我が家では色んな場所にドライフラワーを飾っています。それまでは観葉植物を飾ったり、花器を置いて生花を飾ったりしていました。ドライフラワーは観葉植物のように手間は掛からないのに生花のような有機的な魅力や存在感があってとても使い勝手がいいのでついつい色んな所に置いてしまいます。今回はそんなインテリアに最適なドライフラワーの選び方や上手く見える組み合わせ方、スタイリングのコツについてご紹介したいと思います。
この記事を書いている私は、デザイナー歴20年。アートディレクターとしてデザイン業界で働きながら、ライフスタイルブログ「LIVINGSKAPE-リビングスケープ-」、その他にもお金のブログ「MONEYDOSCOPE-マネードスコープ-」や子育てブログ「dotmomdad-ドットマムダッド-」を運営。Instagramのインテリアアカウントは現在フォロワー10万人。インテリアコーディネートやライフスタイルに役立つ情報を発信しています。
なぜドライフラワーはインテリアに最適なの?
空間演出をする上で、家具や家電だけだとどうしても無機物な印象になってしまい「堅苦しい」空間になってしまいます。でも観葉植物はメンテナンスが結構面倒。たくさん置くことはできません。
観葉植物もキャビネット上に置けるような小型のものは水切れも早いのでこまめに水やりが必要で手間がかかります。
一方生花も素敵なのですが、金額の割に短命で飾り続けるのにはお金が掛かります。水を交換する手間も掛かってしまいます。そこでドライフラワー。金額も生花と同じくらいで飾ってしまえばメンテナンスはほぼ要りません。またビビッドではない淡い色味は空間のテイストを選ばないので、インテリアに最適なのです。
ドライフラワーってどのくらい保つの?
一度購入すれば1〜2年は保つので頻繁に入れ替える必要はありません。色抜けが早い品種もありますが、1年程度は観賞用としての美しさは保てると思います。
ドライフラワーはどこで買うの?
私の場合はドライフラワーはACTUSなどインテリアショップで購入します。インテリア性の高い品種が数多く置いてあります。私はなんとなく自分で色々買ってアレンジメントしますが、ACTUSだとアレンジメントされたものも売ってるので花器とセットで買えばすぐに飾れるのではじめての方でも安心です。
最近ではユーカリなどグリーン系のプリザーブドも出回っていて、これはもはやドライに見えないほどです。プリザーブドのユーカリはかなり使えるのでおすすめ。もう購入して2年以上経ちますが、葉っぱも散らず、ずっと美しい状態を維持しています。ちなみにこれもACTUSで買いました。
EW.Pharmacyもおすすめ!
代々木公園駅から徒歩5分くらいの位置にあるEW.Pharmacy(イーダブリューファーマシー)もおすすめ。ドライフラワーの専門店です。調剤薬局の調合をコンセプトにしたお店で、カウンセリングをし、好きなドライフラワーを選んで調合して、オリジナルのパッケージを作ることができるドライフラワーショップです。私もここで2-3回購入しました。
オンラインショップもあります
木の枝や流木・木の華は「木のアートきごころアルボ」がおすすめ!
よくアパレルショップのディスプレイやアクタスの店内でもよく見る木の華や流木。私も自宅にいくつか置いていますが、すべてこの「木のアートきごころアルボ」で購入しました。なかなか売っていないので、通販で購入できるのはとてもありがたいです。送料が結構掛かるのである程度まとめて購入するのがおすすめです。
ちなみに、アクタスの店内で流木や木の華のディスプレイを見つけて、アクタス本社にどこで購入しているのか問い合わせてみました。するととても丁寧にお返事いただけて、実は決まった仕入先があるわけではなく、店舗ごとに色々なところで仕入れているということでした。その購入先をいくつか教えていただいた中の一つにこのお店があり、それ以来、よく利用させていただいています。
ドライフラワーを自分でアレンジメントする時のコツ
ドライフラワーはすでにアレンジメントされてスワッグの状態で売っているものもありますが、コツさえ掴めば花材をバラバラに購入して自分でスワッグにした方が格段に安く素敵にできるのでおすすめです。
花材は5種類をミックスするとキマる
ドライフラワーを綺麗にアレンジメントするには、下記5種類の花材を選ぶとまとめた時に綺麗に決まります。
- 花物
- 枝物
- 葉物
- 実物
- ふわふわ系
出来るだけ異なる質感や形状、雰囲気のものをまとまることでメリハリを出しやすく、素人でもそれっぽくコーディネートすることができると思います。
私もフラワーアレンジメントについてはど素人です。ただ5種類のドライフラワーを買ってきてギュッとまとめただけです笑
束ねる時は手前を低く、奥を高くしてアシンメトリーに
すべて同じ高さで束ねてしまうと横から見た時にお花の側面や茎の部分しか見えなくなってしまいます。ちゃんとドライフラワーの一番見せたい部分を正面に向けて、それぞれの花材が重なって見えなくならないように、手前を低く、奥を高くしてあげます。そうすると正面から見た際に綺麗な仕上がりになります。
ちなみにドライを束ねる時は、必ず麻紐で縛ってください。何度か黒い輪ゴムで縛っていたのですが、どういう理由か分からないのですが、ほぼ100パーセント輪ゴムが劣化して伸縮性が全くなくなり半年くらいでちぎれます。ハンドメイドでスワッグを作る際はご注意ください!紐で吊り下げていたりするとゴムが千切れて落ちてきてバラバラになってしまいます。
実際にアレンジメントに使っている花材をご紹介
いくつも飾っている中でおすすめの品種は「グレビレア」です。表はオレンジ、裏はモスグリーンのリバーシブルのような葉が特徴的。一本だけ花器に挿しても、他のドライフラワーと一緒にアレンジメントしても素敵に見えるので、とてもお気に入りな品種です。
葉の形は品種によって細長かったり、平たく大きかったり、楓のように葉が分かれてたりとフォルムも様々。スワッグを作る際に1つ取り入れるとお洒落になると思います。
ドライフラワーは葉が取れてもボンドで付ければ元に戻せるので、バランスの悪い葉は一度外して、いい位置に付け直したりしてます(笑)
最後に
今回はインテリアに最適なドライフラワーの選び方や上手く見える組み合わせ方、スタイリングのコツについてご紹介しましたがいかがだったでしょうか。インテリアショップにお洒落なドライフラワーがあっても上手くスタイリング出来ない、と思っていた人もコツさえ掴めば上手にドライフラワーを飾れると思います。ぜひ挑戦してみてください。最後までお読みいただきありがとうございました。