【厳選】壁掛けテレビを設置する3つの方法【賃貸でもできる方法も】

壁掛けテレビにする方法はいくつかありますが、我が家は下地もない一般的な石膏ボード壁です。私が石膏ボードの壁に対して壁掛けテレビを導入する際に検討した方法は3つあります。結論、私はジャストップ工法という石膏ボードに対してテレビを壁掛けできる方法での設置を選択しました。なぜこの方法を選んだのか、また、他の方法をなぜ選ばなかったのかなついてご説明したいと思います。

本ブログ「LIVINGSKAPE」について

この記事を書いている私は、デザイナー歴20年。アートディレクターとしてデザイン業界で働きながら、ライフスタイルブログ「LIVINGSKAPE-リビングスケープ-」、その他にもお金のブログ「MONEYDOSCOPE-マネードスコープ-」や子育てブログ「dotmomdad-ドットマムダッド-」を運営。Instagramのインテリアアカウントは現在フォロワー10万人。インテリアコーディネートやライフスタイルに役立つ情報を発信しています。

【壁掛け方法1 】壁掛け風テレビスタンド

今ネットショップでも販売している、最近は手軽に壁掛け風にできるテレビスタンドが豊富種類に販売しています。テレビ自体を壁に固定せず、スタンドから出ているネック部分に固定することで壁に掛けているように見えるという優れもの。テレビから出る配線はネックの裏に隠れて見えないのでスッキリします。種類によってはサウンドバーが置けたり、デッキが置けるように棚が付いているものもあります。

費用:約1万円〜2万円

壁掛け風スタンドを選ばなかった理由

あくまでも「壁掛け風」で、テレビの下からネックが見えるという構造がどうしても気になりました。また、現在使っているテレビボードは使いたかったのですが、足が付いているタイプではなく直置きなのでスタンドの脚部分に干渉して置けないと思うので選びませんでした。

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でも壁には一切穴を空けないので、賃貸の場合はこれがベストセレクトだと思います。壁掛けのように見える、そして配線がかなり綺麗に隠せる、という2点は完璧です。金額も一般的なテレビボードと比べても手に入れやすい価格帯のものが多いです。

【壁掛け方法2 】壁掛けテレビ用「壁美人」

壁美人とは、石膏ボードに対してホチキスだけで重たいものを固定できるアイテムで、その壁掛けテレビ用ブラケットです。ネジや釘を使わず、ホチキスだけなので穴が小さく、石膏ボードに対して使うことができます。65インチのテレビまで対応しています。

費用:2万円程度

壁美人を選ばなかった理由

壁美人は鏡の固定にも使用していて、その強度は実証済み。「テレビを壁に掛ける」という目的は達成できるのですが、問題は「配線の処理」です。テレビから出る配線は下に垂らすしかなく、目立たないようにするにはモールを使う程度。テレビボードとテレビの間にモールが見えるだけですが、インテリア的にはプラスにはなりません。この点が気になって選びませんでした。

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こちらも賃貸で、さらにモール処理やテレビの下にコードが垂れるのが気にならなければアリです。ただし、壁美人のテレビ版で、65インチ対応モデルだと、ホチキスを「700回」近く打ち込まなければいけません。この労力を費やすのであれば、壁掛け風スタンドの方がベターな選択だと思います。

【壁掛け方法3 】ジャストップ工法

ジャストップ工法とは、石膏ボードに対してもテレビを壁掛けに出来る特殊な工法。所要時間は約3時間ほどで、壁紙を一部分のみ綺麗に剥がして、壁に小さな穴を二つ空けて補強剤を入れ、そこにブラケットを打ち込むことで石膏ボードに対しても取り付けが可能になります。

費用:6万円(65インチの場合)

ジャストップ工法を選んだ理由

まず、石膏ボードに対して、大規模な補強工事をせずに取り付けが出来る方法は、私が検索したところこれだけでした。何よりも1番の理由は、テレビの壁掛けとセットで依頼した「隠蔽配線」。テレビ裏とテレビボードの裏に穴を開けて、そこに配線を通す配線方法です。これが8000円で工事できたこと。これのお陰で壁掛けテレビ周辺にはコードが一切見えず、インテリアとしても美しい仕上がりになります。

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ジャストップ工法の場合、費用は掛かりますが1番綺麗に壁掛けが出来ます。配線処理も隠蔽配線を依頼すればスッキリ仕上がります。ただ、壁の中を通した配線を取り外したり、追加したりするのは素人では非常に難しいので、設置する際は予めHDMIケーブルだけ余分に2-3本通しておけば後から機器が追加されても安心です。

ジャストップ工法で取り付けた我が家の事例

我が家を実際に壁掛けにした際の、ビフォーアフターや、設置の流れなどは、別の記事でかなり詳しく書いていますので、そちらをご覧ください。

テレビを買い替えしたらどうする?

購入したテレビの再設置は、ブラケットを取り付ける通常の壁掛けテレビをする際の作業と同じなので、ブラケットの取り付け説明書を見ながら付け替えることは可能です。テレビのコンセントケーブルは、壁の中を通さずにテレビ裏で接続しているので付け替えも簡単なので心配ありません。

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ただ、多分私はなんか失敗したり、テレビを傷付けたりしそうなので、設置してくれた業者さんに依頼して取り付けてもらうと思います。その場合の価格をざっくり確認した所、約2万円で再設置してくれるようです。

実際にテレビ買い替えました!東芝レグザ有機ELテレビ65X9400を購入して、また同じ業者さんに来て頂き再設置してもらいました。

購入した東芝レグザ65X9400についてはこちら

最後に

今回は石膏ボードに対する壁掛けの方法を3つと、なぜジャストップ工法を選び、他を選ばなかったのかの理由と合わせてご紹介しましたがいかがだったでしょうか。これからご自宅のテレビを壁掛けにしたいと検討中の方の参考になれば嬉しいです。最後までお読みいただきありがとうございました。

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この記事を書いた人

JK DECOR

TOKYO | DESIGNER | ART DIRECTOR
インテリア好きのグラフィックデザイナー。Instagramフォロワー10万人。夫婦と娘の3人家族、築40年越えの中古マンションをリノベーションして暮らしています。家具、家電、食器、雑貨、収納など、好きなものを気ままに綴ります。オリジナルのアートポスターをデザインしてオンラインストア「MONOKHROME」にて販売中。下のウェブサイトボタンよりアクセスください。

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