
ブレインスリープ オールインワンって
価格に見合う価値があるの?
セカンドベッドにピッタリな「ブレインスリープ オールインワン」を使い始めて1ヶ月。実際に使用した体験をもとに、本音のレビューをお届けします。次世代寝袋と謳われる理由、メリット・デメリット、そして寒さ対策としての効果を徹底検証。
- 枕・マットレス・掛け布団が一体化した革新的デザインは本当に使えるのか?
- 価格以上の価値があるのか?
- 屋外や寒い環境でも快適に眠れるのか?
SNSでの評判も交えながら、購入を迷っている人の疑問にすべて答えます。

結論として、メインベッドの代わりになるかは人によりますが、セカンドベッドとしては間違いなく優秀な一品でした!
この記事を書いている私は、デザイナー歴20年。アートディレクターとしてデザイン業界で働きながら、ライフスタイルブログ「LIVINGSKAPE-リビングスケープ-」、その他にもお金のブログ「MONEYDOSCOPE-マネードスコープ-」や子育てブログ「dotmomdad-ドットマムダッド-」を運営。Instagramのインテリアアカウントは現在フォロワー10万人。インテリアコーディネートやライフスタイルに役立つ情報を発信しています。
【結論】セカンドベッドとして申し分なし!メインベッドとしては人を選ぶかも…

「次世代寝袋が気になるけど、本当に快適なの?」と疑問に思っている方も多いはず。実際に1ヶ月間使い続けた私の結論から言うと、

ブレインスリープオールインワンはセカンドベッドとして申し分ない性能を持っています。
寝心地は予想以上に良く、特に驚いたのは以下の点です。
- 薄さわずか4cmのマットレスなのに底付き感がほとんどない
- 適度な反発力で腰が沈み込まない
- シェラフ部分の内側のサラサラ感が心地よい
- コンパクトに収納できるのに寝心地を犠牲にしていない

ブレインスリープオールインワンのメリットデメリットも簡単にここに触れておきます。
メリット | デメリット |
---|---|
コンパクトに折りたためる | 横幅70cmは大柄な方には狭い |
オールシーズン対応 | 枕の高さ(9cm)が調整できない |
丸洗い可能で清潔に保てる | 冬場は少し寒さを感じる場合も |
持ち運びやすい | 価格が高め(66,000円) |
耐圧分散性に優れている | 専用カバーの別売りがない |

私はオフィスでの仮眠用として使用していますが、あの薄さからは想像できない下支え感でしっかり体圧分散されていて寝心地はとても良かったです!届いてすぐに広げて横になってみたのですが、そのまま本当に昼寝してしまいました笑。
メインベッドとして使うには人を選ぶ
しかし正直なところ、メインベッドとして使うには人を選びます。特に以下のような方は注意が必要です。
- 身体が大きく、寝返りを頻繁に打つ方(横幅70cmは狭く感じる)
- 体型によって枕の高さ(9cm固定)が合わない方
- 極端に寒がりの方(通気性が良いため冬場は少し寒く感じることも)
一方で、次のような用途には最適です。
- 来客用のセカンドベッド
- オフィスでの仮眠用
- キャンプや車中泊
- 災害時の非常用寝具
- ワンルームでスペースを有効活用したい方

結論として、コンパクト性と寝心地の両立という観点では、他に類を見ない革新的な寝具です。
寝具をアップデートしたい方、ミニマルな生活を目指す方に特におすすめできます。ただし、メインベッドとして使う場合は、自分の体型やライフスタイルに合うかどうかをしっかり検討することをおすすめします。

また、すでにブレインスリープ製品を持っていて、寝心地が気に入っている方には特におすすめ。私はブレインスリープピローを使っていたので一目で惚れ込みました笑。
次章からは、ブレインスリープ オールインワンの詳細な特徴や使い心地について、実体験を踏まえながら詳しく解説していきます。
ブレインスリープ オールインワンとは?次世代寝袋の特徴と基本情報

寝具の悩みを一気に解決してくれるブレインスリープ オールインワン。この革新的な次世代寝袋は、枕・マットレス・掛け布団が一体となったオールインワン型の寝具で、日本国内での人気が急上昇しています。ここでは、このブレインスリープ オールインワンの特徴や基本情報を詳しく解説していきます。
ブレインスリープ オールインワンの概要と特徴

ブレインスリープ オールインワンは、「これひとつでどこでも最高の睡眠」をコンセプトに開発された、枕・マットレス・掛け布団が一体化した革新的な寝具システムです。一般的な寝袋とは全く異なり、ブレインスリープの最新テクノロジーを結集して作られています。

最大の特徴は、寝心地の良さとコンパクト性を両立させた点です。クラウドファンディングサイトMakuakeでは、第1弾で目標金額の4,567%、第2弾でも3,277%を達成するなど、多くのユーザーから支持を得ています。さらに、GOOD DESIGN AWARD 2022を受賞した実績もあり、デザイン性の高さも評価されています。
オールインワンの主な特徴は以下の通りです。
特徴 | 詳細 |
---|---|
コンパクト設計 | 5秒で折りたためる省スペース設計で、シングルベッドの1/20のサイズに |
優れた体圧分散性 | 高反発ファイバーを使用し、寝返りのしやすさと快適な睡眠姿勢をサポート |
3WAY使用 | 寝袋モード、掛け布団モード、足元開放モードの3種類の使い方が可能 |
丸洗い可能 | カバーも中身も丸洗い可能で清潔に使える |
オールシーズン対応 | 室内はオールシーズン、屋外は春〜秋の3シーズン対応 |
従来の寝袋と何が違う?次世代寝袋の革新性

従来の寝袋と比較すると、ブレインスリープ オールインワンは全く異なるアプローチで睡眠環境を提供しています。
最も大きな違いは以下の点です。
通常の寝袋が単なる布団の代わりであるのに対し、ブレインスリープ オールインワンは枕・マットレス・掛け布団の機能性を最大限に引き出した統合型寝具システムです。

マットレス部分は高反発素材で作られており、体をしっかり支えながらも柔らかく包み込むような寝心地を実現しています。

また、従来の寝袋では難しかった「寝返りのしやすさ」も大きな特徴です。寝袋内部で体が拘束される従来品と異なり、オールインワンはシュラフを開閉することで自由度の高い寝姿勢が可能になっています。

素材面でも大きく異なります。内側はサラサラとしたコットン素材を使用し、肌触りが非常に良く快適です。また、通気性に優れたメッシュ素材を使用することで、蒸れを防ぎ一年中快適に使用できます。

さらに従来の寝袋では難しかった「清潔さの維持」も容易です。各パーツは取り外して丸洗いできるため、カビやダニの発生を抑え、常に清潔な状態で使用することができます。
サイズとカラーについて

ブレインスリープ オールインワンは、機能性だけでなくサイズやカラーにもこだわって設計されています。使用時と収納時のサイズ感、そして選べるカラーバリエーションを紹介します。
使用時のサイズ
パーツ | 幅 | 長さ/奥行き | 高さ/厚さ |
---|---|---|---|
ピロー | 70cm | 30cm | 9cm |
マットレス | 70cm | 196cm | 4cm |
コンフォーター(掛け布団) | 80cm(全開時160cm) | 198cm | 重さ約1,550g |
マットレスの幅は70cmとなっており、一般的なシングルサイズ(幅97cm)よりもコンパクトに設計されています。これにより、限られたスペースでも効率的に使用できるメリットがありますが、体格の大きい方や寝返りが多い方は少し窮屈に感じる可能性があります。
収納時のサイズ
パーツ | 幅 | 高さ | 奥行き/厚さ |
---|---|---|---|
ピロー&マットレス | 70cm | 64cm | 18cm |
コンフォーター | 43cm | 70cm | 2cm |

折りたたむとクローゼットにすっぽり収まるサイズになり、ワンルームや小さな部屋でも収納に困りません。
ただし、完全にコンパクトになるわけではないため、持ち運びを目的とする場合は、車などの移動手段が必要になります。
カラーバリエーション
ブレインスリープ オールインワンは、インテリアに馴染みやすい2色のカラーバリエーションが用意されています。

- チャコールグレー:ブルーが少し混ざったような落ち着いたグレー
- ベージュ:ナチュラルな空間に馴染むナチュラルカラー

また、特別コラボレーションモデルとして、アパレルブランド「JOURNAL STANDARD」とのコラボによる「モカブラウン」カラーもあります。このブラウンバージョンはより高級感があり、90年代のアウトドアギアをイメージしたデザインとなっています。

調べてみると、現在はすでに販売を終了しているのか在庫切れになっています。
公式サイトでの価格と購入方法

ブレインスリープ オールインワンは、複数の販売チャネルで購入可能ですが、公式サイトからの購入がもっともおすすめです。2025年現在の価格情報と購入方法について解説します。
販売サイト | 価格(税込) | 送料 | その他特典 |
---|---|---|---|
公式オンラインストア | 66,000円 | 無料 | 不定期クーポン配布あり |
楽天市場店 | 66,000円 | 無料 | 楽天ポイント付与 |
Amazonストア | 66,000円 | 無料 | Amazonポイント付与 |
Yahoo!ショップ | 66,000円 | 無料 | PayPayポイント付与 |

公式サイトでは時期によって限定クーポンが発行されており、2,000円前後の割引が受けられることがあります。また、ガチャクーポンやLINEお友達継続クーポン、メルマガ会員限定クーポンなどの特典も不定期で実施されています。
購入を検討する場合は、各ECサイトの価格を比較するとともに、公式サイトのクーポン情報をチェックすることをおすすめします。また、ポイント還元率の高いタイミングを狙うことで、実質的な購入価格を抑えることも可能です。
ブレインスリープ オールインワンは実店舗での取り扱いが少なく、主に通販での購入となりますが、一部の店舗(蔦屋家電、ビックカメラ、三越、JOURNAL STANDARD FURNITURE等)では展示・販売を行っています。購入前に実物を確認したい場合は、これらの店舗へ足を運ぶことをおすすめします。ただし、すべての支店で取り扱いがあるわけではないため、事前に確認することが必要です。
ブレインスリープ オールインワンは、従来の寝袋の概念を覆す革新的な商品です。コンパクトな設計でありながら快適な睡眠環境を提供し、枕・マットレス・掛け布団の一体型という新しいアプローチが多くのユーザーに支持されています。特にスペースを有効活用したい一人暮らしの方やミニマリストの方、キャンプや車中泊を楽しむアウトドア愛好家にとって、大変魅力的な選択肢となると思います。
実際に1ヶ月間使用した私のブレインスリープ オールインワンレビュー

ブレインスリープ オールインワンを購入して1ヶ月。実際に使用した経験をもとに、その実力を徹底レビューします。「寝袋」と言われると少し違和感がありますが、従来の寝袋とはまったく異なる、マットレス・枕・掛け布団が一体化した次世代型の寝具です。購入前に知りたかった情報をお伝えします。
購入理由は「仕事部屋での仮眠用」として

私が購入したきっかけは、自宅とは別で借りている仕事部屋に仮眠スペースを設けたいと考えたからです。リモートワークが増え、日中はほぼ仕事部屋で過ごす時間が増えました。

しかし、仕事をするだけの部屋なので、仮眠を取りたくても机と椅子と棚があるくらいで机に突っ伏して仮眠をすることしかできませんでした。
そこで探し始めたのがコンパクトに収納できる寝具。部屋のスペースを取らず、必要な時だけ広げて使える寝具が欲しいと思っていたところ、このブレインスリープ オールインワンに出会いました。

最初から、ブレインスリープオールインワンを知っていた訳ではなく、先日購入して使用している「ブレインスリープピロー」がとても良かったので、もしかしてベッドも取り扱ってるかも!と調べてみるとドンピシャなオールインワンを発見しました!
他にも色々調べましたが、似た商品が市場になく、デザイン面、機能面ともに魅力的だったので決めることにしました。6万6千円という価格は決して安くはありませんが、マットレスと枕と掛け布団がセットで手に入ると考えると、許容できる範囲だと思います。
実際の使用感と寝心地

開封して最初に感じたのは「思ったより大きいな」という印象。しかし、一般的なマットレスと比べればコンパクトです。そして軽さはマットレスの比ではありません。

私は170cm前半の体型ですが、横幅70cmでも意外と快適に眠れています。
マットレスの厚みは約4cmと薄めですが、高反発素材のおかげで底付き感はなく、腰が沈み込むこともありません。寝返りも打ちやすく、特にマットレスが薄いことによる不快感はありませんでした。
部位 | 特徴 | 使用感 |
---|---|---|
マットレス | 高反発素材・厚さ4cm | 想像より硬めだが寝心地良好 |
枕 | 高さ約9cm固定 | 個人差あり(私には合っていた) |
コンフォーター(掛け布団) | 内側サラサラ素材 | 通気性良好・夏も快適 |

枕部分は高さが約9cmで固定されています。これは人によって合う合わないが分かれるポイントですが、低めが好きな私でも許容範囲の高さでした。(1晩寝るとなると気になるかもしれません。)
枕はマットレスに固定されているので、寝ている間に位置がズレることなく快適です。

コンフォーター(掛け布団)部分は外側はダウンジャケットのような素材感で、内側はサラサラしたコットン素材。ファスナーで開け閉めできるので、暑い時は上を開けたり、足元だけ開放したりと温度調節も自在です。

実際に使ってみると、このオールインワンの良さが本当によくわかります。起きた時のスッキリ感が明らかに違います。普通のマットレスより硬めなので、長時間寝ていても体がだるくなりにくく、目覚めがすっきりしています。
持ち運びやすさと収納性

収納時のサイズは約70cm×64cm×18cmと、クローゼットにすっぽり収まるコンパクトさ。女性一人でも十分に持ち運びができる重さです。


公式サイトでは「5秒で収納できる」と謳っていますが、慣れれば確かに素早く畳むことができます。

マットレスには4ヶ所にマジックテープが付いており、折りたたんだ際にこれで固定できるようになっています。ただ、普段使いではマジックテープを使わなくても自立するので、私は使っていません。


寝袋部分も三つ折りにすれば簡単に収納でき、片付けが非常に楽です。私の場合は3分もかからずに部屋をすっきりとした状態に戻せています。
洗濯に関しては、カバーを外して洗濯機で洗えますし、マットレス本体もシャワーで洗うことができます。実際に洗ってみましたが、小さなパーツに分かれているので洗いやすかったです。
また、オールインワンの魅力として、仕事の合間の仮眠から、来客時の緊急用ベッド、キャンプでの使用まで幅広いシーンで活躍してくれる点が挙げられます。私自身も仕事の合間の20分仮眠から、週末の昼寝まで様々なシーンで使っています。
総合的に見て、「コンパクトに収納できる寝具が欲しい」という私のニーズには非常にマッチしています。使い始めてからは、仮眠の質が上がり、休憩後の作業効率も向上していると実感しています。
ただ、メインの寝具として毎日使うには、好みが分かれるかもしれません。特に横幅が狭いので、寝返りが多い方や体格の大きい方には少し厳しいかもしれません。あくまでセカンドベッドとしての使用がベストだと感じています。
ブレインスリープ オールインワンを実際に使って感じたメリット

実際にブレインスリープ オールインワンを1ヶ月間使用してきた私の正直な感想をお伝えします。最初は半信半疑でしたが、使ってみると予想以上に多くのメリットがあることに気づきました。ここでは、実体験に基づいて感じた本製品の8つの魅力を詳しく解説します。
- 枕・マットレス・掛け布団の一体化が画期的
- 寝袋とは圧倒的に異なる寝心地の良さ(オールシーズン対応可能)
- 超省スペース設計でクローゼットのスペースを取らない
- 優れた保温性と断熱効果、なのに蒸れない
- 約5秒で収納できるから片付けラクラク
- ダニ、カビが発生しづらいから使用頻度が低くても安心
- もちろん丸洗いできるから清潔を保てる
- 枕の下にはスマートフォン収納ポケットまである!
詳しく解説します!
1. 枕・マットレス・掛け布団の一体化が画期的

ブレインスリープ オールインワンの最大の特徴は、枕・マットレス・掛け布団の3つの寝具が一体化されている点です。これにより、寝具をバラバラに揃える必要がなく、一度の購入で最適な睡眠環境を手に入れることができます。

マットレスと枕が一体化していることで、寝ている間に枕がズレることもなく、常に理想的な寝姿勢を維持できるのは大きなメリットです。特に寝返りを打つ際に枕の位置を気にしなくていいので、深い眠りを妨げません。
さらに、コンフォーター(掛け布団)部分はファスナーで開閉できるため、季節に応じた使い方ができます。

使用モード | おすすめの季節 | 特徴 |
---|---|---|
寝袋モード | 秋冬シーズン | ファスナーを閉じて使用。保温性が高い |
掛け布団モード | 春夏シーズン | ファスナーを全開にして使用。涼しく快適 |
足元開放モード | 季節の変わり目 | 足元だけファスナーを開けて温度調節 |

実際に使ってみると、この一体化設計がいかに便利かを実感します。寝具を個別に購入すると品質の良いものを揃えようとすると10万円以上かかることもありますが、オールインワンなら高品質なものを一度に手に入れられます。
2. 寝袋とは圧倒的に異なる寝心地の良さ(オールシーズン対応可能)

一般的な寝袋と比較して、ブレインスリープ オールインワンの寝心地は格段に優れています。通常の寝袋は底付き感があり、硬い地面の上ではどうしても体が痛くなりがちですが、このオールインワンは高反発マットレスが体をしっかり支えてくれるため、床に直置きしても底付き感を感じません。

マットレスの厚みは約4cmありますが、高反発素材のおかげで驚くほど体圧を分散してくれます。手で強く押すと「バイーン」と跳ね返されるような弾力性があり、長時間寝ていても体が痛くなりません。

また、コンフォーター(掛け布団)部分は外側がダウンジャケットのような素材で、内側はサラサラとしたコットン素材になっています。この二層構造が驚異的な通気性と保温性を両立させているのです。夏は涼しく、冬は暖かいオールシーズン対応を実現しています。

冬場の使用でも、室内であれば特に寒さを感じることなく快適に過ごせます。どうしても寒いと感じる場合は、上から薄い毛布を掛けるだけで十分対応できます。
3. 超省スペース設計でクローゼットのスペースを取らない

ブレインスリープ オールインワンの魅力のひとつは、使わないときにコンパクトに収納できる点です。
マットレスは約5秒で折りたためる独自の設計になっており、一般的なシングルサイズの寝具と比べると収納時は約1/20のサイズになります。
収納時のサイズは以下の通りです。
部分 | 幅 | 高さ | 奥行・厚さ |
---|---|---|---|
ピロー&マットレス | 70cm | 64cm | 18cm |
コンフォーター(寝袋) | 43cm | 70cm | 2cm |
この省スペース性能により、6畳のワンルームでもベッドを置かずに睡眠を取ることが出来ています。使いたいときだけ広げて、使わないときはクローゼットにしまっておける気軽さは、特に都会の狭い住環境にマッチしています。

マットレスは折りたたむ際に4箇所のマジックテープで固定できるようになっていますが、私の場合は毎回マジックテープで止めるのも面倒なので、テープ部分を折りたたんで使わないようにしています。自立するので、テープで止めなくても問題なく収納できます。
4. 優れた保温性と断熱効果、なのに蒸れない

ブレインスリープ オールインワンは、通気性の高さと保温性を両立させた優れた素材設計になっています。マットレスのカバーはメッシュ素材で作られており、体から発せられる熱や湿気をすばやく逃がします。これにより、夏場でも蒸れることなく快適に眠ることができます。

寝袋部分も高い断熱効果を持ちながら、通気性を確保する設計になっています。オールシーズン使えるように、寝袋のファスナーを調節することで温度管理ができるのも嬉しいポイントです。
実際に使用してみると、この通気性の高さがいかに睡眠の質に影響するかがわかります。従来の寝袋では夏場は暑すぎて使えないと思いますが、このオールインワンは年間を通して使用できます。寝ている間に汗をかくこともほとんどなく、起きたときの不快感もありません。
5. 約5秒で収納できるから片付けラクラク

寝具を片付ける作業は意外と面倒なものですが、ブレインスリープ オールインワンは約5秒で折りたたむことができる画期的な設計になっています。折りたたみ方も直感的で、特別な技術は必要ありません。

たたむ時の流れは以下の感じです。






マットレス部分は4つのパーツに分かれており、折り畳み時にそれぞれが重なるようになっています。この構造により、コンパクトに収納できるだけでなく、収納時の自立性も確保されています。

寝袋部分も簡単に畳むことができ、付属のカバーに入れて収納することも可能です。ただし、私の場合はカバーに入れるのも手間なので、三つ折りにしてそのままクローゼットに収納しています。この手軽さが、毎日の片付けのストレスを大きく軽減してくれます。

6. ダニ、カビが発生しづらいから使用頻度が低くても安心

ブレインスリープ オールインワンは、使用されている素材の特性上、ダニやカビが発生しにくいという大きなメリットがあります。通常の布団や寝具は使用頻度が低いと湿気がこもりやすく、ダニやカビの温床になりがちです。
しかし、このオールインワンは高い通気性と防湿性を持つ素材で作られているため、長期間使わなくても清潔な状態を保ちやすいのです。これは特に来客用のセカンドベッドとして使う場合や、時々しか使わない場合に大きなメリットになります。

また、ポリエチレン素材は本来ダニが住み着きにくい特性を持っています。これによって、アレルギー持ちの方でも安心して使用できる点も見逃せません。
7. もちろん丸洗いできるから清潔を保てる

ブレインスリープピロー同様、衛生面で特に優れているのが「すべてのパーツが丸洗い可能」という点です。通常の寝具は洗うのが大変で、クリーニングに出すにも手間とコストがかかりますが、ブレインスリープ オールインワンは自宅で簡単にメンテナンスできます。

マットレスと枕部分は、カバーからファスナーで中身を取り出すことができ、カバーは洗濯機で、中身はシャワーで水洗いできます。マットレスの中身は「大きな春雨」のような素材で、水をかけても劣化しません。むしろ、ヘタりが気になった場合は40〜50℃のお湯で洗うことで復元することも可能です。
寝袋部分も洗濯機で洗え、速乾性に優れているため、すぐに使用できるようになります。この清潔さを維持できる点は、長期的に見ても大きなメリットです。
8. 枕の下にはスマートフォン収納ポケットまである!

細部へのこだわりが感じられる点として、枕の下部にはスマートフォンを収納できる専用ポケットが設けられています。これは一見小さな機能ですが、実際に使ってみると意外と便利です。

就寝前にスマホをチェックする習慣がある方や、目覚まし代わりにスマホを使用する方にとっては、手の届く場所にスマホを置いておけるのは重宝します。また、スマホを枕元に置くことで、床に落としてしまうリスクも減らせます。
ただ、スマホの使用は睡眠の質に影響を与える可能性があるため、できるだけ就寝前のスマホ利用は控えるのが理想的ではあります。それでも、緊急時にすぐ手が届く場所にスマホがあるという安心感は大きいでしょう。
このような細かな配慮が随所に見られるのも、ブレインスリープ オールインワンの魅力のひとつです。使い手のことを考えた設計がされていることがよくわかります。
実際に使ってみて、寝具に求める機能性のほとんどを満たしてくれる製品だと感じています。特に限られたスペースで快適に過ごしたい方や、来客用のセカンドベッドをお探しの方には、自信を持っておすすめできる製品です。
ブレインスリープ オールインワンを実際に使って感じたデメリット

ブレインスリープ オールインワンを1ヶ月使用した私の経験から、いくつかデメリットも感じています。製品自体は素晴らしい点も多いですが、正直な評価として気になった点は以下の4つです。
- 価格は高めだがコスパはどうか?
- 屋外使用での防寒は完璧かは疑問(空調の効いた部屋での使用前提)
- 枕が少し高め?好みが分かれるかも
- 重さと持ち運びの課題(寝袋には負ける)
詳しく解説します。
1. 価格は高めだがコスパはどうか?
ブレインスリープ オールインワンは66,000円(税込)という比較的高価格で販売しています。マットレス、枕、掛け布団が一体化したオールインワン製品としては理解できる価格設定ですが、単体のマットレスや寝袋と比較するとかなり高価格に感じられます。

特にマットレスの厚みが約4cmと薄めであることを考えると、「この価格でこの厚み?」と最初は疑問に思いました。ただし、高反発素材による体圧分散性能は確かに高く、長期的に見ればコスパは悪くないと感じました。
寝心地や利便性を考えると価格に見合う部分も多いですが、初期投資としては決して安いとは言えず、特に学生や予算に制限のある方にとっては購入のハードルが高いでしょう。
製品 | 価格(税込) | 特徴 |
---|---|---|
ブレインスリープ オールインワン | 66,000円 | マットレス・枕・寝袋一体型、持ち運び可能 |
一般的な高反発マットレス(シングル) | 2〜5万円程度 | 厚み8〜10cm、枕・掛け布団別売り |
高品質な寝袋 | 1〜3万円程度 | マットレス機能が弱い、枕は簡易的 |
2. 屋外使用での防寒は完璧かは疑問(空調の効いた部屋での使用前提)
ブレインスリープ オールインワンは「オールシーズン対応」と謳われていますが、実際に使ってみると寒い時期の屋外での使用には少々不安が残ります。通気性に優れた設計は夏場には快適ですが、その分保温性を犠牲にしている部分があります。

公式情報では使用可能温度は「快適温度が8℃、下限温度が4℃、限界温度が-9℃」となっていますが、実際に使用してみて、真冬の屋外や車中での防寒は少し厳しい気がします。特にマットレス部分からの冷気の侵入を防ぎきれず、追加の断熱材やブランケットは必要になると思います。
室内の空調が効いた環境での使用であれば問題ありませんが、キャンプや災害時の避難所など、厳しい環境で使用する場合は注意が必要です。メッシュ素材の特性上、冷気を通しやすいのは避けられない弱点と言えるでしょう。
3. 枕が少し高め?好みが分かれるかも
ブレインスリープ オールインワンの枕の高さは約9cmで固定されています。この高さは、ブレインスリープピローのSTANDARDサイズ(9-11cm)と同等ですが、低めの枕が好きな方や小柄な女性にとっては高すぎると感じる可能性があります。

私は自宅での就寝時はブレインスリープピローのLOWを使用していますが、ブレインスリープ オールインワンの枕は少し高く感じました。ただ、仮眠用として使用している為か特に問題なく、気持ちよく眠れています。
枕の高さは体格や寝姿勢によって好みが分かれるポイントですが、ブレインスリープ オールインワンは調整ができないため、合わない場合はどうしようもありません。
4. 重さと持ち運びの課題(寝袋には負ける)
ブレインスリープ オールインワンはコンパクトに収納できる点が魅力ですが、実際の重量は約6.5kgと決して軽くはありません。一般的な寝袋(1〜2kg程度)と比較するとかなり重く、長距離の持ち運びには適していません。

また、折りたたんだ状態でも横幅70cm×高さ64cm×厚さ18cmというサイズ感は、マットレスとしてはコンパクトと言えど、ある程度の収納スペースは必要になるため、狭い部屋で使用する場合はクローゼットの空きスペースを確認してから購入することをおすすめします。
これらはあくまで一般的な寝具と比較した際の相対的な評価です。このデメリットを差し引いても、部屋のスペースを有効活用したい方やセカンドベッドとして使いたい方には十分におすすめできる製品です。
ブレインスリープオールインワンのよくある質問FAQ

ブレインスリープオールインワンを検討している方から多く寄せられる質問について、詳しく解説します。購入前に気になるポイントや使用時の疑問点を網羅的にまとめましたので、ぜひ参考にしてください。
Q. ブレインスリープオールインワンは冬でも暖かいですか?寒くないですか?
ブレインスリープオールインワンはオールシーズン対応を謳っている製品ですが、使用環境によって体感温度は異なります。室内でエアコンを使用している環境では、年間を通して快適に使用できます。公式サイトによると快適温度は8℃、下限温度は4℃、限界温度は-9℃と設定されています。
ただし、通気性の高いメッシュ素材を使用しているため、真冬の寒い部屋では単体で使用すると寒く感じる方もいます。冬場の使用では以下の対策がおすすめです。
- 薄手の毛布を追加で使用する
- 寝る前に部屋を適温に暖めておく
- 足元に湯たんぽを入れる
- ブレインスリープの別売りコンフォーターを併用する

多くのユーザーからは「通常の室内環境であれば寒さで目が覚めることはない」という声がありますが、寒がりの方は追加の防寒対策を検討すると良いでしょう。
Q. ブレインスリープオールインワンは洗えますか?お手入れ方法は?
ブレインスリープオールインワンは全てのパーツが丸洗い可能で、衛生面でも優れています。各パーツのお手入れ方法は以下の通りです。
部位 | お手入れ方法 |
---|---|
マットレス本体 | シャワーで水洗い可能。ヘタリが気になる場合は45〜50℃のお湯に浸すか、ドライヤーをあてるとふっくら戻る |
枕部分 | シャワーで水洗い可能。マットレスと同様にお湯やドライヤーでふっくら感を復活できる |
コンフォーター(寝袋) | 洗濯機で洗濯可能。ただし洗剤は中性洗剤を使用し、柔軟剤は避ける |
カバー | 洗濯機で洗濯可能。マジックテープ部分は折り返して洗うとよい |

洗濯後は風通しの良い場所でしっかり乾かすことが大切です。特にマットレスと枕の中材は乾くまで時間がかかるため、十分に乾燥させましょう。
Q. ブレインスリープオールインワンの寿命はどれくらいですか?
ブレインスリープオールインワンの平均的な寿命は約5〜8年とされています。ただし、使用頻度や使い方によって個人差があります。毎日使用する場合と時々のゲスト用として使用する場合では寿命に差が出るでしょう。
定期的なメンテナンスを行うことで長く使用できます。特に以下の点に注意しましょう。
- マットレスが沈んできたと感じたら、温水やドライヤーでリフレッシュする
- 3〜6ヶ月に一度は洗濯して清潔に保つ
- 使用しないときは湿気の少ない場所で保管する
- 直射日光が長時間当たる場所での使用や保管は避ける

また、マジックテープ部分は使用頻度が高いとだんだん粘着力が弱くなることがありますが、製品全体の寿命には大きく影響しません。
Q. ブレインスリープオールインワンは身長が高い人でも快適に使えますか?
ブレインスリープオールインワンのマットレス部分の長さは196cm、コンフォーター部分は198cmとなっています。一般的な日本人男性の平均身長(約170cm)であれば十分な長さですが、180cm以上の身長の方は少し窮屈に感じる可能性があります。

また、横幅は70cmと通常のシングルマットレス(幅約95cm)より狭いため、肩幅の広い方や寝相の悪い方は窮屈に感じることがあります。寝返りをよく打つ方は、落下の危険性も考慮する必要があるでしょう。
実際に使用しているユーザーからは
- 175cmの身長でも問題なく使用できている
- 190cmの身長だと足が少しはみ出るが、それほど気にならない
- 体格がいい男性には少し窮屈かもしれない
といった声が寄せられています。身長や体格に不安がある方は、購入前に実店舗で試してみることをおすすめします。
Q. ブレインスリープオールインワンに専用シーツやカバーはありますか?
現在、ブレインスリープオールインワン専用のシーツやカバーの別売りはありません。本体に付属しているカバーを使用することになります。これはブレインスリープオールインワンの独特なサイズ(幅70cm×長さ196cm)のためです。
カバーが汚れた場合は洗濯して使用することになります。このため、予備のカバーが欲しいというユーザーの声も多く寄せられています。代替策としては以下のような方法があります。
- 近いサイズのシーツを利用し、余った部分を折り込む
- バスタオルを敷いて使用する
- 簡単な手作りカバーを用意する

なお、シーツやカバーを使用する場合は、通気性の良い素材を選ぶことで、ブレインスリープオールインワンの高い通気性を損なわないようにしましょう。
Q. ブレインスリープオールインワンは妊婦や腰痛持ちでも使えますか?
ブレインスリープオールインワンは高反発マットレスを採用しており、体圧分散性に優れているため、腰痛持ちの方にも適しています。実際に「腰痛持ちだが痛みなく眠れている」という口コミも多く見られます。

ただし、妊婦の方の場合は、特に妊娠後期には横幅70cmでは窮屈に感じる可能性があります。また、お腹が大きくなった時期には仰向けで寝ることが難しいため、寝袋タイプの構造が制約になる場合もあります。
腰痛の症状や妊娠の状況によって個人差が大きいため、以下の点を考慮することをおすすめします。
- 腰痛の症状が重い場合は医師に相談する
- 妊婦の方は特に第三期(28週以降)は使用感について医師に確認する
- 可能であれば購入前に実際に試してみる
なお、腰痛が特に気になる方には、より厚みのあるブレインスリープのマットレス製品(プレミアムフロートなど)の方が適している場合もあります。
Q. ブレインスリープオールインワンは返品・交換できますか?
ブレインスリープオールインワンには、一般的な高級マットレスのような長期間の返品保証制度(スリープトライアル)は設けられていません。返品・交換は未使用・未開封の状態で、商品到着後8日以内に限り可能です。
購入後に実際に使用してから「合わない」と感じても返品ができない点は注意が必要です。返品・交換の流れは以下の通りです。
条件 | 詳細 |
---|---|
返品可能期間 | 商品到着後8日以内 |
返品可能条件 | 未使用・未開封の状態であること |
返品の手順 | カスタマーサポートに連絡し、返品希望の旨を伝える |
返送料 | お客様都合の場合はお客様負担 |

購入を検討している方は、購入前にできるだけ実店舗で試してみるか、サイズや硬さについて十分に検討することをおすすめします。
Q. ブレインスリープオールインワンは直置きで使えますか?フローリングでも大丈夫?
ブレインスリープオールインワンはマットレスの厚みが約4cmあり、フローリングなどの硬い床にも直置きで使用できる設計になっています。高反発素材を使用しているため、底付き感も少なく、多くのユーザーが直置きで快適に使用しています。
ただし、以下のような状況では快適性が変わることがあります。
- 体重が重い方(80kg以上)は底付き感を感じる場合がある
- 冬場の冷たいフローリングでは床からの冷気を感じることがある
- 特に硬めの寝心地を好まない方は直置きだと硬く感じる可能性がある

これらの場合は、薄手のラグやマットを敷いた上で使用することで快適性が向上します。また、直置きで使用する場合は、定期的に裏面も含めて掃除・乾燥させ、カビの発生を防ぐことが大切です。
Q. ブレインスリープオールインワンのピロー(枕)の高さは調整できますか?
ブレインスリープオールインワンの枕部分は高さが約9cm固定で、調整することはできません。これはマットレスと枕が一体型になっているためです。
この高さは一般的な枕の高さですが、個人の体型や好みによっては合わない場合もあります。特に以下のような方は注意が必要です。
- 低めの枕(6-8cm程度)を好む方
- 小柄な女性や体型が細めの方
- 首・肩のコンディションによって枕の高さを調整したい方
枕の高さが合わない場合の対処法としては
- タオルを枕の下に敷いて高さを増やす
- 使用を続けて徐々に枕に馴染ませる
- どうしても合わない場合は、別の枕を併用する
枕の高さは睡眠の質に大きく影響するため、購入前に自分の身体に合うかどうか十分に検討することをおすすめします。
Q. ブレインスリープオールインワンは静電気が気になりますか?
ブレインスリープオールインワンは素材の特性上、特に乾燥する冬場は静電気が発生しやすい傾向があります。ユーザーからも「静電気が起こりやすい」という声が一部上がっています。
静電気を軽減するためのポイントは以下の通りです。
- 静電気防止スプレーを使用する
- 室内の湿度を40〜60%程度に保つ
- 化学繊維の衣類ではなく、綿や麻などの天然素材のパジャマを着用する
- コンフォーター部分に静電気防止効果のある柔軟剤を使用する(ただし通気性を損なわないよう注意)
静電気に特に敏感な方は、購入前にこの点を考慮することをおすすめします。なお、使用を続けるうちに素材が馴染んで静電気が減少するという報告もあります。
Q. ブレインスリープオールインワンはキャンプや車中泊で使えますか?
ブレインスリープオールインワンは屋外での使用も想定して設計されており、キャンプや車中泊にも適しています。以下の特徴が屋外利用に役立ちます。
- マットレスの側面と底面はナイロン100%で汚れに強い
- コンフォーター部分は外側に撥水加工が施されている
- コンパクトに折りたためるため持ち運びやすい(重さ約6.5kg)
- 様々な寝姿勢に対応する耐圧分散性
ただし、屋外使用の場合は以下の点に注意が必要です。
使用シーン | 注意点 |
---|---|
キャンプ | 地面からの冷気や湿気を防ぐため、グランドシートを敷くことをおすすめ |
車中泊 | 車内の限られたスペースに合わせた展開方法を事前に確認する |
冬季の屋外使用 | 公式の使用可能温度は快適温度8℃、下限温度4℃なので、それ以下の気温では追加の防寒対策が必要 |

使用後は必ず乾燥させてから収納し、長期間の使用により汚れた場合はお手入れ方法に従って洗浄することをおすすめします。
Q. ブレインスリープオールインワンは子供や赤ちゃんにも使えますか?
ブレインスリープオールインワンは基本的に大人向けに設計されていますが、年齢の高い子供であれば使用可能です。ただし、乳幼児や小さな子供には安全面で注意が必要です。
子供の年齢別の使用可能性と注意点
- 乳幼児(0〜2歳):乳幼児には推奨されません。乳幼児突然死症候群(SIDS)のリスクがあります
- 幼児(3〜5歳):寝袋タイプは体温調節が難しく、また大人用のサイズは大きすぎるため推奨されません
- 小学生(6歳〜):身長によりますが、小学校高学年以上であれば使用可能。ただし保護者の監督が必要です
- 中高生:身長が適合すれば問題なく使用できます
子供が使用する場合の注意点
- 寝袋部分のファスナーで指を挟まないよう注意する
- 子供が自分で出入りできるようにファスナーの使い方を教える
- 就寝中の温度調節に気を配る
家族での使用を考えている場合は、子供用の寝具を別に用意することをおすすめします。

これらの情報を参考に、ご自身のライフスタイルや睡眠環境に合ったかたちでブレインスリープオールインワンを取り入れていただければ幸いです。
ブレインスリープオールインワンが合わない人
ブレインスリープオールインワンを使用してみて感じたのは、コンパクトな生活を望む人には素晴らしい選択肢ですが、すべての人に合うわけではないということ。この章では、このユニークな寝具が合わない可能性が高い人について詳しく解説します。
タイプ | 理由 |
---|---|
体格の大きい人 | 幅70cmのため、大柄な方には狭く感じる可能性あり |
低反発マットレスを好む人 | 高反発タイプなので体を包み込むような柔らかさはない |
寝返りが多い人 | 幅が限られているため、寝返りで落下の可能性がある |
枕の高さにこだわりがある人 | 枕部分は高さ9cmで固定されており調節不可 |
極寒冷地に住む人 | 通気性が高いため、非常に寒い地域では寒さを感じる可能性あり |
特に広々とした寝心地を求める方には不向きです。幅が70cmと一般的なシングルサイズ(幅97cm)よりも狭いため、特に体格の大きい方や、広いスペースで寝ることを好む方には窮屈に感じられるでしょう。寝返りが多い方は、寝ている間にマットレスから落ちてしまう可能性もあります。

また、枕の高さは9cmで固定されているため、枕の高さが合わないと首や肩に負担がかかり、快適な睡眠を妨げる可能性があります。特に枕の高さにこだわりがある方や、低めの枕を好む小柄な女性には高く感じるかもしれません。
寒がりの方や、極寒の地域に住んでいる方も注意が必要です。オールインワンは通気性に優れていますが、それゆえに冬場は寒く感じることがあります。特に室内が寒い環境下では、追加の毛布やカバーが必要になるかもしれません。
迷っている方へのアドバイス
「ブレインスリープオールインワンを購入すべきか迷っている」という方には、以下のポイントを考慮することをおすすめします。
- 自分の体格とマットレスの幅(70cm)が合うかどうか
- 枕の高さ(9cm)が自分に合うかどうか
- 高反発マットレスの硬さが好みに合うかどうか
- 冬場の室温と自分の寒がり度合い
- 寝返りの多さ

可能であれば、実店舗で試し寝をして、サイズ感や寝心地を確かめることをおすすめします。また、購入後も体に合わない場合は、マットレスの上に別のトッパーを敷いたり、枕の高さを調整するためのタオルを使ったりするなどの工夫で改善できる場合もあります。
ブレインスリープオールインワンはこんな人に買って欲しい

ブレインスリープオールインワンを実際に1ヶ月以上使用してみて、この次世代寝袋が特に合うと感じる人のタイプがはっきりしてきました。寝具選びは非常に個人的な選択ですが、以下のような方には特におすすめしたい製品です。
- 仮眠用のセカンドベッドが欲しい方
- 一人暮らしでベッドのスペースがない方
- 良質な睡眠にこだわる人
- アウトドア・車中泊が好きな方
- ミニマリストな生活を目指す方
- 災害時の備えとして考えている方
1. 仮眠用のセカンドベッドが欲しい方
実際に使ってみて最も強く感じたのは、このオールインワンが仮眠用のセカンドベッドとして最適であるという点です。仕事部屋や書斎、リビングなど、短時間の休息を取りたい空間に置いておくと、驚くほど重宝します。
特に以下のような方におすすめです。
- テレワークの合間に質の高い仮眠を取りたい方
- 来客時の予備寝具として使いたい方
- 日中の仮眠スペースを確保したい方
- 夜勤明けなど、オフィスで休息を取る必要がある方

5秒で折りたためるという特性が、セカンドベッドとして最大の武器になります。使わないときはクローゼットにコンパクトに収納でき、必要なときだけ出せるのが非常に便利です。私の場合は、仕事の合間に20〜30分の仮眠を取るために使っていますが、目覚めの質が格段に向上しました。
2. 一人暮らしでベッドのスペースがない方
6畳程度のワンルームなど、スペースが限られた住環境では、ベッドがあることでかなりの圧迫感があります。このブレインスリープオールインワンは、使用時でも通常のシングルベッドより幅が狭く(横幅70cm)、収納時はクローゼットにスッキリ片づけられるため、限られた空間を最大限有効活用したい方には理想的な選択肢です。
状態 | サイズ | 特徴 |
---|---|---|
使用時 | 幅70cm×長さ196cm×高さ4cm | シングルベッドより幅が27cm狭い |
収納時 | 幅70cm×高さ64cm×厚さ18cm | クローゼットにすっぽり収まるサイズ |
ただし、注意点として挙げられるのは体格が大きい方には少し窮屈に感じる可能性がある点です。私の場合は身長170cm程度ですが、ちょうど良いサイズ感でした。体格の大きな方は、寝返りを打った際に落ちてしまう可能性もあるので、確認が必要です。
3. 良質な睡眠にこだわる人
意外だったのは、セカンドベッドという位置づけながら、睡眠の質が非常に高く保たれる点です。ブレインスリープのテクノロジーがしっかり活きていて、以下のような特徴が睡眠の質向上に貢献しています。
- 高反発ファイバーによる適切な体圧分散
- 通気性の高いメッシュ素材による温度調節
- 枕部分が最適な高さ(約9cm)に設計されている
- 寝返りがしやすい素材と構造

また、外出先での睡眠の質にこだわる方にもおすすめです。出張先のホテルのマットレスが合わない、友人宅に泊まるときに快適に眠りたいなど、自分専用の睡眠環境を持ち運びたい方にとって理想的な選択肢となります。重さは約6.5kgと持ち運べる範囲内で、車での移動であれば問題ありません。
4. アウトドア・車中泊が好きな方
キャンプや車中泊を頻繁に楽しむ方にとっても、このブレインスリープ オールインワンは優れた選択肢です。一般的な寝袋と比較して
- マットレスと寝袋が一体化していて準備が簡単
- 地面の凹凸を感じにくい高反発マットレス構造
- 季節に合わせた3つの使用モード(寝袋・掛け布団・足元開放)
- 丸洗い可能で清潔に保てる

特に車中泊では、限られたスペースでも快適な睡眠環境を素早く構築できる点が大きなメリットです。
使用可能温度は快適温度が8℃、下限温度が4℃、限界温度が-9℃となっているため、冬場の屋外使用には追加の防寒対策が必要かもしれませんが、春から秋にかけては十分な保温性能を発揮すると思います。
5. ミニマリストな生活を目指す方
物を減らしてシンプルな暮らしを目指す方にとって、このブレインスリープ オールインワンは理想的な寝具です。枕・マットレス・掛け布団が一体となっているため、複数の寝具を購入・管理する必要がなく、収納スペースも大幅に削減できます。

また、シンプルながらも機能性が高く、ミニマリズムの「必要なものだけを厳選して持つ」という考え方に合致しています。日本の伝統的な布団文化にも通じるところがあり、床に近い位置で眠ることで得られる安定感や、片付けるという行為を通じて空間を有効活用できる点も魅力です。
使用しない時間帯は部屋を広く使え、生活の質を向上させることができます。
6. 災害時の備えとして考えている方
防災の観点からも、ブレインスリープ オールインワンは優れた選択肢です。災害時に避難所などで使える寝具として
- コンパクトに収納できるため、非常持ち出し袋に入れやすい
- 軽量で持ち運びやすい
- 丸洗いできるため衛生面で安心
- 断熱性に優れており寒さから身を守れる

実際にグッドデザイン賞の審査員からも、不特定多数の人々が使用する場合でも清潔さを保てる点が評価されています。家族分を用意しておくことで、災害時の睡眠環境を確保する備えとなります(かなり費用は掛かりますが…)。
このように、ブレインスリープオールインワンは単なる寝具ではなく、新しい睡眠スタイルを提案する革新的なプロダクトです。適切に選べば、あなたの生活の質を確実に向上させる一品となるでしょう。
最後に
寝具は毎日使うものだからこそ、自分のライフスタイルや身体の特性に合ったものを選ぶことが重要です。ブレインスリープ オールインワンはコンパクト性と機能性を兼ね備えた優れた製品ですが、すべての人に合うわけではありません。上記でご紹介したメリットデメリットも含め、検討してみてください。良質な睡眠は健康の基本です。自分に合った寝具で、より良い睡眠習慣を手に入れましょう。最後までお読みくださりありがとうございました!