【電気代が高い・うるさい?】象印加湿器のデメリットを10個挙げて検証しました【口コミは本当?】EE-DC50-WAの感想

面倒くさがりにぴったりなメンテナンス要らず、お掃除要らずの象印スチーム色加湿器EE-DC-50-WA。私は最強の加湿器だと思っていますが、使っている中で感じたことやネットの口コミでよくあるデメリットを挙げられるだけ挙げてみました。

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色んな記事を読んでデメリットが気になっている方に、書かれていることが本当なのか、実際使ってみてそのデメリットはどうなのかを詳しく書いていきたいと思います。

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この記事を書いている私は、デザイナー歴20年。アートディレクターとしてデザイン業界で働きながら、ライフスタイルブログ「LIVINGSKAPE」を運営。Instagramのインテリアアカウント(@jk___decor)は現在フォロワー約8万人。実際に使用してみてよかった商品を詳しくご紹介しています。

【象印加湿器のデメリット1】電気代が高い

これはネット上でもよく言われているデメリットで、私も購入前にかなり考えた部分です。ただこれ、象印に限らずスチーム式加湿器に言えるデメリットで、一般的に4種類ある加湿方式の中では以下の図のようにスチーム式は一番電気代が掛かると言われています。

加湿方式参考消費電力電気料金(24円/kWh)
超音波式20W-50W1時間あたり約0.7円
スチーム式300W-500W1時間あたり約7円
気化式5W-30W1時間あたり約0.2円
ハイブリット式150W-200W1時間あたり約5円

象印の公式サイトでも

  • 湯沸かし時:985W
  • 加湿時:410W

と提示されているのでスチーム式の平均値の中に収まっているとはいえ、超音波式の10倍の金額というのは少し躊躇してしまう金額であり、事実でもあります。

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「電気代の高さ」に対する私の解釈

超音波式の10倍だけど金額に換算すると1日約168円

加湿器単体で考えれば、超音波式と比較すると10倍となり、その数字だけを見れば躊躇しますが、金額に直せば24時間つけっ放しにしていた場合、1日約168円になります。どうでしょうか。ペットボトル飲料を1本我慢すればクリアできる程度の金額です。

超音波式加湿器は室温を下げる

また、スチーム式の利点として「室温を下げない」という点があります。超音波式は冷たい水を噴霧しているので体感的に室温が1-2度下がった感覚になります(実際に超音波式を使った際にそう感じました)。そうなるとエアコンの設定温度を上げざるを得ない訳で、結果的にエアコンの電気代が上がります。そう考えると、スチーム式の加湿器を使っても、電気代の安い超音波式の加湿器を使っても、一ヶ月の電気代の上がり幅はそう変わらないのでは?と考えました。

常に弱モード運転で十分な加湿力

また、象印のスチーム式加湿器の加湿力はかなりスゴイです。我が家のLDK+書斎+ベッドルーム合わせて30畳以上をこれ一台で加湿できます。オートモードや中モードだと加湿力が高すぎて湿度が上がりすぎてしまうので常に「弱モード」運転で十分。公式で発表されている消費電力がオートもしくは中モードだと仮定しても、常時弱モード運転であれば公式の数値よりも低いのでは?と考えました。

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実際に3年以上使用していますが、加湿器を変えただけで一気に電気代が上がったという感覚はありません。エアコンをどの程度使用しているかによって月の電気代は変わるので一概には言えないですが、全く問題ない程度なので、これは特に心配する要因にはならないと思います。

消費電力が高めな「湯沸かし」時間を短縮する方法

消費電力が高い加湿時の410Wの倍掛かってしまう湯沸かし時。これを短縮すれば電気代節約になるのでは?と思い実行している方法が「お湯スタート」です。タンクに給水する際に水ではなく、蛇口から普段出るお湯(40度程度)から始めることで、沸騰に掛かる時間が体感で約半分くらい短縮できます。沸騰時間が短くなれば消費電力も減り、電気代の節約になるので、試してみてはいかがでしょうか。

別記事で詳しくご紹介しています

【象印加湿器のデメリット2】沸騰音がうるさい

これもネットの口コミでよく見ます。購入して思ったことは「確かにうるさい」です。特にスタート時のタンク内の水を沸騰させる際に、「ゴーーー」という音が出ます。イメージとして近いのはIHコンロを最大出力にした時の音に近いかもしれません。沸騰が完了すればあとは弱火でコトコトやる感じなので気になりませんが、超音波式や気化式と比べたら音はします

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「沸騰音の大きさ」に対する私の解釈

極論、音は慣れます

極論で申し訳ないのですが、これが使ってみた正直な感想です。部屋の中にはいろんな音があります。エアコンの音や、サーキュレーターの音、テレビや空気清浄機の音。それらの家電の中に紛れてほとんど気になりません。正直「この程度でうるさいという人は、多分時計の秒針も気になる位敏感な人なのかな」と思ってしまいました。

普段一番使用する「弱運転」の音

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かなり近くで撮影していますが、この程度の音です。これがずっと鳴っている訳ではなく、お湯が冷めてきたら沸かして、湯気で加湿→冷めたら沸かすを繰り返します。

ただ沸騰時の音は結構大きい

やっぱり最初の沸騰時は結構大きい音が出ます。なので前項でご紹介した「お湯スタート」で始めれば、音の大きめな時間を短くできるのでおすすめです。

実際の沸騰時の音がこちら

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沸騰音はスイッチを入れて5-10分くらいすると大きくなってきます。お湯の温度が上がりきればそこからは設定しているモードの運転に入るので実際にこの音がするのはせいぜい10分程度です。

寝室での使用は控えた方がいいかも

ただ、「寝室での使用には向いていない」かもしれません。リビングには生活音があり、気になりませんが就寝時のほぼ無音の空間ではかなり目立ちます。また、加湿力がかなり強いので6畳程度の寝室の場合、弱運転でも湿度が上がりすぎてしまう可能性があります。

【象印加湿器のデメリット3】デザインがダサい

そんなにダサいデザインでしょうか?EE-DA50-WAからはかなりかっこよくなりました

今まではそうだったかもしれません。2-3世代前のものはほぼポットです。出口のないポット。おしゃれなデザインの多い超音波式に比べると結構ダサい部類に入っていました。でも今はそんなことないと思います。多分この情報は少し前のもので、今のものは結構シンプルで「ダサい」とまではいかないと思います。それでも、BALMUDAやcadoのように洗練したデザインのものと比較すると「普通」に見えるかもしれません。どちらかといえば「無印良品」のプロダクトデザインに似ています。

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「デザイン」に対する私の解釈

加湿器はデザインで選ぶべきじゃない

おしゃれな加湿器、とくに超音波式加湿器によくあるのが「1週間に一度掃除してください」というもの。ひどいものだと「2-3日に一度」を推奨してくる製品もあります。正直「できるかーーーー!」という感じです。その点象印の加湿器はメンテナンスがめちゃくちゃ楽です。内部が汚れてきたら、クエン酸を入れてスイッチ入れるだけで完了ですから。どんなにカチカチにこびりついてしまったカルキ汚れも一発です。超音波式ならどうでしょうか?面倒で掃除を怠り、カチカチになってしまった汚れがなかなか取れません。フィルターを交換せずに雑巾のような異臭が出てくることもありました。メンテナンスの楽さを取るか、デザインを取るか。私はメンテナンスの楽さを選びます。

それでも最新のEE-DC50-WAはかなりいいデザインになった

左が最新、右が昔のモデル

cadoやBALMUDAに比べたら負けてしまいますが、今までの象印加湿器の中で最新の「EE-DC50-WA」は最高にスタイリッシュになりました。ひと昔前は本体カラーは謎に「ベージュ」。象印のロゴが大きく入り、ボタン周りはポットそのものでした。でも最近の象印は違います。EE-DC50-WAはボタン周りはシンプル、ロゴが控えめ、そして本体カラーは白!私はこれで全然満足です。

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電子レンジも空気清浄機もトースターも扇風機もBALMUDA。デザイン家電は大好きな私でも加湿器だけはデザインではなくメンテナンスで選びました。その位魅力的な製品です。

【おまけ】山善で類似品発見

色々調べていたら山善で類似品を発見しました。象印加湿器との大きな違いは「タンクが取り外せるところ」。こちらはポットというよりも「炊飯器」に近い感じですね。タンクが内釜っぽくて(笑)。価格はほぼ象印と同じくらいです。

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私は購入したことがないので分かりませんが、デザインが気になる方はこちらを検討してもいいかもしれません。

【象印加湿器のデメリット4】加湿までに時間が掛かる

スイッチを入れたらすぐに噴霧が始まる超音波式とは違い、タンク内の水をまず沸騰させなければいけないので加湿開始までは時間がかかります。水から始めれば20分くらい、お湯から始めれば10分くらいでしょうか。

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「加湿までに掛かる時間」に対する私の解釈

加湿が始まったら超音波式よりも圧倒的に早く部屋全体を加湿できる

確かに沸騰させてからその蒸気で加湿するのでスタートまでに時間は掛かります。ただ加湿が始まってから部屋の湿度が50%を超えるのはかなり早いです。一度象印の加湿器を買い換えるタイミングで繋ぎで無印の超音波式加湿器を使用したのですが、スタート時38%だった湿度が50%を超えるのに2時間近く掛かりました。象印の場合は1時間掛からないので、加湿が始まるまでの時間は全く問題ないと思います。

【象印加湿器のデメリット5】給水が大変

通常タンク式なのが一般的なので、タンクだけをシンクに置いて給水しますが、象印の場合はタンクレス構造なので、加湿器本体のタンクに直接水を注ぐ形になります。我が家の場合は蛇口がシャワーノズルタイプで引っ張り出せて伸びるので、シンクに直接置かなくても給水できますが、そうでないご家庭の場合は給水は少し面倒かもしれません。

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「給水」に対する私の解釈

シャワーノズルじゃないと少し面倒

今は自宅を購入してシンク周りが便利になったので、直接給水できるようになりましたが、賃貸に住んでた頃はやかんに水を入れて給水していました。給水の際はタンク内を一度すすいだ方が汚れがつきにくいので、加湿器をキッチンに持って行きつつ、やかんで一度中に水を入れてすすぎ、再度やかんで水を入れていました。今考えると確かに面倒だなと思いましたが、その当時は「メンテナンスが楽だからしょうがいない」と思ってやっていました。

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ご自宅の蛇口がシャワーノズルのように伸びるタイプの方は、このデメリットは当てはまらないと思います。全然面倒ではありません。通常の蛇口の場合は少し面倒かもしれませんが、1週間に一度の部品掃除よりはマシです笑

【象印加湿器のデメリット6】カルキ汚れがすぐ溜まる

タンク内の水を沸騰させて蒸気で加湿する構造上、蒸気にはカルキは含まれません。つまり本体内の水が煮詰まりカルキ濃度が濃くなっていくわけです。中の水を使い切ると自動的に止まりますが、実際は使い切りません。少しだけ水が残っています。だから給水の際、その凝縮された「超高濃度カルキ水」をそのままにしてそこに水を「継ぎ足す」ことをするとカルキ汚れはすぐに溜まります。多分この口コミを投稿した人は継ぎ足して使用しているのだと思います。

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「カルキ汚れの溜まりやすさ」に対する私の解釈

正しく使えば何も心配ありません

給水の際に中をしっかりすすぎ、継ぎ足しをせずに使用すればカルキ汚れはさほど溜まりません。私の場合、自動ストップする前に中の水を交換しているので、1シーズンに1-2度程度のクエン酸洗浄でキレイな状態を維持できます。もらいサビもつくことがありますが、それもクエン酸洗浄で綺麗に落ちます。カルキ汚れを溜めないためにおすすめの方法は以下の記事でご紹介しています。

【象印加湿器のデメリット7】水が無くなるのが早い

そんなことはありません。一回の給水で弱運転であれば24時間以上加湿できます。強運転でも8時間以上です。まったく問題ありません。

【象印加湿器のデメリット8】蒸気が熱くて危険

公式では「沸騰させたきれいな蒸気を、約65℃まで冷ましてお部屋を加湿します」とあるように危険な熱さではありませんが、お子様がいるご家庭は手の届かない位置に置いたりする必要はあると思います。転倒湯もれ防止構造が付いているので本体をうっかり倒しても湯もれを最小限に抑えられますが、超音波式に比べると危ないことは確かです。お子様のいるご家庭の場合、置き場所には注意が必要です。

【象印加湿器のデメリット9】湿度の調整ができない

象印加湿器は加湿力がとても高いので、オートだと確かに過加湿状態になります。私も弱運転でも加湿されすぎてるなと思った時は一度電源を切り、湿度が落ちてきたら入れ直すということをしています。でもオートの控えめか弱運転をしていれば問題ありません。

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「湿度の調整」に対する私の解釈

普段から湿度を気にする意識が重要

エアコンも自動モードは付いていても、食事のあとやお風呂上がりなど、その場の状況によって体感は変わるので最後は人間の調整が必要。最上位機種のエアコンを購入してもアナログの調整は結果的に必要だったりします。私は湿度も同じだと思っていて湿度高すぎるな、と思えば加湿器を止めればいいし、低ければ設定を上げればいい。普段から自宅の湿度を意識することが大事なのだと思います。ただ、「湿度が調整できない」は言い過ぎで、弱運転、もしくは自動運転の控えめモードにしておけばほとんど問題ありません。

【象印加湿器のデメリット10】窓に結露が付きやすい

象印の加湿器は加湿力がとても高いので、狭い部屋だとすぐに過加湿状態になり、結露しやすいかもしれません。今の家は2重窓になっているので、窓と窓の間に空気の層ができる関係で結露があまり付かないのですが、1枚窓の場合は外気に冷やされて蒸気が水に戻り窓に付いて結露してしまいます。以前賃貸のころは、窓に結露防止のコートを塗ったり、結露テープを窓の下に貼ったりしていました。結露の問題は象印加湿器だけでなく、加湿器全般に言える問題で、50%-55%を超えてくると冬は結露してしまいます。私はリビングの目立つところに湿度計を置いて55%前後を維持できるようにしていました。

最後に

今回は象印の加湿器を使っている中で感じたことやネットの口コミでよくあるデメリットを挙げられるだけ挙げてご紹介しつつ、実体験をもとにした自分の解釈を加えてご紹介しましたがいかがだったでしょうか。デメリットだけを見るととても不安になりますが、そのデメリット一部分だけでなく、メリットを含めてトータルで考えていくと自分の中で判断しやすいのではないでしょうか。どの製品でも完全なものはありません。自分の中で、妥協できる部分とできない部分、一番大切なことを見極めて、最適解を探してみてください。最後までお読みいただきありがとうございました。

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TOKYO | DESIGNER | ART DIRECTOR
インテリア好きのグラフィックデザイナー。Instagramフォロワー8万人。夫婦二人、40年越えの築中古マンションをリノベーションして暮らしています。家具、家電、食器、雑貨、収納など、好きなものを気ままに綴ります。オリジナルのアートポスターをデザインしてオンラインストア「MONOKHROME」にて販売中。下のウェブサイトボタンよりアクセスください。

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