子供にも親にも積極的に見せたいアニメ
それが「BING-ビング-」です
子供の成長は、親にとって喜びであると同時に悩みの種でもあります。子供にとって教育的でありながらも楽しめるコンテンツを見つけることは、時に難題です。しかし、そんな悩みを軽減してくれるのが、イギリス発のアニメシリーズ「BING(ビング)」です。
YouTubeって子供に見せるのに少し抵抗がありますが、「BING-ビング-」はその内容の良さから積極的に見せたくなるCGアニメです!娘は毎日のように観ています笑。
親子で共に観ることで、子供の気持ちを理解し、コミュニケーションのきっかけにすることができるのも大きな魅力です。この記事では、なぜ「BING-ビング-」が子供だけでなく、親にも素晴らしい影響を与えているのかをご紹介していきます。
この記事を書いている私は、2歳の娘を持つインテリア好きのデザイナー。アートディレクターとしてデザイン業界で働きながら、子育てメディア「dotmomdad-ドットマムダッド」、ライフスタイルブログ「LIVINGSKAPE-リビングスケープ-」お金のブログ「MONEYDOSCOPE-マネードスコープ」を運営。Instagramの育児アカウントは現在フォロワー10万人。育児関連の情報はもちろん、インテリアコーディネートやライフスタイル情報も発信しています。
1. 「BING-ビング-」とは
「BING-ビング-」は、2014年にイギリスで初めて放送された未就学児向けのテレビアニメで、モンテッソーリ教育法に基づき幼児教育の専門家と協力して作成された番組です。
イギリスでの成功を受け、世界中で放送され、日本でもその教育的価値が認められています。
主人公は3歳のウサギの男の子で、彼の日常生活での出来事を通じて、子どもたちに大切な教訓を教える内容となっています。日本ではYouTubeの公式チャンネルで視聴でき、特に子育て中の親たちから高い評価を受けています。
公式YouTubeチャンネルで全話無料で観られるのが嬉しい!
2. 子どもの成長をサポートする教育的要素
2.1 モンテッソーリ教育法の導入
「BING-ビング-」では、モンテッソーリ教育法をベースにしたエピソードが展開されます。この教育法は、子どもが自分で考え、学び、成長できるように促すことを重視しています。ビングが直面するさまざまな問題や感情を、フロップが優しく導いて解決する姿は、子どもたちが自分自身で問題解決能力を養う手助けとなります。
フロップのビングや他の子どもたちへの対応が親としてとても参考になります。何かに挑戦する時でもフロップは決して止めず、否定せず、見守り、ちゃんと失敗させることで自身の学びに繋げるんです。
2.2 日常の出来事を通じた学び
「BING-ビング-」のエピソードは、日常生活でよくある出来事を題材にしています。
例えば「おもちゃが壊れてしまったとき」「友達と遊ぶときのルール」など、子どもたちが共感できるシチュエーションが数多く登場するので、子供にとっても、親にとっても、学ぶべきポイントが多いです。
これにより、子どもたちは自然と社会のルールやマナーを学び、成長することができます。
3. 安心して観せられる理由
3.1 大人が登場しない演出の意図
「BING-ビング-」には、大人のキャラクターが一切登場しません。これにより、子どもたちはビングの世界観をより身近に感じ、安心して番組を視聴することができます。フロップというキャラクターが、子どもたちの目線に立って優しく導くことで、親が介入しなくても自然と学べる環境が整っています。
「両親がいる=家族」と家族の形を限定的にしないという意味もあるのかもしれません。深い…。
3.2 理想的な「フロップ」の存在
フロップは、ビングを優しく導くぬいぐるみのキャラクターです。
フロップは決して怒らず、まるで執事のように寄り添い、ビングが自分で考え行動できるようにサポートします。その立ち振る舞いは親としてベストだと思える対応なんです。
このようなキャラクターの存在は、子どもたちが安心して学べる環境を提供し、親も安心して子どもに見せることができる理由の一つです。
3.3 中立的で文化を超えた描写
「BING-ビング-」では、特定の文化や価値観に偏らない中立的な描写が多く見られます。これにより、世界中の子どもたちが共感しやすい内容となっており、日本の親たちからも高く評価されています。特に、家庭の形や社会的な固定観念に縛られない点が、多様な価値観を尊重する現代にマッチしています。
海外のアニメや番組って日本と文化が異なるので少し抵抗がありましたが、「BING-ビング-」は何の違和感もなく入り込める世界観です。
4. 日本の親からの高評価のポイント
4.1 日本語吹き替えの質
日本の親たちからの評価が高い理由の一つとして、日本語吹き替えの質の高さが挙げられます。しっかりとした翻訳、分かりやすい言葉選びとナレーションにより、子どもたちが内容を理解しやすくなっているのです。
フロップの声がすごく落ち着きのあるいい声で、スッと心に入り込んできます。
4.2 YouTube公式チャンネルの利便性
「BING-ビング-」の日本語公式YouTubeチャンネルは、無料で視聴できるうえ、エピソードが定期的に更新されているため、親子で楽しむのに最適です。また、YouTubeの特性を活かして、どこでも手軽に視聴できるため、外出先でも子どもたちを落ち着かせる手段として利用されています。
出先でも家でも娘は毎日のように「ビング観る!」と繰り返し観ています笑。
5. 「BING-ビング-」を観ることで得られるメリット
5.1 子どもたちへのポジティブな影響
「BING-ビング-」を視聴することで、子どもたちは自分の感情や行動をどう管理するかを学びます。フロップの優しい指導を通じて、問題解決能力や社会的スキルが自然に身につくのです。
ビングと同じ問題が起きたら「ビングはこの時どうしてた?」と聞いています笑。そして私自身もフロップがどう声を掛けていたかを思い出すようにしています。
5.2 親子で一緒に学べる内容
「BING-ビング-」は、親子で一緒に視聴することで、共通の話題や学びの機会を提供します。親が子どもと一緒にエピソードを振り返り、日常生活に活かせるようなアドバイスを与えることで、さらに学びが深まります。
子供も大人も楽しくみられる2-3歳対象の番組ってあまり多くはないので、楽しみながら親も子も学べるってかなり貴重なアニメだと思います。
5.3 クリエイティブな遊びの提案
番組の公式サイトでは、ペーパークラフトやぬりえなどの無料ダウンロードが提供されており、番組を観た後に親子で楽しめるクリエイティブな遊びも提案されています。これにより、視覚的な学びだけでなく、手を動かす遊びを通じての学びも促進されます。
6. まとめ
6.1 「BING-ビング-」が提供する価値
「BING-ビング-」は、モンテッソーリ教育法に基づいた優れた教育的コンテンツであり、子どもたちにとって成長を促す多くのメリットを提供しています。感情教育や社会的スキルの向上、親子での学びの機会など、幅広い価値を持っています。
6.2 親としての感想と今後への期待
「BING-ビング-」は、幼児向け番組として、親が安心して子どもに見せられる内容です。多くの親がその教育的価値を評価し、感情教育や社会的スキルの向上につながると感じています。今後も継続して、親子で一緒に楽しみながら学べるようなエピソードが増えることが期待されます。また、より多くのクリエイティブな遊びの提案や、日常生活に役立つ内容が追加されることを望む声も多くあります。
親として、「BING-ビング-」がこれからも子どもたちの成長を支える番組として続いていくことを願っています!
ちなみに…
このぬいぐるみ、買っちゃいました笑。可愛すぎる。
【余談】物語の最後のエピソードのまとめシーンで、必ずフロップが「それってまんまビングだね!」って言うのですが、これどういう意味なんでしょう笑。
個人的には「ビングらしいね!」とかそういうニュアンスなのかな…とにかく、観ていない人はぜひ一度観てみてください!ハマりますよ!