多分ここまで徹底的にやってる家
他にないと思います(笑)。
生後9ヶ月目でベビーベッドを卒業し、一緒のベッドで寝るようになったものの、いざ一緒に寝てみると問題が山積み!
- ベッドからの転落
- ダイナミックな寝返りによる親への攻撃
- 親が寝る際の振動で起こしてしまう
などなど、一緒のベッドで寝ると決めたものの、ただ普通に同じベッドに寝るだけでは娘もぐっすり眠れず、危険もあり、私自身も心配でゆっくり眠れません!
どのようにすれば安全なのか色々検索しましたがドンピシャな解決策は見つからず。結局自分で試行錯誤して、親も子供もゆっくり安全に眠れる環境を作りました!
今回は、赤ちゃんと親が安全に、そして快適に眠れるように考えて作り上げた我が家のベッドルームについてご紹介したいと思います。
この記事を書いている私は、2歳の娘を持つインテリア好きのデザイナー。アートディレクターとしてデザイン業界で働きながら、子育てメディア「dotmomdad-ドットマムダッド」、ライフスタイルブログ「LIVINGSKAPE-リビングスケープ-」お金のブログ「MONEYDOSCOPE-マネードスコープ」を運営。Instagramの育児アカウントは現在フォロワー10万人。育児関連の情報はもちろん、インテリアコーディネートやライフスタイル情報も発信しています。
まず、ベビーベッドを卒業した経緯
娘が生まれて9ヶ月目。ずっと寝室に置いたミニサイズのベビーベッドに寝かせていましたが、一緒のベッドで寝る事にしました。その理由は以下の4です。
- ベビーベッドで寝れなくなってしまったから
- ドッカトットの中で寝返りするようになったから
- 単純にベビーベッドが小さくなってしまったから
- 寝返り返りも出来るようになったから
それぞれ詳しくご説明します。
1. ベビーベッドで寝れなくなってしまったから
慣らし保育が始まって3日目で受けた洗礼(風邪)。更にそこから中耳炎になり現在も通院中ですがこの風邪をきっかけにベビーベッドで寝れなくなりました。2ヶ月前くらいまで夜はセルフねんねで寝かしつけの必要すらありませんでしたが、ここ1-2ヶ月は寝室で抱っこで寝かせてベビーベッドの上のドッカトットに置いていましたが風邪をきっかけに着地が一切成功しなくなりました。
これは私の推測ですが、生まれてしばらくはお腹の中のような狭い空間に安心感を覚えていたのが月齢を重ねる内に薄くなり、ただの圧迫感に変わったのかも…?※なんの根拠もありません
これまでは2-3回トライすれば成功していた着地が7-8回繰り返しても失敗し、更に泣きが重なることでどんどん眠れなくなるという負のループに陥り、仕方なく私たちのベッドに置いたところすんなり寝てくれました。
ただ、危ないと分かりながらも転落しないように布団で囲いを作り寝返りで超えられないようにしたり、もし転落した場合も考えてベッドの下にもマットを敷いたり、更に見守りカメラのアラートを大きくして異常にすぐに気づけるようにしつつ、ここ2-3週間は寝かせていました。
2. ドッカトットの中で寝返りするようになったから
ある日、夜寝かしつけてからリビングに戻り見守りカメラから通知が来たので見てみるとドッカトットの中で寝返りしてうつ伏せになっている娘。
急いで元に戻しましたが、ドッカトットの中はとても狭いのできっと自分では戻れません。
そこで翌日、8ヶ月近くお世話になったドッカトットを急遽卒業しましたが、ベビーベッドの中でゴロンゴロン寝返りして柵に手足をぶつけたりと、とても危なかったので寝室環境を変えなければと考え始めました。
3. 単純にベビーベッドが小さくなってしまったから
娘は生まれた時から大きくて8ヶ月時点で体重10キロを超えていました。我が家の寝室は狭いのでどちらにしてもミニサイズのベビーベッドの幅しか収まりません。1歳過ぎまで使うつもりで購入したはずが早くもかなり窮屈になってきました。
幅はミニサイズと同じで縦が長いソイネールラージに買い換えようかとも思いましたが、理由の1つ目で挙げたようにそもそもベビーベッドで寝なくなってしまったのでソイネールの購入も諦めました。(あと、人気商品なのかずっと在庫切れでした)
4. 寝返り返りも出来るようになったから
つい1ヶ月前までは寝返りしても戻ることが出来たり出来なかったりと成功率が低かったのですが、今はかなり自由に寝返り返りできるようになりました。
大人のベッドで寝かせる場合、寝返りして元に戻れずベッドに顔を埋めて呼吸ができない、なんて事があったら怖いと思い避けていましたが、今は自分で戻れるようになり顔に掛かったタオルケットも外せるようになりました。
この4つの理由で今まで使っていたミニサイズのベビーベッドとドッカトットをやめて、3人同じベッドで寝ることを決めました。でも今使っているベッドはクイーンサイズで3人で寝るには狭くベッド自体も高さがあり転落の危険があるので、寝室環境のフルリニューアルを考え始めました!
これは我が家での条件が色々重なっての判断です。低月齢で一緒のベッドに寝るのは窒息のリスクが高いと言われているので、寝返り返りができるようになったり、顔の上に掛かったものを自分で取り除けるようになるなど、窒息のリスクが低くなるまではベビーベッドがいいと思います。
ベッドルームの変化
娘が生まれる前と後ではそこまで大きな変化はありません。単純に今まで夫婦で寝ていたクイーンサイズのベッドにベビーベッドを横付けしただけです。
でも、購入したベビーベッドは、寝かしつけの時のことを考慮して側面が開くタイプを選びました。
娘が生まれる前のベッドルーム
娘が生まれる前は無印のベッドフレームにIKEAの照明やグレーファブリックを組み合わせて、自分好みの過ごしやすいインテリアにしていました。
娘が生まれた後のベッドルーム
娘が生まれてからはミニサイズのベビーベッドを夫婦のベッドに横付けしていました。ミニサイズを選んだのは、単純にスペース的にミニサイズしか収まらなかったからです。
それから先輩ママより「ある程度成長すると自然に一緒に寝るようになるから、普通のベビーベッドは大きくで邪魔だからミニサイズで十分!」とアドバイスを頂いたのもあります。
現在の工夫が詰まったベッドルーム【映えませんが】
そんなこんなで色々調べたり、試しに購入して設置してみたり、何回かのアップデートを繰り返して、ようやく納得いく形に仕上がった【親子が安全に寝られるベッド】が完成しました。こだわった点は以下の7つです。
- マットレスサイズはシングルとクイーンを連結
- 隙間ができないようにマットレスバンドで固定
- 娘のベッドは四方をクッションガードで囲む
- 通路側に落下しないようハイタイプガードを設置
- ボックスシーツは面倒臭い!ベッドパッドが最適解
- ベッドパッドの下には使い捨て防水シーツを敷く
- ベッドでの動向は見守りカメラでしっかりチェック
それぞれ詳しくご紹介します!
1. マットレスサイズはシングルとクイーンを連結
マットレスは娘にシングルサイズ、私たちはクイーンサイズに。娘のマットレスは背骨への影響やマットレスの上で歩くことも考慮して硬めのエマハイブリッド、私たちのは寝心地重視のネルパンダのマットレスを選びました。最初はダブルだったのですが二人で寝るにはあまりに窮屈でクイーンサイズに変更しました。
寝室のクローゼットにはホワイトノイズマシンを吊り下げて寝る時は必ず流しています。今では私自身もノイズがあった方が寝やすいです笑。
2. 隙間ができないようにマットレスバンドで固定
マットレスを2台並べて置いているので、ズレてできた隙間に娘が挟まったりしないように、マットレス用の連結バンドで固定しています。ベッドフレームは高さがあり落下した際に怪我のリスクが高まるので、無印のフレームがお譲りして、スノコベッドのシングルとクイーンサイズを購入しました。
スノコベッドは今後不要になった際にお譲りすることも考慮して折り畳んで小さくできるタイプのものを選んでいます。
スノコの下にホコリが溜まるかなと思いきや、3ヶ月ぶりに掃除しようと裏側を見てみましたがほとんど溜まっていませんでした。意外と溜まりにくいのかもしれません。
3. 娘のベッドは四方をクッションガードで囲む
子供はたくさん寝返りをすることで体のバランスを整えていると言われるくらい、とにかくコロコロと寝返りをするので壁に激突することもしばしば。怪我が心配なのと私たちのベッドに転がってこないように四方をクッションガードで囲みました。でも明け方はガードを乗り越えて進撃してきます笑。
1箇所だけ開放しているのは、娘が起きた時にガードの乗り越えずに出て来れるようにするためです。でも大半は乗り越えてきます笑。
4. 通路側に落下しないようハイタイプガードを設置
まだ立っちできない時はクッションガードだけで大丈夫でしたが掴まり立ちできるようになると簡単に乗り越えられるのでクッションガードの奥にハイタイプのガードを設置。ハイガードだけだとベッドとの間に隙間ができて寝返りの拍子に挟まってしまう危険性があるので、手前にクッションガードを設置しました。
寝返りしかできない時期であればクッションガードだけで問題なかったのですが、掴まり立ちできるようになり、2回ほど転落してしまい(幸い怪我はありませんでした)、ハイガードの導入を決めました!
クッションガードを手前に設置すれば、ベッドとハイガードの間に隙間ができないので挟まる危険性はかなり低いと思いますが、過去にハイタイプのガードとベッドの隙間に挟まって乳幼児が死亡した事故もあるようなので、使用月齢(1歳半〜)や設置方法を必ず守って使用ください!
5. ボックスシーツは面倒臭い!ベッドパッドが最適解
初めはボックスシーツにしていたのですが、ガードで囲んだりバンドで留めているため取り外しが大変!そこでニトリのベッドパッドにしたらこれがもうラクで。当初置くだけベッドパッドにしていたのですが、胃腸炎の際に吐瀉物まみれになり破棄。価格も高いし乾燥機も使用不可なのでゴムバンド式の安いものがベスト!
ゴムバンドならそう簡単にズレませんし、乾燥機もOK。見た目はお洒落ではありませんが、子供がいる場合はこれが最適解だと思います。
6. ベッドパッドの下には使い捨て防水シーツを敷く
マットレス自体にも専用の防水カバーを掛けていますが、もし汚れた時にそのカバーを外して洗うのも面倒!特に小さな子供はいつ胃腸炎になって嘔吐するか分からないのでマットレスに汚れが届かないようにシングルサイズの使い捨て防水シーツを敷いています(先日の胃腸炎以降嘔吐対策に敏感です笑)。
もし嘔吐症状が始まった際はベッドパッドの上に使い捨て防水シーツを敷けば、嘔吐しても丸ごと捨てればいいので感染対策にも!
7. ベッドでの動向は見守りカメラでしっかりチェック
不用意に出入りすると娘が起きてしまうので、寝た後はCuboAiの見守りカメラの映像をiPadに映してリビングでチェック。センサーパッドをベッドの下に設置しているので微振動を感知しないと異常発生アラートで教えてくれます。もちろんマイクも付いているので音声も確認できます。
スマートベビーモニターとセンサーパッドのセットもあります!
もうコレ無しの育児は考えられません!常にiPadに表示してリビングに設置。胃腸炎の際の嘔吐など、映像を見てすぐに状況を把握して対処できたり、何か問題が起きた際に映像を遡って確認できるので、CuboAiがあるとないのでは育児に置ける安心感が桁違いです!
ベッドルームの遮光対策も重要
ベッドルームの遮光をしっかり行えば、子供の睡眠を妨げることが少なくなります。私が実際に行っている【引き戸の遮光対策】は過去に記事にしていますので気になる方はぜひご覧ください。
最後に
今回は赤ちゃんと親が安全に、そして快適に眠れるように考えて作り上げた我が家のベッドルームについてご紹介してきましたがいかがだったでしょうか。我が子と安心して眠れるベッド環境はとても大事。これは我が家にとってのベストな形ですが、少しでも参考になれば嬉しいです。最後までお読みくださりありがとうございました。