夜の寝かしつけが
本当に本当に大変でした…
その日最後のミルクを0時過ぎ頃にあげてから寝かしつけをはじめる訳ですが、
これがなかなか寝ない!!
- 横抱きして何十分もゆらゆらし続けたり
- 抱っこ紐で部屋を何十往復もしてみたり
- バランスボールで弾んでみたり
- そのまま2-30分外を散歩したり…
1-2時間掛けてやっとのことで寝かしつけてもベッドに置くと数分で起きてしまったり(涙)。
この記事では、そんな生後1ヶ月半の娘が夜のセルフねんねに成功するまでに起きたこと、夜のねんねルーティンについて詳しくご紹介します。
この記事を書いている私は、2歳の娘を持つインテリア好きのデザイナー。アートディレクターとしてデザイン業界で働きながら、子育てメディア「dotmomdad-ドットマムダッド」、ライフスタイルブログ「LIVINGSKAPE-リビングスケープ-」お金のブログ「MONEYDOSCOPE-マネードスコープ」を運営。Instagramの育児アカウントは現在フォロワー10万人。育児関連の情報はもちろん、インテリアコーディネートやライフスタイル情報も発信しています。
ある日を境に急にセルフねんねが出来た!
新生児期からねんねがあまり上手ではなかった娘。
生まれてからずっとねんねに悩まされてきました。
そんな眠るのがまだ上手くない娘がある日から急に
ベッドに置くだけでひとりで寝られるようになりました!
今のところ、成功率100%です。
私自身が一番驚いています笑
取り入れた方法とは?
セルフねんねができるように、取り入れたその方法は、いわゆる
「ねんねルーティン」と呼ばれるものです。
でも、ねんねルーティンをやればすぐにセルフねんねができるという訳でもなさそうです。
現に私も「ねんねルーティン」をフォロワーさんに教えていただき、少し前から取り入れていましたが、すぐにはセルフねんねは全然出来ませんでした。
ルーティンをしても、抱っこして寝かしつけをせずにベッドに置けば、その瞬間に確実にギャン泣き必至です…。本来、ルーティンは少しづつ習慣づけていく訳ですが
娘の場合は「ある出来事」がきっかけとなり、偶然?急に出来るようになりました。
その出来事は全員に当てはまるものではないので私の経験として最後にご説明します。
実際に行っている「ねんねルーティン」の内容とは?
私が実際に行なっているねんねルーティンを詳しくご紹介します。
基本的にねんねルーティンは入浴を起点にするのがポイントです。入浴後にこのルーティンを行うことで、赤ちゃんは「お風呂に入ったらいつもの流れの後にねんねだな」と、予想できるようになり、ねんねに一番重要な「ねんねの納得度」が高くなります。
まだ遊びたいのに急にベッドで「さぁ、寝てください!」と言われても寝れないですよね?赤ちゃんは「いつもと同じ」ことに安心するので、できるだけベッドに行くまでの流れを同じにすることがセルフねんねではとても重要だと思います。
ねんねルーティンの流れは以下になります。
- 入浴する
- 体を拭いて、スキンケア、お着替え
- スワドルを着せる
- 部屋を暗くする
- 寝室の室温湿度を最適に調整
- ホワイトノイズを流す
- ミルクを飲ませる(授乳)
- ゲップをさせる
- 寝室に入り、ベッドの手前で1-2分抱っこゆらゆら
- 優しくベッドに置く
詳しく解説します。
1.入浴する
ねんねルーティンの起点は入浴にするのが赤ちゃんもわかりやすいので、ねんねさせたい時間の大体30分前くらいに入浴させます。
入浴時間はおおよそ5-10分程度。湯船に浸かっている時間は2-3分くらいです。
アロベビーのベビーソープは泡で出てきてとても使いやすいので、新生児期からずっと愛用しています。
2.体を拭いて、スキンケア、お着替え
体を軽く拭いて、少し濡れている間に手早くボディクリームを塗ります。保湿は今後アレルギーやアトピーの発症リスクを抑える効果もあることが近年わかっているので、たっぷり塗ります。
顔もここで塗りたいのですが、娘の場合、保湿の時間が長くなると不機嫌になるので、顔は塗らずに体だけ塗っておきます。本当は乾燥が早いので顔こそ先に塗りたいのですが、顔が一番嫌がるのでミルクを飲ませている時に丁寧に塗ります。
体はアロベビーのベビーローション。伸びが良くすべて天然成分で作られているので安心です。これを使って肌があれたことはありません。顔は皮膚科で毎月もらっているヒルドイドを使用しています。
お着替えは今は冬なのでユニクロの長袖ボディスーツを着せています。この上にスワドルを着せるので長ズボンはまだ履かせません。室温が20度を切るようになったら履かせようと思いますが、エアコンで22-3度に調整しているので基本このままだと思います。
夏場はユニクロのメッシュ素材のノースリーブボディスーツを着せていました。こちらもスワドルを着せるためできるだけ通気性のいい涼しい格好を心がけていました。
3.スワドルを着せる
お着替えが終わったらスワドルを着せます。生後3ヶ月頃まではモロー反射で起きてしまうことが多かったのでスワドルミーを使用していました。
ちなみに、おしゃぶりを始めた生後4ヶ月以降はスワドルアップに変更しました。スワドルアップの場合、スワドルの上から指しゃぶりができるので、自己鎮静しやすく、自分で再入眠できるようになります。また、スワドルアップのステージ2であれば、段階的にスワドルを卒業できるのでおすすめです。
スワドルについては賛否両論ありますが、基本的には親御様のご判断でいいと思っています。「モロー反射は必要な反射だから抑え込むのは良くない」「股関節の成長を妨げる」などの意見もありますが、リスクと必要性を天秤にかけて、それぞれのご家庭で使用するか否かを判断するのが一番だと思います。
ちなみに現在生後5ヶ月半になる娘は生後1ヶ月からスワドルを使用していますが、3ヶ月検診では成長も順調、股関節の発達も問題ないと診断いただきました。
4.部屋を暗くする
スワドルを着せたら小さい間接照明1つ点ける程度の暗さにします。(夜目が効いて辛うじて見える程度)
5.寝室の室温湿度を最適に調整
寝室の環境を最適に整えておきます。夏場は温度は25℃、冬場は23度程度、湿度は50%になるように調整しておきます。
あと、寝室はできる限り明かりが漏れないように工夫すると、よりねんねがスムーズになります。我が家の場合リビングと引き戸で仕切られているので、光漏れを抑える工夫をしました。以下の記事でご紹介しています。
6.ホワイトノイズを流す
ベッドに取り付けたホワイトノイズマシンを寝室全体に響く程度の音量で流しておきます。寝室に入った後で急に流すとビックリしてウトウトしていても起きてしまうので、先に流しておくのがおすすめです。
※耳元に置くのではなく少し離して部屋全体に響かせるのがポイントです(胎内を再現?するイメージ)。
ホワイトノイズは赤ちゃんを落ち着かせる効果もありますが、我が家のようにリビングと近い位置に寝室がある場合に、ホワイトノイズによって生活音をかき消してくれる効果もあります。
ホワイトノイズを流すようになってから、リビング側で結構大きめな音を立ててもそう簡単に起きることはなくなりました。
ホワイトノイズマシンは圧倒的にコレがおすすめ!ぶら下げられるのでベビーベッドに設置しやすく、音のバリエーションも豊富です。私は「ホワイトノイズ」を流しています。新生児期はシーシー音でもいいと思います。
7.ミルクを飲ませる(授乳)
スワドルを着せた状態で哺乳瓶でミルクを飲ませるのですが、吸い疲れてもらうために敢えて穴の小さい新生児用SSサイズの乳首で飲ませます。(生後1ヶ月半の私の娘の場合は100CC)
飲み終わる手前辺りから目は半分閉じているような状態がベストです。Sサイズの乳首だとラクに早く飲めてしまうので上手くいかないことが多かったです。
娘の場合、ミルクを飲んでいる最中にヒルドイドを顔に塗ります。鼻涙管閉塞症なので目薬もこのタイミングで点眼してマッサージも行います。
8.ゲップをさせる
スワドルを着せたまま手早くゲップをさせます。スワドルをキツめに巻いてるとゲップが出ないことも多いですが、その場合は無理に出させようとすると覚醒してしまうので1分程度やって出なかったら諦めます。
ゲップが出ない状態でベッドに置いてから20分近く泣いて寝ない場合は、お腹が苦しくて泣いているケースが多かったです(娘の場合)。この場合は寝室に入りしばらく縦抱きしてゲップを出してからベッドに戻すと泣き止んですぐに寝てくれました。
9.寝室に入り、ベッドの手前で1-2分抱っこゆらゆら
すぐには置かず、少しだけベッドの手前辺りで縦抱きor横抱きしてゆらゆらします。すぐに置いても大丈夫かもしれませんが念のためやってます。
ここで完全に寝た状態でベッドに置いてしまうと、眠りが浅くなった際に寝た状況と今の状況が変わっていることに驚いて泣いて再入眠できなくなってしまうので、ウトウトしてきたら眠りに落ちる前にベッドに置いてください。
10.優しくベッドに置く
完全に眠る前にそっとベッド(我が家の場合はドッカトット)に置きます。長いと10分程度モゾモゾしていますが、最終的には泣かずに寝てくれます。
その日の機嫌や、日中の睡眠時間が足りていなかったりするとギャン泣きする場合もありますが、20分まではそのまま様子を見ます。それ以上続く場合は、介入して抱っこゆらゆらして落ち付かせた後、眠るまで添い寝トントンします。
現在生後5ヶ月ですが、夜のセルフねんねをこの方法で失敗したことは今の所一度もありません!
【理由】なぜ急にできるようになったのか
生後1ヶ月半まで、何度かベッドでのセルフねんねを試してみましたが一度も上手くいくことはありませんでした。それなのになぜ急にできるようになったのか…その理由は、
不本意に起こしてしまった「放置」。
ちょっと長くなりますが…
その日は19時くらいから娘がギャン泣きをはじめました。いつもは抱っこ紐で散歩すれば泣き止んで眠ってくれていたのですが、ミルクをあげても、抱っこしても、オムツを変えても、部屋の温湿度を調整しても全く泣き止まず。それから11時過ぎまで夫婦で対応し続けたのですが効果なく声が枯れるほどのギャン泣き。もう何も出来ることがなく、疲れ果てた私たちは取り敢えず娘をベビーベッドに置き、2人とも呆然としてギャン泣きする娘の横で自分達のベッドに横たわっていたら…気づいたら朝の6時過ぎ。部屋中に響く泣き声の中なのに、疲れ切った私たちは2人とも寝てしまったのです。ベッドに置いたのは11時半頃、すでに6時間以上経過しています。「マズイ!」と思ってベビーベッドに駆け寄ると爆睡している娘。見守りカメラを巻き戻して確認するとベッドに置いた後、1時間泣き続けた後に疲れて一人で眠りに落ちたようでした。
その日を境に急にベッドに置くと一人で眠るようになったのです。
もしかしたらこの
夜にベッドで一人で寝た
という経験が娘のセルフねんねの力を急激に引き出したのか、はたまた真っ暗な部屋でベッドに置かれたら一人で眠る、ということを学習したのか。
とにかくその日以降、ねんねルーティン後にベッドに置くと一人で朝まで寝てくれるようになりました。(最長6時間、平均4時間半)
ジーナ式などのネントレでは計画的に泣きを放置して自分で寝る力をつけるトレーニング方法もあるようです。以前少し真似してやってみたのですが泣いてる娘を放置するのが気持ち的にとても辛くてやめてしまいました。がとても効果的な方法なので気になる方は調べてみてください。
何も無かったからよかったですが、疲れ果てたとはいえ結果的に娘を完全に放置して寝てしまったことは本当に反省しています。
もし計画的に放置する場合は子供の安全を確保して、見守りカメラなどで状態を確認しながら行うようにしてください。
最後に
今回は、生後1ヶ月半の娘が夜のセルフねんねに成功するまでに起きたこと、夜のねんねルーティンについて詳しくご紹介しましたがいかがだったでしょうか。少しでも参考になれば嬉しいです。最後までお読みいただきありがとうございました。