同じ月齢の赤ちゃんをどんな方法で
寝かしつけているか気になりませんか?
娘が新生児期の頃、私は同月齢の赤ちゃんがどんな1日を過ごしているのかとても気になっていました。
なぜなら実体験の方がどんな本よりも参考になると思ったからです。
この記事では自分の娘が新生児期の頃、どのような生活リズムで1日を過ごしていたか、どんな方法でねんねさせていたか、その中でも実際に効果があって今でも継続している方法は何かを丁寧にご紹介します。
この記事を書いている私は、2歳の娘を持つインテリア好きのデザイナー。アートディレクターとしてデザイン業界で働きながら、子育てメディア「dotmomdad-ドットマムダッド」、ライフスタイルブログ「LIVINGSKAPE-リビングスケープ-」お金のブログ「MONEYDOSCOPE-マネードスコープ」を運営。Instagramの育児アカウントは現在フォロワー10万人。育児関連の情報はもちろん、インテリアコーディネートやライフスタイル情報も発信しています。
新生児期の「1日の流れ」
新生児期は1ヶ月検診まで外出は控えていました。1日中自宅に篭り、3時間置きにお腹を空かして泣いて起きる娘のオムツを変えて、その後ミルク(混合)。新生児期の活動限界は40分程度なので、飲み終えた10-15分後には寝かしつけを開始します。
すぐに寝てくれる日もあれば1時間近く寝ない日もあるので、あっという間に次のミルクの時間が来て、オムツ、寝かしつけ、少しだけ自由時間、またミルク…これの繰り返しの毎日でした。
新生児期の「寝かしつけ方法」
生後2週間くらいまでは、本当に身体が華奢でふにゃふにゃしていて怖かったので、抱っこ紐は使わずに横抱きで部屋を歩き続けていました。完全に寝た状態にしてからクーファンやベビーベッドに置いていました。
抱っこ紐は生後3週目くらいから使い始めました
新生児期に「辛かったこと」
とにかく夜の寝かしつけにとても時間が掛かっていました。特に深夜1時過ぎ、私も眠さで朦朧としながら、横抱きをして真っ暗な部屋をウロウロ歩き続けたり、スクワットをしてみたり、バランスボールで弾んでみたり、フォロワーさんに教えていただいた色んな方法を駆使して、毎回1時間近く掛けて寝かせていました。
私自身まだ寝かしつけが上手くなかったのだと思います。
でもまた1時間後にはお腹を空かして起きるので、結局ほぼ寝ずに夜通し歩き続けていた日もありました(iPhoneの歩数計を見たら室内で1万歩を超える日もありました)。外出もせず、食事も疎かになっていたので新生児期の1ヶ月間は精神的にも肉体的にもかなり参っていました。
一度バランスボールで自分が寝落ちしそうになって危うく後ろに転がりそうに。それ以降は壁を背にして乗るようにしていました。
新生児期に効果のあった寝かしつけ方法
1. 横抱きで歩き続ける
とにかく歩き続ける!赤ちゃんには「輸送本能」といって、例えば動物が子供を抱っこしたり咥えて移動する際に暴れられると危険なので、赤ちゃんは運ばれる際に本能的に大人しくなるそうです。だから抱っこしながら歩く、が地味ですが1番効果がありました。(最近科学的に検証した研究結果も発表されましたね!)
この方法のポイントは、赤ちゃんの方をチラチラ見ずに、寝かせようとするのではなく、「ただ目的地に運搬する」イメージで淡々と歩く、ということです。「寝ろ〜早く寝ろ〜」という邪な心を持ってはいけません。輸送本能を引き出すために、本当に輸送している感を出しましょう。
確かに、抱っこ紐をしながら買い物や家事など、寝かせるつもりもなく行動していると寝ていることが多いです。しかも熟睡。輸送本能確かに備わってます笑
2. 換気扇の下で横揺れ
これは寝かせる際にも使えますが、ギャン泣きしているときに一気に形勢逆転して泣き止むことが多いです。ホワイトノイズマシンで効果がない時でも換気扇だと効くことがあります。換気扇の空間全体に響くような深く立体的な音場が胎内音に近いのかもしれません。
換気扇を付けた状態で寝たからといって急に換気扇を止めると目を覚ましてしまいます。最初は強で回して、寝たら中に変えて、弱、そして停止と徐々に弱めていくのがおすすめです。
確かに電車の中などの騒音がある場所の方がよく眠れたりしますよね。テレビを観ながら寝落ちした時など、テレビがうるさくても寝れるのに、消された瞬間に起きたり。人は環境の急な変化が覚醒に繋がるのでご注意ください!
3. おくるみしてから横抱き
初めはおくるみ自体に少し抵抗があって、生後しばらくは使っていませんでした。ただ、フォロワーさんにおすすめ頂いたことをきっかけにエイデンアンドアネイのラップスワドルを使うようになってから寝かしつけが楽になりました。
寝つきが早くなるのと、モロー反射で起きることがなくなります。
娘の場合、手をバンザイした状態のスワドルよりも、手を身体の横で固定するタイプの方が起きにくかったです。
初めはスワドルを着せる時にすごく暴れて上手くいかないので、ミルクを半分飲ませて少し落ち着かせてから着せて、残りの半分を飲ませていました。飲み終える頃にはウトウトしているので、ゲップが出るまで縦抱きして、その後はしばらく横抱きしていると結構早く熟睡してくれました。
スワドルでぎゅっと包んでいるとゲップが出ないことが多いので、しっかり出したい人はその時だけ少し緩めてあげると出やすいと思います。
【まとめ】新生児期の我が家での寝かしつけ方法
- スワドルを着せて
- キッチンの換気扇を付けて
- 横抱きで部屋を無心で歩き続ける
※生後3週間目くらいから抱っこ紐(縦抱き)を使用
本当に色々試した結果、最終的にこの方法で新生児期の寝かしつけを乗り切りました。
ねんねの大変さについてはかなり個人差があって、私の周りもよく寝る子が多かったので、意外とねんねの悩みを抱えていても、さほど大きな問題に捉われないことも多いと思います。ですが当事者からしたら、この時期の子育ての大変さや心身の健康状態を左右する重大な問題だと思っています。
【追記】現在は朝昼夜ともにセルフねんねに成功
この記事を書いている現在娘は生後5ヶ月。朝も昼も夜もセルフねんねができるようになりました。
初めてセルフねんねできるようになったのは生後1ヶ月半の頃でした(夜のみ)。
なぜできるようになったのか、実際に行っているねんねルーティンについては以下の記事でご紹介しています。
最後に
今回は自分の娘が新生児期の頃、どのような生活リズムで1日を過ごしていたか、どんな方法でねんねさせていたか、その中でも実際に効果があって今でも継続している方法は何かをご紹介しましたがいかがだったでしょうか。この投稿が当時の私と同じ悩みを抱えている方の助けに、少しでもなれれば嬉しいです。最後までお読みくださりありがとうございました。