【シチズンCTD711レビュー】約1秒で検温&正確な非接触型体温計【電子体温計よりおすすめかも】

このコロナ禍の中で、検温する機会が以前に比べて増えてきました。私が勤めている会社では在宅であっても検温して報告をするのが始業のルーティンになり、出来るだけ早く検温を終えるために非接触タイプの体温計を探し始めました。今回は色々と比較検討して、デザイン面・価格面・機能面でベストと思えるシチズンの非接触型体温計CTD711について徹底レビューしていきたいと思います。

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この記事を書いている私は、デザイナー歴20年。アートディレクターとしてデザイン業界で働いています。Instagramのインテリアアカウント(@jk___decor)は現在フォロワー約7万人。インフルエンサーとして企業のPR活動も行なっています。

【結論】電子体温計よりも安定した検温が「たった1秒」で出来る!かなり精度の高い耳額式体温計

やっぱりシチズンの信頼感は間違いありませんでした。このCTD711は非接触型ですが、よく入店時に行われる額で測定するタイプのものとは違い、額と耳両方で検温できるタイプです。耳で測定する方が精度が高いので普段は耳で検温していますが、精度が本当に高い!

詳しくは後述しますが、今まで使っていたワキ下で予測検温するタイプの電子体温計と大きな差がありません。おおよそ0.2〜0.3度ほど電子体温計よりも高く出る程度です。

小数点以下まで正確に体温を測るなら電子体温計を舌下で検温するのが間違いないですが、時間がとても掛かります。このコロナ禍では37.5度を超える熱があるかどうかの判断ができれば問題ありません。

それがたった1秒の測定時間でここまで誤差が少なく正確な検温が実現できるというのは、他の製品でもなかなか無いと思います。これからはワキで測る電子体温計は使わなくなると思います。

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コロナが流行り始めてから急に増えた中国製の非接触型体温計。スタイリッシュな見た目で低価格でつい買ってしまいそうになりますが、私はおすすめしません。一度使用したことがありますが誤差が凄いです。それについても後述します。

おすすめ非接触体温計シチズンCTD711の特徴

4つの測定モードと素早い検温

CTD711は耳・額検温のほか、物体表面温度や室温も測定可能です。各種測定モードを簡単に切り替えるだけで使い方も簡単です。さらに検温時間は約1秒。赤ちゃんや、ご高齢者の検温や、短時間でたくさんの方を検温したいときなどに便利です。

額の表面温度を測れます。検温時間約1秒。
鼓膜の温度を測れます。検温時間約1秒。
物体表面温度液体や固体の表面温度を測れます。測定時間約1秒。
室温気温や室温を表示します。リアルタイムで変化します。
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非接触型の体温計は体温測定機能しか付いていないものが殆どですが、CTD711には物体の表面温度や気温が測れます。実用性が高いのは「物体の表面温度測定」。哺乳瓶の中のミルクに向ければ温度を測ることができるので便利です。

測りやすい形と安全に配慮したデザイン

本体をもつとプローブ(測定面)の角度が手のひらに対してほぼ垂直になるのでセンサーの向きがわかり、本体上部にある測定ボタンが押しやすくなっています。また、手のひらにおさまるので、本体の位置がぶれにくく、安定した検温が可能です。

9回分メモリー

体温測定結果、測定日時、測定モード(耳または額)を9回分メモリーします。

高熱アラート機能

測定結果が37.5℃以上の場合、「ピーピピピ」とブザーが鳴り発熱をお知らせします。※耳・額測定モードのみ

価格は約5000〜6000円で手頃

価格はAmazonや楽天で5000円台で販売されています。中国製の初めて見るメーカーのものは2000円台で購入できるものが市場を埋め尽くしていますが、それらと比較すると若干高いかもしれません。ですが、検温値の正確さとシチズンというブランドの信頼感を考えれば5000円はお求め安い金額だと思いました。

CTD711は日本製ではなく「台湾製」

シチズンが国内メーカーなので製造も日本だと思いきや、実は台湾製です。ネットのレビューではCTD711の製造販売元であるシチズンシステムズはシチズンとは関係ない会社、というような書き込みもありますが、正真正銘シチズンのグループ会社です。決して製造している国が重要なのではなく、どのメーカーが製造監修しているか。それが製品クオリティを左右する重要な判断基準になると私は考えています。

おすすめ非接触体温計シチズンCTD711を実際に使用した感想

私は実際にCTD711を購入してから毎朝使用しています。使っている中で感じた点をまとめました。

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毎日使っているので、かなり参考になるレビューだと思います。

非接触(額測定)よりも耳測定がおすすめ

CTD711は非接触タイプですが、額だけでなく、耳(鼓膜)でも検温できます。どちらかといえば耳の方が正確。額は外気温の影響を受けて表面温度が低くなりがちですが、耳の中は額に比べて体温が保たれているのでブレもなく正確な検温ができました。

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額でも耳でも検温時間はたったの1秒。家庭内で使うなら、精度の高い耳での検温がおすすめです。

ワキで測定した体温(予測式)との差がほとんどなく安定している

以下のテスト時とは別に撮影時に検温した際、脇検温と同じ体温を示しました。

以下の表は私が朝の検温時に、今まで使っていたワキで検温するタイプの体温計(テルモ製)と、CTD711の耳検温の結果を表にしたものです。より正確さを期すために6回づつ測定しています。

回数ワキ検温(テルモ)耳検温
1回目36.036.5+0.5
2回目36.236.5+0.3
3回目36.336.5+0.2
4回目36.436.5+0.1
5回目36.436.5+0.1
6回目36.436.6+0.2

6回測定した差をアベレージにすると誤差-0.23度ということになります。電子体温計のみの測定値を見ても誤差が0.4度もあるのに、1秒検温との差が0.23しかないのはかなりの精度だということが分かります。

さらに見て頂きたいのが耳検温がほぼすべて同じ体温を示しているところ。最後だけ0.1度高く出ていますが他5回は全て同じ数値。耳での検温の安定性がよく分かる結果になっています。

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これは私の推測ですが、脇下で検温した場合、例えば汗をかいていたり、上手く挟めていなかったりして正確に検温できていないことがあるのだと思います。しかし耳の場合はそういった影響が少ないため、より正確に安定的に体温を測定できるのだと思います。

ちなみに、電子体温計は以下を使用しました。

デザインがシンプルで洗練されていて使いやすい

私も非接触型体温計を買う前に色々口コミレビューを読んだりして情報を集めました。見た目のデザインが素敵なものは大体がよく分からない中国製のメーカー。レビューもあまり良く無いものが殆ど。

たとえばコレとか。

一方国内メーカーのものやレビューがいいものは、デザインがとてもダサい(笑)。多分子供やお年寄り向けに作られたデザインなのかやけにカラフルだったり、丸くん可愛らしいフォルムだったりして、デザイン的に受け付けないものが殆ど。

例えばコレとか。

そんな中、信頼できるシチズン製で価格も5000円台と手が出しやすいCTD711を発見。中でも目を引いたのがそのデザイン。余計な装飾はなく至極シンプル。しかし液晶が大きかったり、バックライトが付いたり、持ちやすいグリップが付いていたりと、デザイン性だけでなく機能性も考えられているとても魅力的なデザインです。

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実際に使ってみても満足な操作感に、シチズンブランドのクオリティの高さは間違いないと実感しました。

【検証1】ワキ・耳・額での測定値の差はどのくらい?

今まで使っていた脇下で検温するテルモの電子体温計とシチズンCTD711の耳検温と額検温でどれだけの差があるかを検証しました。以下の表がその結果です。

回数ワキ検温(テルモ)耳検温(ワキ検温との差)額検温(ワキ検温との差)
1回目36.036.5(+0.5)36.7(+0.7)
2回目36.236.5(+0.3)36.8(+0.6)
3回目36.336.5(+0.2)36.8(+0.5)
4回目36.436.5(+0.1)36.8(+0.4)
5回目36.436.5(+0.1)36.8(+0.4)
6回目36.436.6(+0.2)36.8(+0.4)

耳検温では、脇下検温と比較すると平均+0.23度。一方額検温の場合は平均+0.5度と少し高め。実用性が高いのは耳検温の方だということが分かりました。

0.5度の違いは結構大きいですよね。例えば実際は36.8度の方が37.3度と出てしまう訳ですから。多分額検温の場合、外気温の影響を受けやすいので機械的に高めに出るように設定されているのかもしれません。

ただ、耳と額両方の結果を見てもやはり検温のブレは殆どないことが分かります。このことから考えると、額検温の場合は-0.5度すればほぼ正確な体温が割り出せるということになります。

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耳検温であればほぼ誤差はありません。

【検証2】物体表面温度測定は使える精度か?

シチズンCTD711は物体の表面温度を測定することも可能です。実際にどのくらい実用性があるか実験してみました。

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マグカップにに蛇口の給湯器から40度に設定したお湯を入れてその温度を測りました。

40度のお湯がカップにより少し冷めたようです

ドリテックの料理用温度計で測定してみると36.1度。40度のお湯を冷たいマグカップに注いだので若干温度が下がったと思われます。

かなり正確に温度を測定できました

次にCTD711で表面温度を測定。36.2度とほぼドリテックの温度計と同じ数値。ドリテックは直接検温部をお湯に入れて測定しているのに対し、CTD711はお湯の表面1cm程度まで近づけて検温してこの精度。かなり正確だということがわかります。

かなり近くまで接近した方が正確に測定できます

検温したい対象物に近ければ近いほど正確に検温できるようです。今回は1cm程度近づけて測定しました。

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もっと誤差が出るかなと思ったのですが、想像以上に正確に測定できました。この精度であればかなり実用性は高いと思います。

【検証3】室温測定は使える精度か?

シチズンCTD711には室温を測定する機能もあります。普段使っているこちらもドリテックの温湿計の数値と比較して検証してみました。

誤差+1℃。実用性のある数値です

CTD711は室温測定モードにした瞬間に、スキャンボタンを押さなくても既に測定した室温を表示。最初はかなり高めに出ましたが徐々に下がっていき、安定してきた数値で比較したところ、誤差はおおよそ1度。こちらもかなりの高い精度で測定できているのが分かりました。

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CTD711の表面温度測定も室温測定もかなり正確な温度を測定することができました。両方とも実用性の高い機能だということが分かりました。

非接触体温計シチズンCTD711のイマイチな点

毎日使っている中で、これはイマイチという点もわかってきました。購入する際の検討材料としてご覧ください。

検温後に約7秒の待機時間があるため連続測定には不向き

検温と検温の間隔に約7秒の待機時間が必要になるため、連続して計測する必要がある利用には不向きだと思います。

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ただたったの7秒なので、1度測ってからもう一度測りたい時は7秒待てばイイだけの話です。私も普段2回測りますが特にストレスはありません。

額測定は室温15度以下で使用できない

額は15度以下で使用できないようです。やはり外気温の影響を強く受けてしまいます。これは非接触型すべてに言えることなので仕方のないことですが、部屋を18度ぐらいに温めても室温が安定しないと短時間では測定誤差が大きいようです。人が過ごしやすいと思える20度〜25度程度の室温であれば測定誤差はありません。

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例えば真冬の朝起きてすぐの寒い部屋で検温する場合は額ではなく耳で検温するなど、室温に応じて検温方法を変えるのがいいと思います。

プローブ窓を常に綺麗にしておかないと検温精度が落ちる

プローブとは検温部のことですが、ここを常に綿棒で清潔にしておくことが正確に検温するコツのようです。耳の中が耳垢で汚れていなければ数回で汚くなるようなものではありませんが、使用する前にプローブに汚れが付いていないかを確認してから使用することをおすすめします。

最後に

今回はシチズン製の正確な非接触型体温計CTD711についてご紹介しましたがいかがだったでしょうか。Amazonや楽天で検索すると中国製の非接触型体温計がたくさんヒットしてしまって、結局どれがいいのか分からない!という方の参考になれば嬉しいです。最後までお読みいただきありがとうございました。

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この記事を書いた人

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TOKYO | DESIGNER | ART DIRECTOR
インテリア好きのグラフィックデザイナー39歳。夫婦二人、40年越えの築中古マンションをリノベーションして暮らしています。家具、家電、食器、雑貨、収納など、好きなものを気ままに綴ります。オリジナルのアートポスターをデザインしてオンラインストア「MONOKHROME」にて販売中。下のウェブサイトボタンよりアクセスください。

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