純金積立も
やっぱりやった方がいいの?
純金積立は、投資初心者にも人気のある資産運用方法として注目を集めています。
金はその価値が世界中で認められているため、安定した資産として人気があります!でも、純金積立を始める前に、その特性とともにメリットやデメリットをしっかり理解することが大切です。
この記事では、純金積立の基本的な情報から、メリット・デメリットを詳しく解説します。また、注意点についても触れるので、これからの資産運用における新たな選択肢として、ぜひ純金積立を検討してみてください。
この記事を書いている私(JK DECOR)は、2019年から投資を開始。2018年まで貯金300万程度しか無かった私が、現在は総資産3000万円を達成。Instagramのライフスタイルアカウントは現在フォロワー10万人。現在行っている資産運用は新NISAとiDeCo、純金積立や暗号資産など。このブログでは、出来るだけ難しい専門用語は使わず、投資初心者の方に向けて必要な情報だけを厳選して発信しています。
純金積立とは
純金積立とは、毎月一定額のお金を投資して、少しずつ純金を蓄える方法です。
現物資産としての金を積み立てることで、将来的な財産を形成することができます。
多くの証券会社や貴金属販売会社が提供しているサービスで、非常に柔軟な投資方法として人気があります。
項目 | 説明 |
---|---|
投資対象 | 純金 |
積立方法 | 毎月一定額の投資 |
取引場所 | 証券会社、貴金属販売会社 |
なぜ純金が注目されるのか
純金は保有資産としての安全性が高いため、世界中で広く注目されています。
市場が不安定な時期でも安定して価値を保つことが多く、リスク回避の手段として利用されます。
また、金は古代から通貨や装飾品としての歴史を持ち、
- 地政学的リスクが高まると金の価格が上昇することが多い
- インフレ時に金の価値が保たれることが多いため、保険的に投資される
- リーマンショックなどの経済危機時にも価値を維持してきた実績がある
など、その普遍的な価値が投資家に信頼されています。
私の純金積立内容
純金積立を始めたのは、資産運用に興味を持ち、FPさんに色々相談して、新NISAとiDeCoを始めたタイミングと同時期に積立を開始しました。
月々の積立額
私の月々の純金積立額は
毎月2万円積み立てています!
自分の中で無理のない金額で開始しました!
無理のない範囲で少額から純金積立を開始し、収入の増えたり、ある程度リターンが得られるようになったタイミングで徐々に積立購入金額を増額したり、余裕資金のある時や価格が安いと思ったタイミングでスポット購入を活用しながら資産を形成していくのがおすすめです!
- 相談者満足度98.6%
- お金のことなら何でも相談できる
- オンライン面談も何度でもOK
- 強引な勧誘一切なし
純金積立はいくらから開始するのがいいか?
純金積立の経験がない方にとっては、積立購入金額をいくらから始めれば良いのか分からない方も多いと思うので、金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査」[二人以上世帯調査](令和5年)を参考に、年収別に目安になる金額は割り出しました。
年収(額面) | 毎月の積立額の目安 |
---|---|
~400万円 | 6,000円 |
400~650万円 | 9,000円 |
650~1,000万円 | 20,000円 |
1,000~1,500万円 | 34,000円 |
1,500~1,800万円 | 55,000円 |
ご自身の積立購入開始額の参考にしてください!
リスク分散の意味でも純金積立はおすすめ!
純金は株式や債券と異なり、市場全体の動きと必ずしも連動しないため、自分のポートフォリオ全体のリスクを軽減するためにも無理のない範囲で始めるのが個人的にはおすすめです!
ここからは純金積立のメリットやデメリットについて詳しく解説していきます。
純金積立のメリット
純金積立のメリットは以下の6点です。
- 安全資産としての特性
- インフレ対策になる
- 少額から始められる
- 分散投資の手段として有効
- 専門知識がなくても始めやすい
1. 安全資産としての特性
純金は安全資産として広く認識されています。経済の不透明感や市場の乱高下が続く中でも、その価値は比較的安定しています。
この特性は、投資家によってリスクヘッジの手段として高く評価されています。
2. インフレ対策になる
インフレが進行すると、
紙幣の価値が下がり物価が上昇しますが、純金の価値は逆に上昇する傾向があります。
そのため、純金はインフレ対策として有効です。これにより、将来的な購買力の維持に役立ちます。
3. 少額から始められる
純金積立は少額から始めることができるため、高額な資金を最初から用意する必要がありません。
多くのプログラムでは、月額3,000円程度からスタートできるため、幅広い層で手軽に始めることが可能です。
4. 分散投資の手段として有効
投資ポートフォリオを構築する際の一環として純金積立を組み入れることでリスクを分散することができます。株式や債券と異なり、純金の動きは市場全体の動きと必ずしも連動しないため、ポートフォリオ全体のリスクを軽減する効果があります。
投資ポートフォリオというのは、色々な投資商品の組み合わせです。たとえば、株や債券、不動産など、異なるリスクやリターンを持つ商品を組み合わせます。これにより、1つの投資が損をしても、他の投資で補えるようにするのが目的です。バランスを取ることで、長期的に安定した運用を目指します。
5. 専門知識がなくても始めやすい
純金積立は非常にシンプルな投資方法なので、複雑なルールや専門知識を必要としません。
多くの会社が純金積立に関する初心者向けのサポートを充実させています。
ガイドやカスタマーサポートを利用すれば安心して始めることができます。
以上のような特徴から、純金積立は非常に魅力的であり、多くのメリットを享受できる投資手段と言えるでしょう。
純金積立のデメリット
純金積立のデメリットは以下の6点です。
- 価格変動リスクがある
- 手数料がかかる場合がある
- 即時に現金化しづらい
- 利子や配当がない
1. 価格変動リスクがある
金の価格は比較的安定していますが、価格変動が起こらないわけではありません。
価格が下落することもあるため、購入と現金化するタイミングには注意が必要です。
2. 手数料がかかる場合がある
純金積立には一般的に取引手数料や保管手数料などが発生します。以下の表は、主要業者の手数料の例を示しています。
ちなみに私は田中貴金属で毎月2万円分の純金を積み立てています。
これらの手数料が積立総額に影響を及ぼすため、業者選びは非常に重要です。また、手数料が発生しないサービスも存在しますが、その場合は他の条件(例えば最低積立額など)に注意が必要です。具体的な手数料については各社の公式サイトなどで確認できます。
3. 即時に現金化しづらい
純金積立は即時に現金化するのが難しいことがあります。
売却手続きや現金化までのタイムラグが発生し、急な資金需要に対応しづらい場面もあります。
特に地政学的リスクや経済危機時には、流動性が低下することがあるので、その点も考慮する必要があります。
4. 利子や配当がない
純金積立は利子や配当が発生しません。
銀行預金や株式投資とは異なり、持っているだけでは資産は増えません。
そのため、長期的な資産保全手段としての特性を理解し、他の投資と組み合わせることが重要です。この点も、純金積立をする際の注意点として押さえておく必要があります。
以上のように、純金積立には様々なデメリットがありますが、それらを理解し適切に対処することで、リスクを最小限に抑えることが可能です。
純金積立を始める際の注意点
純金積立を始める際の注意点は以下の5つです。
- 信頼できる業者を選ぶ
- 長期的な視点で考える
- 手数料体系を確認する
- 目標設定を明確にする
- 価格変動に対する耐性を持つ
1. 信頼できる業者を選ぶ
純金積立を開始する際は信頼性のある金融機関や貴金属販売業者を選ぶことが重要です。業者の信用度を確認するには、以前からの実績や口コミを参考にします。また、業者の公式サイトや金融庁の登録情報を確認することも有効です。さらに、利用者のレビューや評判も参考にすると良いでしょう。
2. 長期的な視点で考える
純金積立は短期的な利益を狙うものではなく、長期的な資産形成を目的としています。価格の変動リスクがあるため、一時的な価格の上下に一喜一憂せず、長期的な視点で計画を立てることが重要です。
3. 手数料体系を確認する
純金積立には業者に払う手数料がかかる場合があります。純金積立の手数料には、購入時の手数料や保管料などがあります。事前に各業者の手数料体系を確認し、運用コストも考慮した上で選ぶことが大切です。以下に典型的な手数料の例を示します。
手数料種類 | 概要 | 平均的な金額 |
---|---|---|
購入手数料 | 純金購入時にかかる費用 | 1〜3%程度 |
保管料 | 購入した純金の保管費用 | 月額300円前後 |
解約手数料 | 解約時にかかる費用 | 無料〜3,000円程度 |
4. 目標設定を明確にする
純金積立を始める前に資産運用の目標を明確にしましょう。将来の教育資金や老後の資産形成など、目的をはっきりさせることで、計画に一貫性を持たせることができます。また、目標設定により、どれくらいの金額を積み立てるべきかのシミュレーションも行いやすくなります。
5. 価格変動に対する耐性を持つ
金市場は時折激しい価格変動を見せることがあります。これは世界経済の動向や政治情勢など、さまざまな要因が影響しています。純金積立を始める際には価格変動リスクへの耐性を持つことが大切です。一時的な価格の下落に慌てて売却することなく、冷静に長期視点での資産運用を継続しましょう。
純金積立の20年後を予測
純金の積立投資は、長い期間で資産を増やすのに適した方法とされています。
それでは、実際にどのくらいの利益を期待できるのでしょうか?
2024年4月時点での日本国内の金の小売価格は、1グラム約13,000円で取引されています。しかし、20年前の2004年には、1グラムあたり約1,500円でした。このデータからすると、
+過去20年間で金の価格は8倍以上に上昇したことになります。
この先の20年でも同じように金の価格が上がるかどうかは予測が難しいですが、一般的にはインフレが起こると金の価格も上昇することが多いと言われています。日本では長らく続いたデフレが徐々に終わりを迎えつつあり、経済はインフレに移行する兆しを見せています。
したがって、もし今後もゆるやかなインフレが続くと予想された場合、金の価格もそれに合わせて上がるかもしれません。このような理由から、純金の積立投資は長期的に見ると有望な選択肢の一つと考えられます。
純金積立のおすすめ業者
純金積立のおすすめ業者は以下の4社です。
- 田中貴金属
- 三菱マテリアル
- 楽天証券
- SBI証券
1. 田中貴金属
田中貴金属は、信頼性の高い老舗の貴金属商として知られています。純金積立のサービスを提供しており、高品質なサービスと豊富な経験で利用者に安心感を提供しています。
メリット
- 長い歴史と高い信頼性
- 店舗が多く、リアルタイムで取引が可能
- オンラインサービスの充実
デメリット
- 手数料がやや高い場合がある
- 初めての方に対する説明が不足することがある
公式サイト
2. 三菱マテリアル
三菱マテリアルは、日本国内で非常に高い信頼性を持つ企業として知られています。純金積立のプランも多様で、初心者にも適した選択肢が豊富です。
メリット
- 大手企業としての信頼性
- 手数料が比較的低い
- オンラインでの取引が可能
デメリット
- 店舗数が少ないため、対面取引が難しい
- サポートが若干不十分な場合がある
公式サイト
3. 楽天証券
楽天証券は、オンライン証券として国内で広く利用されています。純金積立サービスも提供しており、ポイント還元などの特典が多く、非常に魅力的な選択肢です。
メリット
- 楽天ポイントが貯まる
- 手数料が低めで初心者向け
- 24時間取引が可能
デメリット
- 直接のサポートが少ない
- 対面取引ができない
公式サイト
4. SBI証券
SBI証券は、低コストで多様な金融商品を提供することで知られています。純金積立も行っており、多くの投資家に利用されています。
メリット
- 業界最低水準の手数料
- 多様な金融商品と連携
- 割引キャンペーンが多い
デメリット
- 専門的なサポートが少ない
- 十分な説明がない場合がある
公式サイト
まとめ
純金積立は、安全資産としての特性やインフレ対策としての魅力を備えており、少額から始めることができる手軽さがあります。しかし、価格変動リスクや手数料、即時の現金化の難しさといったデメリットも存在します。
だからこそ、信頼できる業者の選定や長期視点での運用が重要です!
また、手数料体系の確認や目標設定を明確にすることが成功への鍵となります。純金積立はメリットとデメリットが明確であり、慎重に計画を立てて実施することが大切です。最後までお読みくださりありがとうございました!
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