ハイブリッドでここまでレベルの高い製品
今までなかったかも!
エレクトロラックスの加湿空気清浄機 UltimateHome 500(アルティメイトホーム500)はその名の通り、加湿器と空気清浄機が一つになったハイブリッド家電。
でも2つの機能を合わせた製品ってどっちも中途半端で、結局単機能の製品の方が高機能だったりしますよね。
でもエレクトロラックスのUltimateHome 500は空気清浄機能も加湿機能も超ハイクオリティ!
この記事では、エレクトロラックスの加湿できる空気清浄機 UltimateHome 500(アルティメイトホーム500)の何がそこまで凄いのか、そしてデメリットはないのかも含めて、実際に使っている私が詳しくご紹介していきます!
この記事を書いている私は、デザイナー歴20年。アートディレクターとしてデザイン業界で働きながら、ライフスタイルブログ「LIVINGSKAPE-リビングスケープ-」、その他にもお金のブログ「MONEYDOSCOPE-マネードスコープ-」や子育てブログ「dotmomdad-ドットマムダッド-」を運営。Instagramのインテリアアカウントは現在フォロワー10万人。インテリアコーディネートやライフスタイルに役立つ情報を発信しています。
【結論】空気清浄機能も加湿機能もハイクオリティ!これは空気清浄機の新しいスタンダードになる!
加湿空気清浄機 UltimateHome 500を使ってみて、デザインはインテリアにマッチして最高ですし、空気清浄機能も加湿機能もハイクオリティ。後半にデメリットも書いていますが正直捻り出した感じで、ほぼ完璧な製品だと思っています。
そして、使っている中で強く思ったこと、それは、
空気清浄機と加湿器の組み合わせは最強!
ということです。
なぜ空気清浄機と加湿器の組み合わせが最強なのか
加湿器って色んなタイプがありますが、基本的にそこまで強くミストや蒸気を拡散させる力はありません。
だから我が家では加湿器の後ろにサーキュレーターを置いて、スチームが部屋全体に行き渡るようにしています。
でも加湿空気清浄機 UltimateHome 500のように空気清浄機と一体になっていれば、発生させた湿気を綺麗な空気に乗せて部屋中に拡散させることができます。
こんな効率的なことはないですよね!
ウイルスや花粉は湿気に弱い
空気中を舞うウイルスや花粉は、空気が乾燥していると浮遊時間が長くなり、人体に入るリスクが高くなります。
しかし、湿度が保たれている空間の場合、花粉やウイルスは湿気によって下に落ちるため、空気自体を綺麗にしつつ、加湿によって更に花粉やウイルスを抑制できるというわけです。
つまり「空気を清浄する」という意味ではベストな組み合わせだと思います。
季節家電を1つ減らせるという利点も
季節家電は使用していない時期の収納に困りますよね。
加湿器もデザイン優先のものは大きさも結構あり、オフシーズンの収納にスペースが必要になったり。
でも空気清浄機は一年中出しっぱなしです。空気清浄機に加湿器が付いていれば、オフシーズンで加湿器を片付ける必要がなく、収納スペースが必要なくなります。
収納スペースが少ない我が家にとって、これはかなり嬉しいポイントです。一人暮らしの方にもおすすめできる製品です!
ちなみにエレクトロラックスには除湿機と空気清浄機が一体になった製品もあります。
個人的には除湿機はエアコンドライの除湿機能でも賄えるので、どちらかひとつを選ぶなら、加湿空気清浄機 UltimateHome 500を選ぶと思います!
もし加湿器を既にお持ちの場合は、季節家電をひとつ減らすという意味でも除湿空気清浄機を選べばいいと思います!
と、まずは加湿器と空気清浄機の組み合わせが最強だということをお話しましたが、このあと、加湿空気清浄機 UltimateHome 500のどこが凄いのかを、詳しくご紹介していきたいと思います。
エレクトロラックスとは
スウェーデンの家電メーカーElectrolux(エレクトロラックス)社は、創業100年の老舗メーカーです。空気清浄機や掃除機以外にも洗濯機・冷蔵庫・調理家電など、幅広い家電を製造販売しており、世界150か国に展開しています。ヨーロッパでは最大級ともいわれる大手の家電メーカーです。
北欧スウェーデンのブランドらしく、デザイン性の高いプロダクトが多いです。デザイン性の高さと性能を両立している家電ブランドの中でも一目置かれた存在です。
エレクトロラックスの加湿空気清浄機 UltimateHome 500のスゴイところ
エレクトロラックスの加湿空気清浄機 UltimateHome 500を実際に使用してみて、スゴイと実感したポイントは以下の6つです。
- 5ステップフィルターで徹底的に空気を綺麗に!
- 気化式なのに衝撃の超パワフル加湿!
- スマートモードで空気と湿度を快適に自動調整!
- 花粉症の強い味方!新搭載の花粉モード
- 言うまでもなくインテリアに調和するデザイン性の高さ
- お手入れのしやすさまで考えられた構造
それぞれ詳しく解説します!
1. 5ステップフィルターで徹底的に空気を綺麗に!
加湿空気清浄機 UltimateHome 500は5ステップで徹底的に空気を綺麗にしてくれます。
メッシュフィルター、抗菌層、ケア・アルティメイト・プロテクトフィルター、活性炭フィルター、イオナイザーの5ステップによって、空気中の細菌やウイルスも除去し、臭いやハウスダスト、花粉、PM2.5や0.3μmの微細な粒子もフィルターでしっかりキャッチしてくれます。
活性炭やHEPAフィルター、メッシュを用いた3ステップで空気を清浄する機種が多い中、エレクトロラックスの徹底した5ステップは流石です。
さらに適用床面積24畳!
約8畳の部屋であれば12分程度で部屋中の空気を綺麗にしてくれます。
実際に使ってみた感想
まず【メッシュフィルター】を通して大きな埃をキャッチ。
簡単に取り外せるので掃除も簡単です。
次にこの【ケア・アルティメイト・プロテクトフィルター】で空気中のウイルスや細菌をキャッチ!
さらにこの【活性炭フィルター】で不快な臭いや生活臭までキャッチして、さらにイオナイザーと呼ばれる空気清浄機の上部にある装置から空気中へイオンを拡散し追い討ち!
徹底的に空気を綺麗にするために考えられた構造になっているのが分かります。
加湿空気清浄機 UltimateHome 500は自宅ではなく別で借りている7畳程度の仕事部屋で使用しているのですが、今は諸事情で時々しか通えていません。だから久しぶりに行くと籠った臭いがするのですが、
空気清浄機を作動させるとあっという間に匂いが消えます!
部屋中の空気をパワフルに吸引して、何層ものフィルターを通って綺麗な空気として放出されているのが実感値として良く分かります。
エレクトロラックスの別の空気清浄機も自宅で使っていますが、やっぱりエレクトロラックスは別格です。その分フィルターのメンテナンスはしっかり行う必要があります。
2. 気化式なのに衝撃の超パワフル加湿!
加湿空気清浄機 UltimateHome 500の加湿方式は気化式。スウェーデンの凍てつく冬を乗り越えてきた超強力な加湿力を備えています。
気化式ってそんなにパワフルな印象がないと思うのですが、スチーム式に匹敵するほどの加湿力でした!
加湿フィルターには抗菌・防カビ対策済み。さらに細菌を抑制する効果があるアンチバクテリアカートリッジも搭載しているので衛生的!
なんと、細菌を99.99%抑制!
つまり、きれいな水で部屋をうるおしてくれるということです!
空気清浄機なので加湿機能で雑菌を繁殖させないよう、徹底的に対策してあります。
なお、加湿は
- お任せのスマートモード
- ひかえめ(約40%)
- 標準(約50%)
- 高め(約60%)
から選択可能。各種フィルター交換や、タンクが空になったタイミングはサインでお知らせ。ひと目で状態がわかります。
実際に使ってみた感想
これ、本当に驚いたのですが、本当にスチーム式に匹敵する加湿力です。正直、加湿機能はそこまで期待していなかったのですが、想像以上の加湿力に脱帽です。
どの程度加湿力があるか実験してみました!
仕事部屋の広さは大体7畳程度。加湿空気清浄機 UltimateHome 500を稼働させる前の湿度は39%でした。
そして、30分間UltimateHome 500を稼働させた結果がこちら!
なんと、30分で湿度38%から53%に!!
たった30分で湿度が15%も上昇しました。部屋が広くないのと、暖房を付けていなかったとはいえ、この加湿力は相当なものです。
これだけの加湿力でありながら、気化式は電気代がとても安い!一般的に1日8時間、1ヶ月間毎日使っても最大で130円程度と言われています。(ちなみにスチーム式は最大1700円程度と高額)
空気清浄機と併用しても電気代に大きな影響は無さそうです。
3. スマートモードで空気と湿度を快適に自動調整!
加湿空気清浄機 UltimateHome 500にはスマートモードが搭載されています。
お部屋の湿度を効率的に管理することで、うるおいのある快適なレベルに自動調整してくれます!
高精度センサーがお部屋のエアクオリティを常にモニターし、室温と湿度のバランスが取れた心地よい湿度を保ってくれます。
加湿器についているセンサーってそこまで正確じゃない印象で、手動で管理しないとどんどん加湿されてしまい、朝起きたら窓が結露だらけ、ということもありますが、UltimateHome 500ならその心配がありません!
実際に使ってみた感想
基本的にスマートモードで作動させていますが、湿度は50%前後を維持してくれている印象。
過加湿状態にならないように、湿度がある程度上がったら自動的に加湿機能を弱めているのだと思います。
どうやって加湿量を調整しているのかなと思って観察していたのですが、どうやら加湿フィルターに当てる風量によって調節しているようです。
加湿空気清浄機 UltimateHome 500は円形の加湿フィルターが内部で回転しながら水を吸い上げ、そこに風を当てて蒸発させることで加湿しています。
加湿力を弱める場合は風量を下げ、逆に風量を上げて加湿力を高めたりと、部屋の湿度に応じて細かく加湿量をコントロールしているようです。
空気を綺麗にするだけではなく、放っておいても部屋の湿度を快適に保ってくれるので、乾燥が気になる秋冬に本当に助かります。
4. 花粉症の強い味方!新搭載の花粉モード
加湿空気清浄機 UltimateHome 500には花粉モードが新しく搭載されています。
本体に搭載されたPMセンサーによってリアルタイムで部屋の空気状態をモニター。PMセンサーボタンを「PM10(花粉/ほこり)」に設定すれば、この値に従って部屋の空気をきれいにし、エアクオリティライトで部屋の空気状態を知らせてくれます。
PM2.5に対応した空気清浄機は多いですが、花粉対応はあまり多くないので、花粉症の方にとっては嬉しい機能です。
実際に使ってみた感想
まだ花粉が舞う季節じゃないのと、私が花粉症ではないので、実際どの程度効果があるかは後日検証します。(例えば花粉飛散量の多い日に外から室内に入った際のセンサー感度など)
5. 言うまでもなくインテリアに調和するデザイン性の高さ
エレクトロラックスはデザイン家電のパイオニアだと個人的に、そして勝手に思っていますが、やはりデザイン性の高さは他の家電ブランドから群を抜いていると思います。
スカンジナビアデザインの機能美を備え、お部屋のインテリアに馴染むデザイン性の高さを維持しながら機能性も犠牲にしないのは、エレクトロラックス唯一だと思います。
スタイリッシュでスリムなデザインなのでリビング、ダイニングキッチン、寝室、仕事部屋など様々な部屋にマッチします。
実際に使ってみた感想
やっぱりエレクトロラックスの家電はデザインと機能をしっかり両立している所が本当に流石。
まず佇まいはとにかくシンプルでスタイリッシュ。余計な飾りは一切なく、空間で悪目立ちせずに溶け込みます。
本体全体にはファブリックを感じさせるテクスチャーを用いて、高級感を演出。
Pure-A9のように本物のファブリックを使っていないのは、加湿機能によって水分を扱うため、溢れた際の拭き取り易さやカビなどに配慮された為だと思っています。
タッチパネルは指紋が目立たないようにマット加工がされているところもポイント。細やかな気遣いがデザインに反映されています。
主張しすぎず、しなさすぎず。 あたたかみあるカラーで、どんなお部屋の個性にも溶け込んでくれます。
私は部屋のコンクリート壁に合わせてアーバングレーを選びましたが、ウォルナットベージュも相当素敵です。
6. お手入れのしやすさまで考えられた構造
使いやすさとお手入れのしやすさが反映されたデザイン。水タンクが上部にあり、天面の蓋を開けて給水が楽にできます。
水タンクごと外して給水することもできます。ご家庭によってタンクをシンクまで持って行って給水したい場合もあるので、様々なシーンで使いやすく設計されているのが分かります。
また、加湿フィルターやタンクから供給された水が溜まるトレイなども簡単に取り外しができるので、部品を丸洗いでき清潔を保てます。
実際に使ってみた感想
上部の蓋を開けるとこんな感じ。
吸水時の水跳ねを防止するカバーまで付いています!さすがエレクトロラックス。
このまま吸水してもいいですし、取り出してシンクで吸水してもOK。
取手が付いているので引き上げれば簡単に取り出せます。
水タンクを取り出すと、背面から加湿器のフィルターが格納されているパーツが丸ごと取り外せるのでお掃除がとてもしやすいです。
洗えない箇所はほぼありません。
乾燥するシーズンが終わったらこのパーツを取り出して、綺麗に洗い、乾燥させてから戻せば次のシーズンもスムーズに使用できそうです。
加湿器部分をすべて取り出すとこんな感じ。
パーツを取り出せば手の届かない場所がないので清潔に保つことが可能です!
エレクトロラックスの加湿空気清浄機 UltimateHome 500の気になるところ
実際に使ってみて感じたエレクトロラックスの加湿空気清浄機 UltimateHome 500の気になるところを考えてみたのですが、正直ほぼありません。
ですが、少しだけ気になったのは以下の2つです。
- 持ち上げにくいので移動距離が長いと大変
- 加湿器部分の掃除が面倒
詳しく解説します。
1. 持ち上げにくいので移動距離が長いと大変
エレクトロラックスの加湿空気清浄機 UltimateHome 500は内部のタンクから水が溢れないように、本体を持ち上げるための取手が排除されています。
取手があると持ち上げた際に本体が傾き、水が溢れる可能性があるためだと思います。
なので本体の下には小さなキャスターが付いているのですが、本当に小さいキャスターなので転がりがあまりスムーズではありません。
そんなに長い距離移動することもないと思いますが…笑
引っ越しや模様替えなどで位置を大きく移動する際、手を掛ける部分がないので持ち運びはしにくいです。
2. 加湿器部分の掃除が面倒
加湿器部分は簡単に取り外しができ、分解もしやすいので、お手入れは確かにしやすいのですが、気化式はそのお手入れ自体が少し面倒です。
水を溜めるタンクやトレーは使用しない期間は水を捨ててしっかり乾かしたり、加湿フィルターもしっかりメンテナンスしないとカルキでカチカチになったりします。
加湿フィルターは2週間に一度クエン酸につけ置き洗いが推奨されています。これはどの気化式加湿器でも必要なメンテナンスですが、これ自体が面倒な方は気化式加湿器を選ばない方がいいと思います。
ちなみに加湿器で1番メンテナンスがラクなのは、象印の加湿器です。1シーズンに1度掃除するだけで大丈夫なので、掃除を出来るだけしたくない方におすすめです。
ただUltimateHome 500は空気清浄機と一体になっているのが売りであり最大の魅力なので、加湿器単体で買うならこれを買う必要はないですけどね笑
気になるポイントは絞り出してこの2つくらいでした。
加湿フィルター交換は3000円で出来ました!
やっぱり1シーズン使用しましたが、2週間に一度クエン酸に漬けるのは面倒で、仕事場で使っていたのもあり、乾燥させたりすることもなくメンテナンスをほぼしていなかったのでカルキ汚れでカチカチになって、カビっぽいものも生えてしまいました。
でもこの加湿フィルターをクエン酸につけて掃除したりして再利用するのは面倒なのでフィルターを新しく購入することにしました。
ただ、公式サイトを見ても販売しておらず、問い合わせしてみたところ、
メールでの注文【支払いは代引き】が可能とのこと。価格は3300円
早速メールで購入し、交換しました。
ちなみに公式サイトのメール返信対応はかなり早いです!
注文して翌日には発送、翌々日には納品され、早速交換しました。
加湿フィルターの交換はとても簡単でした!
価格3300円で新しいものに交換できるのであれば、衛生的にも毎シーズン新しいものに交換するのもありかも!
今後は使用後は水を捨ててフィルターを取り外して干しておくようにしようと思いますが、それでもある程度はカルキ汚れは溜まりますし、カビが生える可能性もあるので、私は消耗品と思い、毎シーズン交換することにしました!
気化式は他の加湿方式と比較しても電気代がかなり安いので、加湿フィルター交換の運用コストを含めてもトータルでは安く上がるのではないかなと思います。
超音波式の場合はちゃんと掃除しなければかなり不衛生、スチーム式はメンテナンスは楽ですが電気代が少し高め、気化式はフィルター汚れがネックでしたが、フィルター交換でクリアできそうです。
ちなみにこの加湿空気清浄機UltimateHome 500の加湿力は、気化式とは思えないほど強いです!6畳程度であれば1時間で10%近く加湿できます(私調べ)。
エレクトロラックスの加湿空気清浄機 UltimateHome 500のスペック
品番 | EP52-35GYA |
本体色 | アーバングレー |
寸法 | W約285 × D282 × H688mm |
質量 | 約8.5kg |
空気清浄時消費電力 | 65W |
空気清浄適用面積 | 約24畳(約39.6㎡) |
8畳の清浄時間 | 12.1分 |
空気清浄時運転音 | 21-49.1dB |
空気清浄時風量 | 80-356(㎥/時) |
加湿可能面積目安 | 木造約8.5畳(約14m2)、プレハブ約14畳(約23m2) |
定格加湿能力 | 500ml/時 |
水タンク容量 | 2.7L |
保証期間 | 本体1年 |
付属品・消耗品 | ケア・アルティメイト・プロテクトフィルター(EFTOK1)、 活性炭フィルター(EFCTOK3)、加湿フィルター、アンチバクテリアカートリッジ |
最後に
今回は、エレクトロラックスの加湿できる空気清浄機 UltimateHome 500(アルティメイトホーム500)の何がそこまで凄いのか、そしてデメリットはないのかも含めて、実際に使っている私が詳しくご紹介しましたがいかがだったでしょうか。空気清浄機はいろいろ使ってきましたが、本気でおすすめできるハイクオリティな製品でした。これから購入を検討されている方の参考になれば嬉しいです。最後までお読みいただきありがとうございました。