精一杯だと思います

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ちなみに、バルミューダもダイソンもほぼ同じ構造のこの掃除機の構想を2018年の同時期に着想を得たと話しています。同時期に似た技術をベースに製品を作り、各社の経験や方向性で違いが出たのでしょう。

吸引力について

吸引力はダイソンの方がありそうですが、フローリングにおける集塵能力については両方とも大差はないようです。

ダイソンとバルミューダの違いを整理すると…

  • 掃除で浮遊感を味わいたいなら→バルミューダ
  • ラグの上も掃除したいなら→バルミューダ
  • 本体は出来るだけ軽い方がいいなら→ダイソン
  • ベッドやソファの下も掃除したいなら→ダイソン
  • 掃除に20分以上掛かるなら→バルミューダ

という感じになると思います。結果的にどちらを選ぶかについては「ラグを掃除できるか否か」が一番大きなポイントになってくると思います。

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あと、バルミューダザクリーナーを実際に使ってみて思ったのは「自宅に段差が多い場合はバルミューダは重すぎる」ということ。掃除をしている最中はホバー感によって軽いのですが、それはスライドしている場合のみ。本体を持ち上げる際は3.1キロの重さがそのまま負担になるため、階段が多い家や段差や避けなければいけない物が多い家には不向きだと思いました。実際に、充電器から持ち上げるだけでも「重っ!」という感じでした。

デジタルスリムフラッフィー(SV18FF)について

今回の記事では私が今持っているDysonデジタルスリムフラッフィー(SV18FF)との比較をしてきましたが、SV18FFについては別記事「最新のダイソンデジタルスリムSV18FFの進化がすごい!V6 Fluffyと比較しながらご紹介」で詳しくご紹介しています。気になる方はこちらをご覧ください。

最後に

今回はダイソンオムニグライドを買わない理由を従来品SV18FFとの違いと合わせてご紹介してきましたがいかがだったでしょうか。購入を検討している方の参考になれば嬉しいです。最後までお読みいただきありがとうございました。

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TOKYO | DESIGNER | ART DIRECTOR
インテリア好きのグラフィックデザイナー。Instagramフォロワー8万人。夫婦二人、40年越えの築中古マンションをリノベーションして暮らしています。家具、家電、食器、雑貨、収納など、好きなものを気ままに綴ります。オリジナルのアートポスターをデザインしてオンラインストア「MONOKHROME」にて販売中。下のウェブサイトボタンよりアクセスください。

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