パナソニックのビルトイン食洗機から
急にエラー音が…!?
パナソニックのビルトイン食洗機(NP-45RS7S)が故障した時、どうすればいいか困っていませんか? 水漏れ、排水不良、乾燥しない…など、様々なトラブルに見舞われると、自分で何とかなるのか修理が必要なのか迷いますよね。
エラーコード別の解説もあるので、表示されたコードから原因を特定し、自分でできる対処法を試すことも可能です。
もちろん、修理が必要な場合の費用目安や、パナソニックの修理サービス、保証についても詳しく説明しているので、修理依頼もスムーズに進められると思います。この記事では、ビルトイン食洗機(NP-45RS7S)で起こりうる具体的な故障原因と、それぞれの対処法を分かりやすく解説します。
最初に私が所有している食洗機で実際に起こった故障のケースを具体的にご紹介します!
この記事を書いている私は、デザイナー歴20年。アートディレクターとしてデザイン業界で働きながら、ライフスタイルブログ「LIVINGSKAPE-リビングスケープ-」、その他にもお金のブログ「MONEYDOSCOPE-マネードスコープ-」や子育てブログ「dotmomdad-ドットマムダッド-」を運営。Instagramのインテリアアカウントは現在フォロワー10万人。インテリアコーディネートやライフスタイルに役立つ情報を発信しています。
【結論】排水検知センサーの故障が原因だった
我が家のパナソニック製の食洗機(6年間使用)から急に聞いたことのないエラー音が鳴り響きました。
中を覗いてみると水が溜まっていて、洗浄途中で強制的に止まってしまったようでした。
パナソニック製食洗機の状況【箇条書き】
我が家のパナソニック製のビルトイン食洗機の状況を書き出してみました。
- 調子がおかしくなったのは1週間半前
- 洗浄開始して3-40分後に【節水、標準、強力】のランプが点滅して自動停止する
- 中は水が少し溜まっている状態(たくさん溜まっている感じではない)
- そのまま電源入れ直して乾燥モードにすると排水されて乾燥は完了
- でも洗浄途中なのか食器の汚れ残りがひどい・食器用洗剤を入れたこともない
- 中にパンパンに詰めることはある
状況は上記の感じです。取り敢えずネットで故障原因を調べてみると「残菜フィルターの奥の汚れ詰まりによる排水不良」とあったので、まずはそこを掃除してみることに。
残菜フィルターの奥の汚れを確認
ネットで調べてみると、故障の原因のひとつとして、残菜フィルターの汚れや、その奥に汚れが溜まっていることが挙げられるらしいので、残菜フィルターを見てみましたが特に目立った汚れはなし。
更に残菜フィルターを外したその奥にもゴミが溜まることがあり、その詰まりが原因なことが多いようなので、マイナスドライバーを使って枠を取り外し中を確認してみました。
こちらも目立った汚れもなく問題なし。毎回ちゃんと予洗いしているのでフィルターにゴミが溜まることもほぼなかったのでその奥も汚れていませんでした。
結果、思い当たるのはこれくらいだったので、自分で出来ることはほぼ無くなりました…。
パナソニック修理相談窓口へ連絡
1年の保証期間もとっくに切れていたので、近くの電気屋さんに連絡しようかなとも思いましたが、パナソニックの修理相談窓口の方が確実だと思い、公式サイトから修理予約をしました。
公式の修理窓口に問い合わせた方がその後何かあった際もスムーズだろうと思ったのもあります。修理履歴も残ると思うので。
問い合わせ時に【品番】と【製造番号】が必要になります。この2つは食洗機の側面のシールに書いてあるので控えておいてください。
取扱説明書のリンクも貼っておきます。
修理依頼までの流れ
まずは以下サイトにアクセス
こちらから必要項目を入力すると工事日程を確定して予約することができます。
もし、修理依頼前におおよその修理費用を確認したい場合は以下のサイトから確認できます!
こんな感じで簡単に修理費用を確認できます。
1週間後、排水検知センサー付け替えで修理完了
業者の方が来て、30分程度で修理完了。
私の場合は日程が合わず1週間ほど先になってしまいましたが、結構近い日程で予約が取れる感じでした。
結果、修理費用は約15,000円でした。
修理業者の方曰く、使い方の良し悪しではなく、排水検知センサーの経年劣化だと仰っていました。
使用期間5年半位だったので、その位で寿命がくるものなのかもしれません。
2週間に一度は食洗機洗浄をした方がいい
修理の際に、業者の方曰く、薬局などで販売している食洗機専用の洗浄剤で定期的に内部を掃除しておくと、故障のリスクが抑えられるとのアドバイスをいただきました。
なので今は2週間に1度くらいのペースで食洗機洗浄をして庫内の汚れを落とすようにしています。
私が使っているのはコレです。
修理以降は問題なく使えている
排水検知センサーを付け替えてからはエラーが起きることもなく、普通に使用できていますが、食洗機に満杯に詰め込むと故障やセンサー異常の原因になるようなので、以前よりも入れる量は控えめにしています笑
ということで、我が家のケースは【排水検知センサーの故障】でしたが、それ以外の原因もあります。以降は食洗機エラーの内容と対応方法についてご紹介します。
パナソニックのビルトイン食洗機(NP-45RS7S)のよくある故障原因
パナソニックのビルトイン食洗機(NP-45RS7S)は、家事の負担を軽減してくれる便利な家電ですが、長年使っていると様々なトラブルが発生する可能性があります。そこで、ここではビルトイン食洗機(NP-45RS7S)でよくある故障原因を詳しく解説します。原因を特定し、適切な対処をすることで、食洗機を長く快適に使い続けることができます。
1. 水漏れ
食洗機からの水漏れは、放置すると床を傷めるだけでなく、感電の危険性もあるため、早急な対処が必要です。水漏れの原因としては、給水ホースや排水ホースの接続不良、パッキンの劣化、本体内部の部品の破損などが考えられます。
特に、長年使用しているとパッキンが劣化しやすいため、定期的な点検が必要です。
2. 排水不良
排水不良は、庫内に汚れた水が溜まり、不衛生な状態になるだけでなく、故障の原因にも繋がります。排水不良の原因としては、排水ホースの詰まり、排水フィルターの目詰まり、排水ポンプの故障などが考えられます。
日頃からこまめな掃除を心掛けることで、排水不良を防ぐことができます。
3. 乾燥不良
乾燥不良は、食器が濡れたままになり、雑菌の繁殖や水垢の原因となります。乾燥不良の原因としては、乾燥ヒーターの故障、庫内ファンの故障、ドアパッキンの劣化などが考えられます。
また、食器の入れすぎも乾燥不良の原因となるため、適切な量を庫内に入れるようにしましょう。
4. 運転音がうるさい
食洗機の運転音がうるさいと、夜間や早朝に使用するのが難しくなります。運転音がうるさい原因としては、モーターの劣化、庫内ファンの故障、食器の入れ方などが考えられます。
食器同士がぶつからないように、適切な間隔を空けて入れることが大切です。
5. 電源が入らない
電源が入らない場合は、まずコンセントの接続やブレーカーを確認しましょう。それでも電源が入らない場合は、電源コードの断線、操作パネルの故障、内部基板の故障などが考えられます。
安全のため、ご自身で修理しようとせず、パナソニックの修理サービスに相談することをおすすめします。
パナソニックのビルトイン食洗機(NP-45RS7S)のエラーコード別解説
パナソニックのビルトイン食洗機(NP-45RS7S)でエラーコードが表示された場合は、まずは落ち着いてコードを確認しましょう。多くのエラーは自分で対処できます。
以下にエラーコードと対処法をまとめましたので、参考にしてください。
パナソニックのビルトイン食洗機(NP-45RS7S)の故障対処法|自分でできること
食洗機が故障すると、家事の負担が増えて本当に困りますよね。ここでは、パナソニックのビルトイン食洗機(NP-45RS7S)で起こりやすいトラブルのうち、ご自身で対処できる方法をご紹介いたします。
まずは落ち着いて、安全に作業を進めてください。修理が必要な場合は、無理せずパナソニックの修理サービスにご連絡ください。
1. 水漏れへの対処法
水漏れは食洗機の故障の中でも特に心配なトラブルです。
まずは水漏れの場所と原因を特定することが重要です。主な原因と対処法は以下の通りです。
ドアパッキンの劣化
ドアパッキンが劣化すると、隙間から水漏れが発生することがあります。ドアパッキンは消耗品なので、定期的な交換が必要です。ご自身で交換することも可能です。交換方法は取扱説明書をご確認ください。
給水ホースの接続不良
給水ホースがしっかり接続されていない場合、水漏れが発生する可能性があります。接続部分を確認し、緩んでいる場合はしっかりと締め直してください。接続部分に亀裂や破損がある場合は、ホースを交換する必要があります。
排水ホースの詰まり
排水ホースが詰まっていると、排水がうまくいかず、水漏れにつながる可能性があります。排水ホースを取り外し、詰まりがないか確認してください。詰まりがある場合は、針金などで取り除いたり、ホースを交換したりする必要があります。重曹と熱湯を使って詰まりを解消する方法も効果的です。
2. 排水不良への対処法
排水不良は、庫内に汚れた水が溜まってしまうため、不衛生なだけでなく、故障の原因にもなります。
考えられる原因と対処法をまとめました。
残さいフィルターの詰まり
残さいフィルターに食べかすなどが詰まっていると、排水不良の原因になります。残さいフィルターを取り外し、流水でしっかりと洗い流してください。定期的なお手入れが大切です。
排水トラップの詰まり
排水トラップに異物が詰まっている場合も、排水不良が起こります。排水トラップを取り外し、詰まりを取り除いてください。排水トラップの掃除は、月に1回程度行うのがおすすめです。
3. 乾燥不良への対処法
乾燥が不十分だと、食器に水滴が残ってしまい、拭き取りの手間が増えてしまいます。
乾燥不良の原因と対処法を以下に示します。
食器の入れ方
食器が重なり合っていたり、斜めになっていると、乾燥が不十分になることがあります。食器は互いに重ならないように、水平になるように入れましょう。庫内が満杯にならないように注意することも大切です。
乾燥剤の交換
庫内乾燥タイプの食洗機の場合、乾燥剤の交換が必要な場合があります。取扱説明書に従って、乾燥剤を交換してください。乾燥剤の交換時期は、使用頻度によって異なります。
4. 運転音への対処法
食洗機の運転音がいつもより大きい場合は、何らかの異常が発生している可能性があります。まずは、食器が庫内に干渉していないか確認してください。食器がノズルなどに当たっていると、異音が発生することがあります。
また、設置場所が水平になっているかも確認しましょう。ガタツキがあると、振動が大きくなり、運転音がうるさくなることがあります。
これらの確認を行っても改善しない場合は、パナソニックの修理サービスに相談することをおすすめします。
パナソニックのビルトイン食洗機の修理費用
食洗機が故障すると、修理費用がいくらかかるのか不安になりますよね。
ビルトイン食洗機の修理費用は、故障内容や交換部品によって大きく異なります。
ここでは、費用の目安や保証期間との関係、パナソニックの修理サービスについて詳しく解説します。
1. 修理費用の目安
ビルトイン食洗機の修理費用は、数千円から数万円まで幅広いです。
軽微な故障であれば数千円で済むこともありますが、モーターや基板などの主要部品を交換する必要がある場合は、数万円かかることもあります。
以下に、主な故障内容と費用の目安をまとめました。
故障内容 | 費用の目安 |
---|---|
水漏れ(パッキン交換) | 5,000円~10,000円 |
排水不良(ホース交換) | 5,000円~10,000円 |
排水不良(センサー交換) | 10,000円〜15,000円 |
乾燥不良(ヒーター交換) | 10,000円~20,000円 |
運転音がうるさい(モーター交換) | 20,000円~30,000円 |
電源が入らない(基板交換) | 20,000円~40,000円 |
上記はあくまでも目安です。実際の費用は、出張費や技術料なども含めて変動しますので、修理業者に見積もりを依頼することが大切です。
2. 保証期間と修理費用の関係
ビルトイン食洗機の保証期間は、お買い上げ日より1年間です。保証期間内であれば、メーカー保証が適用され、無償で修理を受けることができます。
ただし、取扱説明書の記載事項を守らなかった場合の故障や、お客様による不適切な使用が原因の故障は保証対象外となるため注意が必要です。
保証期間が過ぎた場合は、有償での修理となります。
保証を受けるためには、保証書が必要です。保証書は大切に保管しておきましょう。保証書がない場合、保証期間内であっても有償修理となる可能性があります。
3. パナソニックの修理サービス
パナソニックは、全国に修理サービス拠点を持っています。故障した場合は、パナソニックの修理サービスに問い合わせましょう。電話やウェブサイトから簡単に修理依頼ができます。訪問修理のほか、持ち込み修理も可能です。
修理の際は、ビルトイン食洗機の型番や故障状況を以下サイトから申請することでスムーズに修理依頼が可能です。
修理依頼時の注意点
修理依頼の際には、エラーコードを伝えることも重要です。エラーコードが表示されている場合は、メモしておきましょう。
エラーコードから故障原因を特定しやすくなり、修理がスムーズに進みます。
また、購入時期や使用頻度なども聞かれる場合がありますので、事前に確認しておくと良いでしょう。
パナソニックのビルトイン食洗機の故障予防とメンテナンス
せっかく購入したパナソニックのビルトイン食洗機。長く快適に使いたいですよね。実は、日頃のお手入れと適切な洗剤選びで、故障のリスクを大幅に減らし、食洗機を長持ちさせることができるんです。ここでは、ビルトイン食洗機の性能を最大限に引き出し、長く愛用するためのメンテナンス方法と、おすすめの洗剤、そして長持ちさせるためのコツをご紹介します。
1. 日頃のお手入れ方法
毎日のお手入れを少し意識するだけで、食洗機の寿命はぐっと伸びます。
面倒に感じるかもしれませんが、5分程度で終わる簡単な作業ばかりなので、ぜひ習慣づけてみてください。
残菜フィルターの掃除
残菜フィルターは、食べかすをキャッチする重要な役割を担っています。毎日、スポンジと中性洗剤で丁寧に洗いましょう。細かいゴミが詰まりやすいので、歯ブラシを使うのもおすすめです。月に1度程度は、フィルターを取り外して、酸素系漂白剤につけ置き洗いすると、より清潔に保てます。
ノズルのチェックと掃除
ノズルは、食器に高圧の水を噴射して汚れを落とす部分です。月に1回程度は、ノズルの周りに食べかすが詰まっていないか確認し、詰まっている場合は歯ブラシや竹串で優しく取り除きましょう。無理に力を加えるとノズルが破損する恐れがあるので注意が必要です。
庫内の拭き掃除
庫内は、使用後に水気が残っていると、カビや雑菌の繁殖の原因になります。柔らかい布で水気を拭き取り、乾燥させることで清潔な状態を保てます。月に1~2回は、クエン酸を使った庫内洗浄を行うと、水垢やニオイの予防にも効果的です。
2. おすすめの洗剤と使い方
食洗機専用の洗剤を使うことで、洗浄力を高め、庫内を清潔に保つことができます。粉末タイプ、液体タイプ、タブレットタイプなど様々な種類がありますが、ビルトイン食洗機には、粉末タイプまたはタブレットタイプがおすすめです。庫内の汚れ具合に合わせて洗剤量を調整しましょう。また、月に1回程度は、庫内クリーナーを使用して、より徹底的に洗浄することをおすすめします。フィニッシュやキュキュットなどの市販の洗剤は、洗浄力が高く、除菌効果もあるため人気です。
3. 長持ちさせるためのコツ
食洗機を長持ちさせるためには、正しい使い方を心がけることが大切です。
以下の点に注意することで、故障のリスクを減らし、長く愛用することができます。
食器の入れ方に注意
食器を詰め込みすぎると、洗浄ムラや乾燥不良の原因になります。また、食器同士がぶつかって破損する恐れもあります。食器は互いに重ならないように、少し隙間を開けて入れましょう。大きな鍋やフライパンなどは、手洗いすることをおすすめします。
給水ホースの定期点検
給水ホースは、経年劣化によって亀裂が生じ、水漏れの原因になることがあります。年に1回程度は、ホースの状態を確認し、ひび割れや変形が見られる場合は交換しましょう。
使用後は扉を開けておく
使用後は、庫内に湿気がこもりやすいため、扉を少し開けて乾燥させましょう。これにより、カビや雑菌の繁殖を防ぐことができます。
これらのメンテナンスをしっかり行うことで、ビルトイン食洗機を長く快適に使い続けることができます。少しの手間で大きな効果が得られるので、ぜひ実践してみてください。これらの点に注意して、快適な食洗機ライフを送りましょう!
まとめ
この記事では、パナソニックのビルトイン食洗機(NP-45RS7S)のよくある故障原因と対処法、エラーコード別の解説、そして修理費用について詳しく解説しました。水漏れや排水不良、乾燥不良といったよくあるトラブルの原因と、自分でできる対処法を理解することで、すぐに問題解決できる可能性が高まります。エラーコードが表示された場合は、この記事の解説を参考に適切な対処を行いましょう。この記事が、パナソニックのビルトイン食洗機(NP-45RS7S)のトラブル解決や日頃のお手入れに役立つことを願っています。最後までお読みくださりありがとうございました!